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2009/03/27(金)
最後のシリウス
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本年度最後のシリウスでした。 同時に、2005年度からレギュラーでピアノ担当してくれた袴塚さんとの 最後の金曜日でした。
ホテルという現場でのモチベーション維持の難しさ・・・
不特定多数のお客さん達の前での演奏というのは 意外と自分達の価値を見出すのに苦労するんです。 特に金曜日は 多くの来客があって、騒然としている時は まさに居酒屋”状態・・
精神的にタフネスさが要求されるんですよね。
以前は選曲するのに2週間かかっていたっけ・・ お客さんの入り方、天気(気圧)リズムの種類・キー設定は勿論の事、その曲を メンバーがどんな感じで演奏してくれるか・・ アドリブの内容までシュミレーションする必要があったもんで・・
1ステージ45分を 大きく1曲として考え、その中に6曲を選択して組み込む訳で・・一種の組曲みたいなもんですね。 だから、アドリブの順番も非常に重要で、しかも時計を見ながら 1コーラスの時間を計りながら、調整する必要が!!
そんなこんなで、昔は その日のお客さんの入り具合、どれくらい熱心に音楽を聴いてくれているのか具合を含めて 毎回ノートに記載し、演奏演目と合わせてチェックしてたっけ・・。 しかも、アレンジ具合に関しても 色々角度を変えて試行錯誤を繰り返してました。
例えば、演奏直後・帰宅してから寝る前直前・・ 一晩寝て 起きた直後・・ 次の日の昼間・・ 少し時間を置いて 数日後・・ 自分で考えて書いた譜面だけに 色んなシチュエーションの条件下で聞く事が大事なわけで、例えば食前と食後では聞いた感じのイメージも違うもんなんです。 演奏するテンポによっても 全然違って聞こえるし、音楽って”生モノ”なんですよね。 だから 客観的に判断する為にも 様々な条件で 角度を変えて聞いてみないと・・
だから その”生モノ”を自在に操って 商品としてパッケージしようとする作業は ある意味、(自分で言っといて何ですが) 間違っているんですけどね・・・(-_-;)
限られた時間・限られた音量・・そして特殊な雰囲気・・・
音”という商品を、より意味あるものにするために
メンバーはメンバーで大変なんでしょうね(-。-)y-゜゜゜ 毎週・毎週、違うゲストを迎えて 目先を変えているのですが・・ ノイローゼにならないのが不思議な位です(一部 自分も含めてなっている人もいましたが・・)
なにはともあれ 来月から新しい年度 シリウスも5年目を迎えようとしています。 これまで 苦労を共にしてきてくれた袴塚さん お疲れ様でした。
そして 来年度は新たに 何か一石を投じる気持で精進していきたいと思っています。
何か、総括・・・みたいになってしまった (;一_一)
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