野川紀行
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2017/09/17(日) 揖屋神社→黄泉比良坂→佐太神社→風土記の丘
バス・列車の本数、路線地域、での限定・・に加えて、
何とタイミング悪く!! 大型台風が直撃予定!!!

お蔭で 今日の列車の運行は 午前11時台を以て終電になる事が早朝の時点、駅構内のアナウンスで決定!!

お蔭で それならば・・と、今日の行程が おのずと決まったのです。。


ポイントは 昨日かんべの里で聞いた古民話の一つ、「一番鶏」の一説です。。

「美保関に居たエビス様(事代の主)が 毎日、逢引きに来てて、夜が明ける前の 鶏が鳴く声を合図に 美保関へ 舟を漕いで帰る。。
所がある日の事 その鶏が時間を誤って鳴いてしまったお蔭で、急いで帰るハメとなってしまい、
急いでいたが為 途中で櫓を流してしまい それでもと・・足で必死で漕いでた所、ワニ(サメ)に喰いちぎられてしまったの事でした・・」

その 逢引きしてた場所こそが ”揖屋” だったんです!!


そして 今でも この 揖屋と美保関では 鶏を飼ってる家は無く、
子供の運動会でも 鶏に関する弁当のおかず・・ 子供大好き:卵焼きすら 入れない・・ との事 らしいんです (^^ゞ


この地点・・ 日本海から中海への入り口たる:美保関、
古代の国庁が在った場所への入口:揖屋、

ってのは 小生が 山陰へと起つ前に パッと見た 全体図からポイントに挙げた地点と一致しており、

現地に伝わる古民話を聞いたら 余計に 揖屋の地へ行くべし!! と 相成ったって訳です。。

一応 列車の運行状況を駅員さんに確認して、、
いざ揖屋駅へ〜 (^^)/

駅前で レンタサイクルを借り、揖屋神社と 黄泉比良坂へと車輪を進める <(`^´)>

”揖屋神社” あまり期待して無かったのに 凄く良かったですね〜 !!! 

今回訪れた神社の中でも 神魂神社を除けば 最上級に位置する神社でした \(-o-)/

そして 自転車を走らせ もう一つの場所:黄泉比良坂へと・・

ここは かなり・・ 後付け的な感じと・・ 
もう一つ言えば 本来 ここじゃ無かったんだろ〜な・・ と・・

現在は 封鎖されてましたが そちらへと続く道の方が 本来の・・ではなかったのでは?!! でした。。

そして 揖屋駅に戻り 列車の来る時刻まで 余った時間、駅構内でレンタサイクルやってたおばあちゃんと雑談になり、
そのまま そこでコーヒーを頂く事に・・

「一番鶏」の話しをしてみたところ、鶏を飼わない、卵焼きを入れない話しは、ホントだったみたいです!!!

もちろん おばあちゃん達が 子供の頃の話しみたいなんですけど・・ (^^ゞ


そして 松江駅へと帰って来て 列車がダメでも バスは 少々の事では止まらない!! という 運休状況を聞いて、
午後はバスを使って とても珍しい 三連型の”佐太神社”へ・・

ここは 見た目は面白いのですが・・

で・・ 松江駅へとさっさと帰って来て、反対方向の ”風土記の丘”へと出発!!

出発の時点で 直撃する台風の脅威を大いに感じてはいたのですが、何とかなる!! & 昨日の続きを・・ との要素が放つエネルギーの方が上回っており、

強行軍を仕掛けたのでした!!

昨日の 現地のおじいちゃん、、 今朝は大忙しで 朝から何も食べずにずっと頑張ってた・・との事らしく、
着いた時には 「よく来てくれた!」との事でしたが、
「今日は疲れ過ぎてるから、勘弁してくれ!!」 との申し出でした。。 (^^ゞ


それでも ちょっとずつ話しているうちに投合が進み、

(昨日は時間が無かったから 十分な説明を受けるのを断ったいきさつや、台風接近の中、こうしてわざわざ 昨日逃した話しを聞く為にこうやって来た経緯について)

そうやって始まった館内説明は、入り口の ”出雲風土記”の、”国来(くにこ)” 説明で大よそ2時間を要し、

館内へは 実際、ほとんど足を踏み入れることなく 時間オーバーを迎えたのでした・・ "(-""-)"


閉館時間を過ぎた頃の外の状況ってのは 当に、台風本番・真っ最中!! でして・・

一番近くのバス停に行くのにも・・

そこで掛かったのが 神の声・・ ならぬ おじいちゃんの声だったんです!!

朝から何も食べて無く、台風直撃中の暴風雨の中、そして 彼の家を途中に その車窓に見ながら、路の脇わきにある遺跡の説明をしてくれながら、
そして 昭和6年生まれのおじいちゃんであることも判明し・・

泊まってる ホテルの前まで シルバーマーク付きの自家用車で送り届けてくれたのでした・・ (^^ゞ

一号一会・・とは言いますが・・ ホンに 良い出会いでした〜 \(-o-)/


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