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2005/07/03(日)
LA salsa Piano日記 2日
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2日目
朝10時からレッスンがある。9時の起こしてねとMIwaちゃんに頼んでおいたので「9時だよ〜。翼ちゃん」と起こしてくれた。 「私の時計だと1時間早いんだけど。。。何か間違ってない〜?」 起きた途端に私の顔を見て彼女が笑った。 「目が真っ赤だよ〜。時計はあってるよ。さあ、早く起きて!」 急いで準備してレッスン室に着いたがまだ空いていない。 もしかして、、、1時間早かった。何故か部屋の時計が1時間進んでいたのだ。 部屋を開けてもらってミワちゃんと一緒に何曲か合わせてみた。いい感じになりそうだった。 そして10時近くになるとクラスメイト達が現れてレッスンが始まった。 昼からはアンサンブルの授業なので変わりがわりに弾いていった。 Vashtiから弾いていった。「素晴らしい!僕が初めて弾いた時もこんなには弾けなかったよ」とオスカーは言った。 私の順番が来た。弾く前に私の譜面を見て「何だこれは〜?」とびっくりするオスカー。 しっかりCDからピアノのパートを全部コピーしていったのだ。 昨日から今までかかってずっと耳コピーっしてたんだよという冗談を私のかわりにオスカーが返した。 私はラテンの経験がないのでとりあえず、自由にMontunoが弾けるようになるまでコピーしようと思った。というとオスカーはこの勉強方法は確実にうまくなる一つの方法だといった。日本人の中に時々そういうことをやってのける人達が中にいる。 オルケスタデラルスのホーンセクションの譜面を見てそれが全て音を耳でコピーしてあったのをみてびっくりしたことがあったとオスカーは言った。これは確実にうまくなる方法の一つだからみんなも試してみてほしいとオスカーは言った。 五曲コピーしたので今まで聴いていたのと合わせて一日で雰囲気はつかめていた。 そしていよいよ昼からはBand Sessionだ。
その前に一時間のランチタイムになった もしかしてTsubasaは絶対音感があるでしょう!とNitaが言った。 「そうよ。何でわかるの?」ときく私に「弾く音がクリアだからわかるの」と彼女が言う。 Nitaは作曲家で有名な人のもとでLAで作曲活動をしている。 クラスメイトが私をチェックしにかかる。「この音は何?、これは?これは?」とおもしろがって私にいろんな音をあてさせた。。 ピアノコースの仲間達はオスカーのリーダーシップのお陰ですでに仲良くなった。 ランチもホテルのレストランでクラスのみんなで食べた。オスカーも一緒だった。 私は普段はほとんどベジタリアンなので少し火であぶったマグロがのっている野菜サラダをたのんだ。偶然レストランで会った渡部ジョージさんに会った。 渡部さんはとても忙しそうなのに私やMiwaちゃんのことを気にしてくれていて嬉しかった。 このセミナーではそれぞれバックグランドや人種は違うけど共通の目的を持って頑張っている仲間で過ごす時間は人生で初めて過ごすちょっとした留学のような貴重な時間でもあった。 そして昼食が終わり、いよいよバンドセッションの時間になった。 一同が大きな部屋に集まって一曲ずつ弾いていく。 ピアノは二台あった。なるべく多くのセッションに参加できるようにとのオスカーの配慮だ。 Spanish Harlem Orchestraのメンバーも加わりすごくグルーブのある演奏になった。 そしてちょっとした休憩になってもすぐにセッションがはじまった。 もりあがったのなんのって、それはもう素晴らしかった。 セミナーが終わった後も練習があるのでまた私とミワちゃんは軽い夕食を共にした。 本番は絶対一緒だから大丈夫とお互いを励ましあいながら。 そして夜、また明日のための曲をさらった。 続く
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