野川紀行
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2017/10/11(水) 続き・・

多分に哲学的に為ってますが、
本来の音楽・・ってのは 一人称単数:私が! 思う!!

っての 最も優れた表現方法にして、
“音楽“なんてのは 結果でして ”音学”しないと 結果には結びつかないってのも又、事実でして、

私はここ数年来 音楽なんてのをやって 楽しい!と思った事などは一度も無く、

でも 人に 「どうして音楽をやってるのですか?」
と聞かれたなら こう答えるでしょう。

「楽しいからです!」

“楽しい”に含まれて居る “同音異義語”であり、
漢字と言う 表意文字を使っての 音の表出と言う・・日本語に於けるジレンマであり、

“自分の言葉で” という最重要課題を克服する為には、まずは “訓読み”で音楽をしないと!! 為りません!!

そして 更に申し上げるなら、
その先に在るのは 言葉になる前の言葉であり、

常識の中に捉われない・・ 自らよしとする “自由”を得る為に普段より不断の努力を重ねている訳でして、

小節間に捉われない 自分だけの“一拍“であり、
ただし、独りよがりになるのを防ぐためには とことん数字を細分化して、16、32,64、128、256、512分音符まで潰し、

ラテン音楽に於ける“クラーベ”
アルゼンチンタンゴ音楽に於ける“コンパス”等のリズムの種類・・

それに加えて 日本語の特色である 一音節=一モーラってのを利用した、5・7・5・7・8=32拍 だったり・・

これら数字を利用するのは それ自体が目的ではなく 最終的には 円グラフ的な感じで捉えたいからであって、

大多数の日本人がやってる様な 最初から 漫画の様な・・円グラフ的な・・では無く、
折れ線グラフ・棒グラフが幾重にも重なった結果が 円グラフ的なモノへと昇華して行く様の事を言うのである。

与えられないと何も出来ない多くの日本人ってのは、兎角、この代数幾何的に物事を考えるのがダメなタイプでして、

数字を設定する時に 最も大事なのは “限定的命題“であり、1 が 1であるための 0 の設定・・ ”エーテル“と言いますが、初期設定なんです。

ジャズに於ける U-X と同じで 解を出す為の 方法論の一つなんです。数字化・・ってのは・・

言葉にすると 多言を要しますが、音楽を使えば 
語気・速さ・高低・改行・改段・・等、
忠実に表現できますからね。

個人の思いを伝える為の “抒情詩”に始まり、
14行詩:ソネット、19行詩:ヴィラネル、
日本に於ける“石見相聞歌”みたいなもんです・・

中世ヨーロッパの混沌とした中から 相の復興→マルチン・ルター →クラウディオ・モンティベルディ→

マドリガーレ→モノディー様式→オペラ→「通奏低音」→バロック音楽へと・・

これら それが必要だった時代へと先祖返りを果たし、
我が事として考える事によってのみ 自分の言葉へと昇華する事が出来、

つまり 私の出す音とは それらの結果が・・ シンプルになっているモノ・・だと思って下さい。


ただシンプルに吹いているのとは 同じであっても 同じではない!! 同音異義語である事に気付く筈です。


何せ 水の分子構造は 1秒間に1兆回変異するらしく、人の身体の60%はその水で出来て居るという事実・・

人の脳は 1秒間に 4000億ビットの情報を処理しているにも拘らず、記憶に残るのは そのうちの たったの2000ビット・・ つまり 2億分の一・・である。

ジャズは ハイゼンベルグが提唱した 不確定性原理の最も実なる部分だと思っている小生にとっては、

観測された時点で その音は決定付けられるにしても、選択されず、出されなかった音は 無かった事にはならない!!

ってのが 私の主義でして、その分母数の数に比例して、ライブ自体の質量感が決まるモノと確信しております。

それだけ 有るか無いか・・ の“極”ってのは 色んなものが蠢いてる・・って事です。

ただし あくまでも 結果は シンプル・イズ・ベスト!
を目指して!!


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