野川紀行
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2013/10/29(火) さて・・・
クラリネットの プラ・リードを買って以来
約10日間・・・

練習比率は 実に 99:1

若干、既に 壁に当たっている感はありますが、
やはりそこは、頭に近い所で音が鳴る楽器ゆえに、楽しくて仕方有りません (^^♪


上手くいけば 今週末に 初お目見え出来るかも?!

ちょっと 尚早過ぎる感はありますが・・・ (^^ゞ

2013/10/23(水) 初手術?!
二進法により、ひとまずの総括を終え・・
そこで 無理?! した”つけ”の代償である 身体のケアを行いました〜 (^_^)/


楽器を弾くうえで 大変重要な部位でもある 左腕に関する整体でした。。

これまでも 近くはやってもらったことが有るのですが、
何せ 長年掛けて出来上がった ”形” というのは、通常者の
普通とは違う訳で・・
即ち、演奏をするうえで 理想的な ”形”をいうのを 創り上げてきている訳で、

それを 普通に治すと 反って 演奏に悪影響を及ぼすんです・・ (ー_ー)!!


今回は、明らかに 見た目の形も違っていて、
何よりも 違和感を感じていましたので、
信頼有る方に やってもらいました。。

さすがに 一回では 結論は出ませんが、
何か いい感じなような気がします (^^ゞ

2013/10/21(月) 新大久保散策〜
朝から 謎の歯痛の原因を突き止めるべく
お世話になっている先生の紹介で、最新設備の整った 大病院へ行って来ました。。

さすが・・ 先生の紹介とあって、とても良くしてくれました(^o^)/

ただ、大病院ってのは 手続きにやたらと時間がかかり、
まず、診察券を作るだけに 一時間・・
カルテを作るのに更に・・ 

そして 会計作業にも。。

でも、よく出来ていますね〜 システムが。

ちゃんと 地下まで行って レントゲンを撮って また移動・・ってな感じで。


結果、かなり はっきりとした原因が解り、
そこで また 掛かり付けの歯医者さんへ 紹介状&レントゲン写真を同封してくれ、
何だかんだ、2時間くらいで終わりました (^o^)/


そして、午後からは
いよいよ クラリネットのリード選びに〜

普段なら 素通りするフロアで たっぷりと \(^o^)/


こんな時、身近に 本物のプロの人達が居てくれて 
ホントに助かりました (^^ゞ

その方々の お名前をお借りして・・
音出しブースで 2時間以上 試し吹きさせて頂きました <(`^´)>

あらゆるリード (個体差が有るので そこに有ったやつは全て試させてくれました)
そして、持って行ったマウスピースも 二つあったので ×2 
という事で、ホント たっぷりでした・・ (^^ゞ

ここの場でも 紹介のお蔭で ホント 良くしてくれました(^^♪


そして 普通のリードまでゲットして 帰る事になりました・・

さぁ〜 練習しなくては !!!  (ー_ー)!!

2013/10/20(日) リバーマンのオンエアを受けて・・その1
あの時の・・ 
サントリー・ホールで演奏している時に有ったはずの ”今”

そして、しばらく経って・・
今朝のオンエアを聞いた時の ”今”

そして、、
その二つの今を繋いでいる”今”が有る訳で・・


そんな二つの今を これを書いている”今”を以て
一つの”今”にする為に・・

そんな 今を生きている自分を構成する今の中身を
少しだけ 時系列という ”杭(くい)”を打つことによって、
バラしてみます・・
普通にしていると、、

「あ〜 良かったな〜、」 ・・・ みたいな・・(-_-;)

    ただ 漠然と過ぎて行くのですが


今回の経験というのは、しっかりと 文字という媒体物に変換する事によって、
更に自分の中での ”詩”となり、今後に活かされる!!
と思いますので・・ (^^ゞ



   ::::: ::::: :::::


”無機物を” → ”有機物へ”

これこそが今回の演奏に於ける 僕の キーワードでした!!

何せ、リズムは有るのに、そこに色彩が無い・・ (>_<)

その 色彩の無いベースライン(全て譜面に書かれて指定されている)を 如何に自分の中から ”能動的に”発して
歌う事が出来るのか?!

これが 最大のポイントだった訳なんです・・ <(`^´)>

似て異なる物への挑戦でもあったんです。


約、半年間 掛かりました (-_-;)
その間には 瀕死の、謎の病気にも掛かりました・・(-_-;)

そして、
実際の フルオケとの合同リハーサルでの音出し・・

半年間 自分の中で作り上げてきた”歌”は、
そこで、100人位の演奏者達の中に於ける”歌”へと変貌を遂げ、

・・・ その結果、

一人で歌を作り上げる為に、最も有効な手段であった、
ベルリンフィル等の音源を大音量で鳴らして、一緒に弾く練習〜
というのがあったのですが、

3日間の合同リハーサルを終え、
本番前日、自宅で 最終確認として
この半年間 一番有効で有ったはずの 音源に合わせて一緒に弾く練習〜をした所、
全く”別物” になっていたんです・・。

勿論、途中で ストップ!! でした (>_<)

これには 自分自身が一番驚きましたね (*_*)


一番の要因は、
自分がベースという立場に居ることに起因します。

つまり、
その難解なベースラインを弾くという作業は、その部分部分のパーツで成り立つものなので、
それ自体は、反復練習によって克服されるものなんですが、

そのベースラインを以て、一つの曲という”歌”にする為の作業こそが 最大の仕事なんです!!

   無機物を有機物に・・

その為には、
自分が弾いている箇所より むしろ フルオケだけの演奏箇所、
今回は 特に 冒頭部分!!
からの流れを感じ取ることが 最も重要な事だったんです。。

その冒頭部分からの流れを受けての 我々の出番であり、
それが 又 その後に引き継がれるのであり・・

この連続こそが 今回の曲を 有機物せしめる為の仕組みだった訳なんです (^_^)/

2013/10/19(土) リバーマン・・ その2
一曲を、有機物として歌にする作業・・

ホントに色々な事がありました!!

以下に書く事柄は、決して批判的な物では無く、
・・ いやむしろ、肯定的な物として列挙する物でありますので、御了解下さい (^^ゞ


    *****  *****  *****

東京都交響楽団 と言えば、言わずと知れた 日本三大オーケストラの一つです。

曲の冒頭部分、、
オーボエ・・ という楽器は、大変 繊細かつ難しい楽器であり、オーケストラのチューニングの中心となる代物です!!

しかも、一流楽団のオーボエ奏者がですよ・・


間近で、我々は

間違いが無い様に 丁寧に楽器の手入れをしている様を見ていた訳で、
それでも間違いが起こるのが 人間である証拠な訳で、

事は起こったのでした。。

大事なメロディー部分での ツバが入ってしまい、ノイズになってしまったんです・・ (>_<) 約2か所・・


でも このことが反って緊張感を生み、バンドを一つにする要因となった事は事実です!!

あの一流の奏者ですら・・・

同じ管楽器奏者の角田バンドの面々も、感じた事でしょう。


その流れを受けての出番ですから〜 !!

そりゃ〜 普通じゃないですよね・・ (^^♪ 頭から・・


他に、
ベースラインに関して・・
リハーサル時に 今回の指揮者の杉山さん(同い年)から
ご指摘を受けまして・・
ある個所の、
Aの音を バリトンサックスとぶつかるから 半音下げて A♭にしてくれと言われまして、、

勿論、指揮者の言は絶対なのですが、
僕にはどうしてもその音は A なのであり、

そこで、自分では Aの音を出しているのですが、実際に指揮者の所に聞こえる音は A♭ であるように弾いたんです!!

直後に 彼からの微笑みを以て 了承を得たものだと思います(^o^)/
いわゆる ”落としどころ” の構築でした。。


中間のバラードの部分でのことです・・

まさか?!
サントリーホールなら・・ と思いきや

暑さのためで 汗で 左指が滑ったんです ((+_+))

しかも たった 一音だけ・・

すると、それに反応するかの如く、
盟友 ”太郎”さんのドラムにも飛び火したのか?!
呼び込みのフレーズが 数小節早くなってしまうという・・時差ボケを起こさせてしまい、
これは 大事故にはならなかったのですが・・(^^ゞ

まぁ、彼の中で無意識だったのか、単なる偶然だったのか?!・・

でも 事実は事実として はっきりと ”有る” 訳で、

それでも 自分としては、
”そういう所”で結び付いていた、彼との関係性に対して、
とても嬉しかったですね〜 (*^_^*)


チャリーナを使用しての演奏でしたが、
自分のベースラインの上に 数十人の 同じ弦楽器奏者の音が存在するって・・
極上の経験でしたよ〜 \(^o^)/

しかも、自分の中では その事に 全くの違和感を覚えなかったことも、同時に 不思議な感じがしました。

それは、普段から 自分のラインの上には数十人の音が重なっていることを妄想しているからであり、
今回の 都響の方々は、その妄想通りの存在であった・・ が為に起こった事象だと思います!!

通常・・
クラッシックの方々は、”リズム” という観念に於いては 希薄気味なんですが、
都響の方々は、しっかり ”興味”を以て(持って)
合奏に当たってくれた事が とても嬉しかったですね (^^♪

本当に 有り難い 方々でした。。
何より、楽しかった!!!
楽器を通して 随分 色々な会話をしました♪♪♪


以上、列挙してみました (^^♪


   :::::   :::::   :::::


僕にとって今回の演奏は、

無色の物に色を付ける作業・・
前後の相関性の全く無い音列に 景色を付ける作業・・
そして、一曲を通して 一つの”詩” にする作業だったんです。


言うなれば、

”二進法”を以て 一つの景色有る”詩”を創り上げる・・

ご存知 
”0か1” 即ち ”有るか無い”か

電気が有るか無いか・・という コンピュータを構成する原理でもあるんですが、

つまり、
その 有るか無いか・・

という連続を コンピューターの様に デジタリックに処理するのではなく、
実際の景色・色・ストーリー・経験・・・ 等の ”詩”に出来る事こそが、
最大の喜び!! なんですよね \(^o^)/


最後に・・

これを書いてて 今・・気付いたのですが、

最近の僕が、複雑系になっている事は、
今回のリバーマンの演奏に関わり始めてからの時期に合致する所が多く、

これもまた、偶然の必然たる所以なんですね・・・

ホント・・ 今 気付いた・・ (^^ゞ


人間 恐るべし!!! \(◎o◎)/!

2013/10/15(火) 究極の”ブドウ”
超大型台風が近づいている中・・


皆さん ”スチューベン” ってブドウの品種 
ご存知ですか?!

日頃より 妄想族たる我が身としては、
想像が現実を超える種の少なさを嘆かざるを得ない現実を
受け入れざるを得ない状況下を以て ”普通”と見なさざるを得ない只今で・・・


ついに出ました!!!

スチューベン です。。

勿論?! 青森が種原産地なんですが、、
国内最古のブドウ一大産地たる 勝沼の・・・それは・・・


僅か直径一p一粒の中に ブルーベリー&イチジク&ザクロ&糖度23以上の・・・
あ、、、 通常は 16を超えれば 甘い と感じるみたいです (^^ゞ


まぁ 一言で言うなれば 勝沼のブドウを 見過ごして来ました・・
人生の 損失でした!!

他の品種も含めて、
皆さん どれ位の品種を味わいになったことがありますか!?

最低でも 40種は有るみたいで 勿論 時期の関係で・・
それでも 最盛期には 15種類程度の物は有るんだと・・・・ (-_-;)


一体・・・ これまで 私たちは 何を以て ブドウだと認知してきたんでしょうね・・ (-_-)


それ程までに ショックでした (>_<)

遠くは トルコ カッパドキア・・パムッカレ・・イスタンブールまで行っても 妄想を超えられなかったのに・・


あと、
岡山が主原産の 瀬戸内
通称”桃太郎〜”

これも素晴らしい〜 (^o^)/


でも 全ての ”目からうろこ” 足らしめたのは
”甲州”です!!!!!

勝沼 白ワインの 原料になるものらしいのですが
その食べ方は 当に カルチャーショック!!!! (@_@;)


何と!?

種ごと 丸飲みするんです・・ (^^ゞ


これには 慣れるまでに 暫く掛かりました・・

でも 現地の方々に 別個に求めた所 
共通して その様な食べ方が 答えとして帰ってきましたから・・



とにかく ブドウは 奥が深い!! 深すぎる!! スチューベンは もはやブドウの域を超えている!!!

そんな感覚です (^^ゞ


写真は 左下 ”桃太郎” 右下:五種のブドウ イン 我が家

2013/10/12(土) 来年1月〜
四半世紀の卒業記念同窓会の出席を兼ねて・・

四国に上陸します!!

1月2日〜15日も・・・ (-_-;)


既に決まっているスケジュールからお知らせ致します (^^♪

1月4日(土)高松市:BAR&MUSIC LUSH LIFE http://www.nicetown.co.jp/shop/index.php?s=2058
これは、現地の方々とのセッション予定です。。

1月5日(日)丸亀市:Muhttp://www.mu64.net/access/
ここでは、 昼間のライブを予定しています。

更なる詳細は 日程が近づいたら・・になります (^^ゞ


ちなみに その後は 1月12日(日)松山:おいでやジャズに参加する為、愛媛県へ移動です〜

そちら方面に関しましては また後日

2013/10/11(金) 僕の大好きな〜
実は・・・

ここ最近 クラリネットを吹いているんです (*^_^*)


小生・・ 元来の 第一希望楽器です!!


・・ と言っても 最近やってたのは 
好きな曲を 好きな様に〜 って 感じで・・

つまり 宴会芸の様な感覚のものだったんです。。



まぁ でも この進め方は、、
この道に 20年以上居る 自分なりの 正当な”順番”であって、
間違ってはいないものと確信しています (^^♪


でも、
本日 遂に そのベールを脱ぐに至ったんです!!


”スケール”練習を始めたんです!! \(^o^)/

勿論 12音階で・・
メジャーセブンの ナインス で・・


いやぁ〜

難しい音階は 歳を取ったせいか、難解ですね・・
解ってても 指が そこに行かない・・ ((+_+))



           ****


この段階 (シロート) だから言える事ですが・・・


どんなに難解なスケールであっても
コントラバスのそれに比べれば、楽勝ですね〜 (^.^)/~~~

だって・・・
コントラバスでは 1メートルという 実際の距離を移動するものが、クラリネットのそれだと 僅か 1センチで出来るんですから・・ (-_-;)

とにかく、 今日もクラリネットの練習量の方が ベースのそれを凌駕している訳で・・

・・・ という事で 単に 面白いんですよね〜 (^^ゞ


そして、
管楽器の見ている ”視野”の狭さに 心地良さを感じてるんです・・ (-_-)/~~~


何せ リズム楽器というくくりにすると 
我々は 全体を総括する立場にありますから・・

管楽器のそれは あくまでも 自分の吹いている場面だけ・・
それは 逆に言えば そこに”凝縮”しなければならない・・ って事にもなりますが

でも 自分の吹いている所以外には 口出しできない訳で・・


その点、リズム隊の面々は 脈々と続けざるを得ない訳で・・

選ぶかどうかを別にしても その作業は 曲が終わるまで 続けなければならない訳で・・


まぁ そこまで考えて演奏している人がどれだけいるかって言われれば 甚だ疑問ではありますが・・ (@_@;)


とにかく ”今” の自分にとっての 上物としての クラリネットは 至極 心地良いもんなんです〜 \(^o^)/


同時に 外から見る リズム隊・・
リズム隊から見る 上物・・ 

その二つが 見事に アングルチェンジを以てして 見える訳で

面白くない訳がありませんよね (^^ゞ


それにしても・・・
管楽器には ”打点”が無いんですね・・

逆に リズム隊には ”スラー”としての センテンスが無いんですね・・ (ー_ー)!!



すっかり忘れてましたが・・

このクラリネット

マウスピースは 鈴木氏から拝領したものであり
本体は クランポン !!


シロートの僕でも 音が 直ぐ出ました!!

やっぱり 楽器の質って大事なんですね (^^ゞ


  ・・・ あ

言っときますが これは、現時点での シロート意見ですから ・・ (-_-) 今しか言えない・・

2013/10/10(木) 妄想族 (@_@;)
さて、
”関ヶ原”の最終編ですが・・

実は 司馬氏の原作によるこの作品、、
うかつにも まだ原作を読んでないんですよ (^^ゞ


最後のワードは ”バクチ”

関ヶ原のそれを 家康はバクチと呼び、
男は(僕は動物の雄はと捉えますが)バクチを打つもんだ・・と。
バクチには相手が必要だし、バクチを打つからには 最善の策を施す・・

そして、戦というバクチを打つからには 勝つために打つ!
その為に 策を弄するんだと・・

ちょっと待てよ・・

音楽の本番と同じではないか!?


僕の、ここ一番のライブに於ける心境と同じなんです・・(^^ゞ

そのバクチに勝つ為に(ベストの演奏が出来るようにする為)
様々な策を講じて、、
そして そうする事によって ”サイを振る”作業が出来るのであって、

絶対という事は絶対に無い!!

というパラドックスの中、その確率を上げる為にも・・


そして、後は、天命を待つ!!


   *****  *****


鶏が先か卵が先か・・

32年前に見たこの時代劇 原作者司馬遼太郎氏の・・

無意識に僕の中に入って来て居て、
現在の自分の”論法”の根拠となっている・・

32年の年月を掛けて 自分の中の血となっているのである!!

いやはや 驚きであるとしか言いようがありませんね・・\(^o^)/


ホントに身近な所に 芸術ってのは ”存在”するんですね(*^_^*)


蛇足ですが、、
このドラマ

石田三成サイドから描いた 初めてのものであるらしく、
既にそれ自体もそうなんですが、、

最後の家康の言葉・・

「徳川家にも かの 三成の様な人材が是非欲しいものだ・・」

ここに 司馬氏の中での パラドックスが 多分に含まれている様に思われる (^^ゞ

どうも・・
これは 相性とも言えますが、
司馬氏の作品とは 自分にとって、
その物語の背景・人物 を通して、作者本人と 直接 会話をしている様な気がするんです・・

そして それは 32年前から やってたんですね・・
無意識のうちに・・・

恐るべし!! です。。



そして 本題に戻りますが、
原作を読まずに 32年かけて出来上がった ”物”

同時の最強のメンバー達 (三國・加藤・丹波・三船・森繁氏・・・)
現場のスタッフ達も含めた、
彼らの広げに広げた・・ 最小公倍数の結晶たるこの”作品”
僕の考え得る中では 最大の物です。 (後、緒方拳氏が入れば 尚・最強だったんですが・・ これは個人の好みです(^^ゞ )

我々が 楽譜を演奏する時に ただの 白黒の五線譜上に書かれた音符を 個人の主観によって どれだけ色を付けた演奏が出来上がるのかってのと同じ事です!!

彼らは、本に書かれた 白黒の文字を 形にしているのであって・・

そうやって、
大きく広がった最小公倍数が 一本のテープの中に
最大公約数として実在している訳で・・


さて、、
この状況で 果たして 原作を読んだら・・・ 
と思うと、 (>_<)


原作を読んだ後でも、
想像を超えるドラマだったと思えれば・・

これは 僕にとっては ”乾杯〜ぃ” って事です。
僕が認めた役者さん達よ あっぱれ〜 という意味で・・。

パラドックスとしては、
自分の中の ”妄想”レベルが まだまだなんだな・・
という敗北感はあるんですが、
それでも それは 何かまた 清々しいような気分です〜

・・ あ 、、 このことすら まだ 妄想の話しですが・・(^^ゞ


逆に、自分の妄想が勝ってしまって、ドラマが ちんけに見えてしまったら、
僕の”認めた”という能動的事実が 見誤ってた事になり、
これまた 残念な事に・・・ (+_+)


最も複雑なるものは、
場面場面のフォルダーとセンテンスに区切ってしまって、
そこに対して 意味付けをしてしまう・・ というもので、

それをすれば・・
というより それをしてしまったら、既にそこには 意図・意識が有ってしまうもので、
つまらないものとなってしまう事でしょう〜 (-_-;)


・・・ という自分が この原作を読む難しさよ〜 (^^ゞ

   おしまい

2013/10/09(水) 関ヶ原
1981年の放送・・
加藤剛・三船敏郎・森重久弥・三國連太郎・・等
そうそうたる陣容〜

最も心に残っている時代劇である!!

当時 小学生だったんですが、
これを見た後、今思えば・・ 大変化があったんだと思います(^^ゞ

それもそのはず・・
原作は 司馬遼太郎氏だったんです!! 今、気付きました!! (>_<)  30年以上経った・・


日本の歴史上、
最も その最小公倍数が沢山在って、大きい時代・・ それが 戦国時代だったと思うんです・・
何せ 日本国中 群雄割拠状態で、隙有らば やられてしまう時代だったんですから・・
必要は発明の母・・ とでも申しましょうか、
常に先を考えないと 生きて行けない時代だったんです!!

自然と、最小公倍数も大きくなる論理です。。

現代の人達の関心が その時代に有るのは その最大公約数に含まれる 最小公倍数の大きさにあるんじゃないでしょうか?!
現実に 大河ドラマも その時代を題材にしたものが多いですし・・
一生懸命だった時代のそれは 興味をそそるんでしょうね (^^ゞ




石田三成が前田利家を説得する時に使った一文に・・
「曾子曰く、以て六尺の弧を託す可し」というのがあったんですが、
本編では「もって りくせきのこを たくすべき」と言ってましたが、、

今日の自己論文にも書いたのですが、
相手を説得する時にしばしば引用される この種の”格言”とは・・

相手に興味を持たせる意味に於いて 大変有効手段であると思うんですよね (*^_^*)
こちらの文脈の中に その”ワード”を適度にちりばめる事によって、、
そして 聞き手にとって その”ワード”の意味が解る事によって ミステリアスな文脈が解けて 
パァーッと 目の前の景色が開ける感じになる・・ という意味に於いても〜

ポイントは 相手に 興味を持たせる ”いい加減”で そのワードをちりばめさせる事が出来るか?! ですね。

余りにも難易度が高いと、
難し過ぎて・・ 聞く気にもならないことになるし、
簡単に解けちゃうと、
それ以上の 相手からの興味を引き出す事が出来ない・・

つまり 相手を ”能動態”にすることが出来ない!!


興味を持ってくれさえすれば その”ワード”とは・・
過去に於ける 最小公倍数→最大公約数→ワード な訳で、
その中身の分子構造を説明する事によって紐解かれ
その ”ワード”自体が 更に 磁力を帯びるんじゃないですかね <(`^´)>


あ・・・
本編から大分それましたが・・

つまり ドラマの一部分を切り取っても この様な自問自答が為されている訳で・・
現代では 一時停止作業も出来ちゃうんで 余計にです・・
(30年前は 漠然と 素通りでしたから)
ちなみに、今も 停めて これを書いてる次第です (^^ゞ


もう一つ、
この 関ヶ原の前夜(と言っても 一日前ではありません)
ロンドンでは シェークスピアの”真夏の世の夢”が初上演されたというナレーションが 妙に頭の中に残っているんです。。


戦国末期の甲冑を身に着けた猛者どもが駆け抜ける図と・・
かたや 戯曲:真夏の世の夢 ですよ 。。

時代と 場所を超え 

文化の違いを 痛切に思い遣ったもんです・・ (-_-;)

10月絵日記の続き


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