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2016/09/22(木)
ゴールデン・シニア・トリオ
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平均年齢が 83歳を超えるバンドでした。。
六本木でのライブに 大阪から来られて、 ベースを貸し出す関わりで 私も合流しました (^^ゞ
楽屋話が一番楽しかったですね !(^^)!
最高齢(90歳)、ヴィブラホンの鍋島さんの幼少の頃のお話しの一説・・
家には様々なが楽器があったらしく、 その中でも 本人が一番興味を持っていたのが ヴァイオリンだったらしく・・
お父さんが持っていた2本のヴァイオリンの中で、 「こっちのやつは 触ってはダメだ!!」
と言うのに興味を持った彼は 父のいない間に実際に触って見た所・・
お父さんには 息子が勝手に触った事が解ったらしく こっぴどく怒られた事や・・
それもその筈・・
そちらのヴァイオリンは あの アマティ・・ (ストラディバディウスの師匠格・・) だったそうです "(-""-)"
その時代に そんな名器が家に在るとは・・?!
またまた それもその筈・・
彼は 幕末・・ 佐賀・肥前藩の藩主・・
「鍋島直正(閑叟)氏」 の 曾孫さんだそうです・・ "(-""-)"
歴史好きの私としては それに関連した直接の話しには特に興味があって、ホント楽しかったです〜
今でも年に一回 佐賀県に帰って 殿様扱いを宮司達に受ける話しとか・・
日光東照宮に行ったら 三代藩主時代に奉納された器械(水の汲み取りシステム)を観覧させてくれた話とか・・
ご自身の戦争体験・・
朝鮮戦争時代の 兵士達から貰ってた チップの高額だったこと・・とか・・
何よりも、 90歳でも そのプレイにはブレは無く・・
終演後、、 11時前の夜の六本木の中に 彼は、、
「マクドナルド食べてからホテルに帰る〜 」
と言って 一人・・消えて行った ”様” が 全てでした \(-o-)/
その歳で、こんな時間に、そんなジャンクフードを・・(-"-)
お三方の話しは、他にもいっぱいあって・・
サッチモとやった時の話しや・・
リー・コニッツがとても難解だった話しや・・
どれもこれも 彼ら自体の実体験から来た話だけに、 リアルに面白かったです (^^♪
あ・・
本番の演奏ってのは そのままの形 であって、
それ以上でも以下でもありませんで、
それこそが ”自然” でした \(-o-)/
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