|
2013/10/19(土)
リバーマン・・ その2
|
|
|
一曲を、有機物として歌にする作業・・
ホントに色々な事がありました!!
以下に書く事柄は、決して批判的な物では無く、 ・・ いやむしろ、肯定的な物として列挙する物でありますので、御了解下さい (^^ゞ
***** ***** *****
東京都交響楽団 と言えば、言わずと知れた 日本三大オーケストラの一つです。
曲の冒頭部分、、 オーボエ・・ という楽器は、大変 繊細かつ難しい楽器であり、オーケストラのチューニングの中心となる代物です!!
しかも、一流楽団のオーボエ奏者がですよ・・
間近で、我々は
間違いが無い様に 丁寧に楽器の手入れをしている様を見ていた訳で、 それでも間違いが起こるのが 人間である証拠な訳で、
事は起こったのでした。。
大事なメロディー部分での ツバが入ってしまい、ノイズになってしまったんです・・ (>_<) 約2か所・・
でも このことが反って緊張感を生み、バンドを一つにする要因となった事は事実です!!
あの一流の奏者ですら・・・
同じ管楽器奏者の角田バンドの面々も、感じた事でしょう。
その流れを受けての出番ですから〜 !!
そりゃ〜 普通じゃないですよね・・ (^^♪ 頭から・・
他に、 ベースラインに関して・・ リハーサル時に 今回の指揮者の杉山さん(同い年)から ご指摘を受けまして・・ ある個所の、 Aの音を バリトンサックスとぶつかるから 半音下げて A♭にしてくれと言われまして、、
勿論、指揮者の言は絶対なのですが、 僕にはどうしてもその音は A なのであり、
そこで、自分では Aの音を出しているのですが、実際に指揮者の所に聞こえる音は A♭ であるように弾いたんです!!
直後に 彼からの微笑みを以て 了承を得たものだと思います(^o^)/ いわゆる ”落としどころ” の構築でした。。
中間のバラードの部分でのことです・・
まさか?! サントリーホールなら・・ と思いきや
暑さのためで 汗で 左指が滑ったんです ((+_+))
しかも たった 一音だけ・・
すると、それに反応するかの如く、 盟友 ”太郎”さんのドラムにも飛び火したのか?! 呼び込みのフレーズが 数小節早くなってしまうという・・時差ボケを起こさせてしまい、 これは 大事故にはならなかったのですが・・(^^ゞ
まぁ、彼の中で無意識だったのか、単なる偶然だったのか?!・・
でも 事実は事実として はっきりと ”有る” 訳で、
それでも 自分としては、 ”そういう所”で結び付いていた、彼との関係性に対して、 とても嬉しかったですね〜 (*^_^*)
チャリーナを使用しての演奏でしたが、 自分のベースラインの上に 数十人の 同じ弦楽器奏者の音が存在するって・・ 極上の経験でしたよ〜 \(^o^)/
しかも、自分の中では その事に 全くの違和感を覚えなかったことも、同時に 不思議な感じがしました。
それは、普段から 自分のラインの上には数十人の音が重なっていることを妄想しているからであり、 今回の 都響の方々は、その妄想通りの存在であった・・ が為に起こった事象だと思います!!
通常・・ クラッシックの方々は、”リズム” という観念に於いては 希薄気味なんですが、 都響の方々は、しっかり ”興味”を以て(持って) 合奏に当たってくれた事が とても嬉しかったですね (^^♪
本当に 有り難い 方々でした。。 何より、楽しかった!!! 楽器を通して 随分 色々な会話をしました♪♪♪
以上、列挙してみました (^^♪
::::: ::::: :::::
僕にとって今回の演奏は、
無色の物に色を付ける作業・・ 前後の相関性の全く無い音列に 景色を付ける作業・・ そして、一曲を通して 一つの”詩” にする作業だったんです。
言うなれば、
”二進法”を以て 一つの景色有る”詩”を創り上げる・・
ご存知 ”0か1” 即ち ”有るか無い”か
電気が有るか無いか・・という コンピュータを構成する原理でもあるんですが、
つまり、 その 有るか無いか・・
という連続を コンピューターの様に デジタリックに処理するのではなく、 実際の景色・色・ストーリー・経験・・・ 等の ”詩”に出来る事こそが、 最大の喜び!! なんですよね \(^o^)/
最後に・・
これを書いてて 今・・気付いたのですが、
最近の僕が、複雑系になっている事は、 今回のリバーマンの演奏に関わり始めてからの時期に合致する所が多く、
これもまた、偶然の必然たる所以なんですね・・・
ホント・・ 今 気付いた・・ (^^ゞ
人間 恐るべし!!! \(◎o◎)/!
|
|
|