Tsubasaの部屋
音楽と代官山と。。。社長であり、作曲家である山根翼の代官山生活日記
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2006年6月
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2006/06/26(月) Ayaka's LA Report Vol.2
こんにちは。Tsubasaです。
Meriちゃんに引き続き Wingsの生徒さんでもありProductionインターフレンドに所属のR&BシンガーAyakaちゃんのLAレポート2です。

5月23日(セミナー2日目)
・・・やばい・・風邪ひいちゃった。熱で意識がもうろうとする中、首にタオルを巻
いて喉をガード・・
こんな素晴らしい場所にきてるんだから自分に負けるわけにはいかないと
ほっぺをつねって練習していた。でも私はこの時、舞台の事とか誰かが選ばれること
とか正直どうでもよかった。「サルサをもっと知りたい!」「この歌をもっと素敵に
歌えるようになりたい!!」そんなサルサに夢中の気持ちで
いっぱいだった。やっぱり恐るべしサルサパワー。

夕方になり、2日目セミナー開始。
今日はWillyさんともう一人、優しい瞳をした、生き生ききらきらした男性が立って
いた。
彼は席に着いた芽里ちゃんと私を見るなり「こんにちは、私はレイです。」と笑顔で
挨拶をしてくれた。
私は「あら、律儀な講師の方だなぁ。」と思い、握手をしながら
「はじめまして、私はAyakaです。よろしく。」と普通に挨拶を済ませた。
そして芽里ちゃんの顔を見ると…目がキラキラウルウル!!「あなたに会えて本当に嬉
しいです!!」
と感動のまなざしで言っていた。
そう!!!!彼は偉大なSinger、Ray De La Pazさん(The Spanish Harlem 
OrchestraのVocal)だったのです!!!!私はまるで教科書の「やぁ、マイク」みたいな
挨拶をしてしまった事をひどく後悔していた。
今回の課題曲は5曲中3曲は男性がメインで選ばれると言うことで、正直残念な気持
ちで
いっぱいだった。でもコーラスは女性だってできる!!「どのパートだってCome
On」と思っていた。
いやぁ・・・世の中そんな甘いもんじゃないんですね・・・実際。
サルサの曲にはソネイロというものがあって、曲の途中、音楽に乗せて台詞のような
もの
を歌うんですよ。そう、スペイン語で。しかもアドリブで。もちろん私もそれをクリ
アしなくちゃいけないわけで。
Malcoという親切なクラスメイトと一緒に考えたソネイロをその日に歌いました。
正直、スペイン語で歌うなんてもう怖くって自信なくてきっとみんなには何かの呪文
に聞こえていたことでしょう。
全パートが集まって行われた合同練習でも、スペイン語だかなんだかわからないよう
な中途半端な言葉で歌っていたのを覚えている。正直、言葉の壁にぶち当たり、思い
切り自分の歌を歌えなかった事に後悔が残った。
「今夜も寝られないな・・」そう思った。

そんな事より!!!合同練習でピアノをひく翼先生の姿!!!「かっこいい!!!」先生のピ
アノソロが始まると
いろんな人がビデオカメラを持って先生の元に・・・SHOのリーダーOscarさんも首を
振って感動していた。
なんと翼先生は1年に一度、コングレスの時期にしかサルサは弾きません・・・。
その代わり、セミナー期間中は寝る間もない位に練習に励んでいました。素晴らしす
ぎる。
「みんな〜もっととってーー」と思いながら、レッスン中の先生とは違う、ピアニス
トの一面を見て感動したのでありました。
更にいい出来事が・・・その日廊下ですれ違ったRayさんが私を呼び止めて言ってく
れた。「君はとっても素敵な声を持っている、芯が強くて、でもどこか優しくて。素
晴ら
しい。」
お世辞や、大げさに言ってくれたのだとしても、本当に嬉しかった。


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