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2005/07/02(土)
LA salsa Piano日記 初日
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初日
初日はまずアルバートの挨拶、そしてグラミー賞を受賞したグループであるSpanish Harlem OrchestraのリーダーであるOscarの挨拶から始まった。 そしてひとりひとりの自己紹介もし、いよいよパートごとに分けられた。
私はピアノクラスなので講師はなんとOscarである。 ピアノのクラス初日は7人だった。メンバーはダン、ヴァシティ、トニー、リック、ニータ、リサ、私である。そして翌日からはJoel,Otisが加わることになる。 Spanish Harlem Orchestraのことを話してくれた。Spanish Harlem Orchestraはメジャーの大きなレコード会社も入っていなくてインディーズなので「It’s kind of sweet」とはにかむような表情でオスカーは言った。 はじめに音楽の経験をひとりひとり話した。 それからバックグラウンドの違うメンバーが集まっているのでさまざまなサルサへの質問がとびかった。中には多少答えずらい質問もあってオスカーはこう説明した。 「僕は普段先生として本を書いたり研究したりしているわけではないのでそのような質問に答えられないかもしれないけれど私が長年演奏した経験を通して感じたり学んだりしたことを伝えるよ。」 そしていよいよ課題曲が配られる。曲は5曲。譜面が配られてみんなで一緒に聴いた。 最後の日にステージで選ばれた人が演奏することになっているのでみんなどれか好きな曲を選んで1曲でも2曲でも弾いてくるようにということだった。 そして5曲目、何故かオスカーの譜面が見あたらなかったので私の譜面をオスカーのところに持っていきとなりでその曲を聴いた。 5番目に聴いた曲「ウステアブソ」はメロディーとコードチェンジがきれいで鳥肌がたつくらいきれいな曲だった。途端に私はこの曲にしようと決めた。そしてこの曲はブラジルの曲をサルサにアレンジしたものだとオスカーは言った。飛行機で感じたキーワードは何故かブラジル、これで合点がいった。
そしていよいよはじめてのサルサのピアノの練習に入った。 いくつかの練習の課題があってフレーズを初見で見て弾く。今度はコードチェンジをして弾く。 そしてクラ−べの2ー3、や3ー2についての取り方の説明があった。変わるがわるにピアノを弾いていった。サルサの構成やコードチェンジやMONTUNOについてひとしきりの説明と質問がありその日のレッスンは終わった。 明日までにさらう曲はなんと五曲。そして帰ったらすぐ練習だと思いきやピアノがない。 せっかくの夜のパーティーのお誘いもあって行きたかったが、これは勉強しないとだめだと思い、Miwaちゃんと部屋で曲をそれぞれCDでさらった。 私はもう曲を「ウステアブソ」に決めていたし、Miwaちゃんにもこの曲がぴったり合うと思ったのでこの曲で二人で最後の日にステージに立とうねと誓いあった。. そして夜ごはんを食べる時間さえ惜しんで二人それぞれ曲をさらった。
続く
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