野川紀行
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2017/07/11(火) 博物館巡り〜(^^♪
「雪舟・長谷川等伯」

「レオナルド・ダ・ヴィンチ ミケランジェロ」

この二つを開催している 2つの美術館に行って来ました〜 (^^♪

別々の場所なんですが、都合のいい事に 二館は 歩いて数分程度しか離れてなかったんです (^-^)


ある程度 想定していた範囲内でしたが・・

実際の モノを観た 感想とでも言いましょうか・・

実にこの 西洋と東洋の二つの間に ハッキリとした”差異”を見い出せました。


先に東洋の水墨画→ 西洋 の順で行きました。。


一番の違いは、

実物で在る そのモノ が 

東洋のモノは それを説明する 傍らに書かれている 言語の方が強く・上回っているのに対し、

西洋のモノは そのモノの方が その説明より より光り輝いている!! 所でした。。


言語が上回るとは・・ 説明臭い・・ 理屈っぽい・・ と同じで、

光輝くとは・・ その説明を見れば より 光輝いて見える!! という意味です。。




水墨画とは 表意文字である漢字を含めた日本語ってのを表して居るかの如くであり、

西洋のそれは よりポップなモノへと昇華されている・・ って事です。


音楽の世界に例えると、

日本のは BGM的なものであり、
西洋のは より具体化されてる・・ って事です。。

そんな中、谷文晁の水墨画は良かったですけどね (^^ゞ


西洋の展示会は 絵画中心・・ ってのではなく、

絵画になる前の下書き・・ 素描が中心で、

そのモノに対する ”モノの考え方” ってのが 実に如実に表れていました \(-o-)/


ギリシャ語等の 他言語を学ぶ時に 実際に書いていたノートとか見れば、
何を以てして 知ろうとしていたのか?! ってのがハッキリと解りましたし・・

ミケランジェロの方が ダヴィンチよりは 人間らしい・・ という一面を見るに、

彼が 当時流行っていた ソネット形式の 14行詩ってのを書き綴った手紙を見た時・・ とか、



ダヴィンチの 人に非ず!! を解る上で、

7メートルを超えるブロンズ像を作成するに当たり、
馬の筋肉等について 20年掛けて より細部にわたり観察を続けた事・・

さらに驚くべき事は、
その設計図すらも 詳細に書き込まれていたモノを見た時です・・

何せ大きいので 接合部分や ブロンズを流し込む時に耐えられる負荷の計算まで・・


他にも・・ 昔は 空も澄んで 綺麗だったのでしょう・・

三日月の 暗い 影の部分に、
僅かながら、地球の青い海の反射が投影されている・・事への 距離の計算であり、理論が描かれてました・・

ミケランジェロは、

「彫る・・という意味での彫刻は 絵画と同じである」 と言い、

ダヴィンチは 平面に描く時に、
実際にそのモノ(模型)を造り、色んな角度から見た結果・・

二次紙面上に書き落としていた事・・


モノの考え方であり、

これら全ては、
”過程” の大切さ・・

ってのを如実に語ってくれていました。。


しかも この2つは 地点はイタリアと日本と・・ 遠く違えど、

中世の 同時期(1500年前後)・・ という点で ”時点”が ほぼ同じだったんです。。


どちらも甲乙付け難い・・ ってのは 私の中では在りません・・

それらが どれ位違うのか?! ってのが大事であり、

それを 自分の言葉でタグ付けする事が、
次への だから・・ という過程を構築するからです。。


やはり・・ ダヴィンチは 小生のライバル・・(と、こちらが一方的に・勝手に思っているだけの事なんですが・・)

”同じ” でしたね (^^ゞ

ちょっと彼は 多岐に渡り過ぎていて・・

”人に非ず” って感想が変わらないのも 今までと”同じ”でしたが・・ "(-""-)"


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