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2006/11/04(土)
日本国際工作機械見本市 JIMTOF
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2年に一度しか開催されない 世界3大イベントに行って参りました
なんといっても世界でも1、2を 誇る日本のNC技術の最先端の 結集と言っても言い過ぎでないくらい のイベントでした
今5軸の加工が主流になりつつある という噂も噂でない事を実感した日でした NCでは有名なファナックを始め 牧野フライス、ソディック、森精機など こぞって5軸のアピールが目立った ただ一つ言えるのは5軸加工といえど OME供給の為か仕様や回転数などは 平行しているのも今の日本の 機械メーカーの繋がりなんだと 感じた訳です というのも独占禁止法と言う物が存在 する為一社で作るという事はないそうです。
その為きっとこれからはその物自体ではなく 付加価値の競走が続くのは間違いないと 言っていいかもしれません なので市場にでまわる製品もそれと 平行していく事も間違いないと 改めて確認しました
まあそんなでいろんなメーカーの ブースを父と見てきた訳ですが お付き合いのあるメーカーの当時の 担当の方々やまた新たにこれから お付き合いするであろう人脈も できたりして有意義な日となりました。
僕の中では5軸の機械より重切削タイプ の森精機のマシニングセンタ、デュラバーチカル が魅力的でした。 価格は999万円と言うNC加工機としては 破格すぎる値段と1万回転仕様が標準 装備されてるのが魅力的でした ただ残念なことに3軸の演算には対応 しきれない為製品を削るというより 穴加工やフェイスミル加工といった 昔でいう牧野精機のNCフライス感覚で 使う事に優れていると考えたほうが 良いように思えます。 後、放電加工機、ワイヤカットは業界 でもあまり躍進しないだろうというのは 事実でわずかながらの加工速度が早くなった 点以外あまり目立つ物はありませんでした。 ただ、ソディックのウォーターカット機能 付きのワイヤカットは実演がなんともグラファイト などという軽いワークを切っていたのと 1ミリ以下の加工パスでなかった為 あまり参考にならず。 仮にもウォーターカットで穴空けと 1stカットの加工が早くなったからと いって3500万円近い額をペイする事は 不可能と共に赤字の根源になる事は 間違いなさそうです ちなみに当社の場合での事なので 批判すべき内容で無い事はご了承下さい
しかしここまで来ると職人さんいらずの 人いらずになって行く事が解った事も このイベントにおいて重要な 情報の一つと考えました。 加工サイドの自動化はますます 進化すると思いますが CADにおいての設計はどうしても 人が必ず関わるためまだ需要は 高いと思います。 またCAMにおいても同じ事と 考えて良いと思います。
そんなこんなこ難しいないようで すいませんが一番嬉しかったのは 同業者でもあり師でもある父と でかけられた事が良かったと 思ったわけです
そんな後は父と新橋で別れ Visageのメンバ−と飲みに行ってきました 相変わらずなみんなでほんと良かった。
そんな充実した一日でした
ハッピーと素敵な休日を
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