野川紀行
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2014/09/23(火) 家の保険
来週で 丸10年目を迎えるに当たって、

当初より問題になっていた ”雨漏り” について,
今後の協議をするために,担当者&業者のお二方で来家して頂きました (^-^;


これまでの経緯&現状を見て話し合い、大体の展望を描くに至った訳なんですが・・



まず・・

先方から積極的に連絡を貰い、関与してきた・・ 時点で、
その担当者の方は、信用に足る人物であると判断し、

今回同行して来てくれた その道のスペシャリスト(現在はリフォーム業を手掛けている方)の人格を見るに至りて、
その 日本人的美的道徳美観に 更なる信頼を得る事が出来ました!!

やはり、、 日本人ってのはこうでないと !(^^)!


この建物を建てた大工さんの説明を 事細かく説明してくれました。
「年長者に対して こう言うのも何ですが、、自分と似た性格の持ち主なんですよね、この施工主の方は・・!!」 と、

彼は 元々 宮大工志望だったらしく、
過去の造り主と ”言葉”ではなく、創造物を以て 解り合えるのが好き みたいですね \(-o-)/
各所に現されている 遊び心、壁を剥がして出て来る裏側の柱に刻み込まれたチェック等・・を通して〜

一々 全体と細部が相まって 融合させてるみたいです。

今更ながら 棟梁も大したもんだ!! と ちょっと思いました(^^ゞ


こうなると・・・ 雨漏りの件については 置いといて・・


一応の事務処理(今後の展望についての説明)が終わり、

あとは 食卓を囲み じっくりと 歴史やら、東北の地理の話し、
言語の話し・・ 等々(彼が秋田出身だったので・・)

タップリと 有意義な時間を過ごす事が出来ました!!

お茶で無く アルコールだったら 
ホント 立派な!! 飲み会・成立!! の景色でした (^_-)-☆


やはり・・というか

物を形作る人達ってのは その構造体について ”ミクロ・マクロ”からの視点で捉える必要性から、
この手の話題には食い付いてくれて、

しかも それぞれの主観たる ”宗教哲学” が有って 私も聞いてて楽しいもんなんです!! !(^^)!


という訳で 

我が家は、とても良質な 「異文化交流:サロンの場」へと変貌を遂げたのでした!!
1900年頃の パリのシャンゼリゼ通りの喫茶店の様な〜(^^♪

我々の議論の場から、ちょっと目を上げた所にある 
雨漏りの現場が シンボルとなっている景色〜

そこが 結び付けてくれたんですよね〜(^^ゞ



結局の所は この 日本人同士の魂の結び付き・・
”請け負い” なんですよね。。

「はい」 と言うからには 言った自分自身も 等分の責任を負う!!

これが 請負の根本原則です ( `ー´)ノ

それには お互いが ちゃんと相手を”見極める” っていう 主観に基づく判断が必要になりますが・・

こうなると、
一つの事例 (この場合は 雨漏り) に対して、お互いが責任を受け持つ訳で、

西欧的な 責任を分け合う為の契約・・ 数字で・・

場合によっては その責任を 擦り付け合う・・"(-""-)"


例えば ある 事故の責任に対する お互いの過失割合・・に表れる訳で、

それは 一つの”物”に対する責任の割合を割り当てるもので、


一方 我々の”請負制度” ってのは 
その 一つの”物”に対して お互いが 一対一で持ち合うもので、

そう考えると 同じ 一つの”物”であっても、”物”の 質量が 倍は違うもんなんです!! ( `ー´)ノ

これが 「モノづくり日本」 の根幹に有るんだと思うんだけどね・・

何でも 効率良く作る・・ ってのとは ある種対角線上に有る・・


          *******

量は数字で表せますけど
質は数字で表せませんからね・・

この ”どれ位” っていう ”いい加減” ってのが必要になり、それを決めるのは 最後は ”人” って事です。

こうして、最小公倍数の理論・・ に 行きつく訳なんです。

           *********


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