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2007/02/25(日)
アブゾノール
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帰宅後アブゾノールを塗り始める。 アオシマの300円のやつなんだけど、本編には一回しか登場していない マイナーメカでありながらプラモデルは1/1100と1/600の二種類 が当時発売された、このメカを作っていて思ったことはイデオンと いう作品のメカものとしての目標が窺い知れる。
イデオンは間違いなく人型ロボットでこの点に関しては外見上は 他のロボット作品と変わらないのだが、敵対するメカがイデオンと 同じ人型ロボではなくそれ以外のものにこだわった形が良く分かる。 当初物語の序盤ではバッフクランの戦闘機としか戦わないイデオン は今の目で見るとロボット物としては異常事態である。 次の段階でようやくロボット物らしくドグマック、ギランドゥ、 ジグマックと比較的イデオンに釣り合いが取れているロボットが 出るわけだが、物語中盤からは最早ロボットとはいえないガルボジック をはじめアブゾノール、ギドマックとビックリメカが登場する。 無論イデオンが本編中で人型をしているのを誇張するため敵メカは 非人型が中心とも言えるが、結果的にこのアニメの敵メカはロボット というより、その姿は「宇宙船とロボットの中間」というほかの ロボットアニメには無い独自のメカセンスを築いたといえまいか?。 もっともガンダムにもモビルアーマーという物がいるのでその亜流 という感じもしないではないが、ガンダムにおけるMAはどちらか というと機械獣適要素のほうが強く宇宙機的バッフクランのメカとは 若干方向性が違うようにも見えます。(製作会社が同じだけどね。) そんな中でもブラウブロは例外的に重機動メカにコンセプトが近い ような感じなので、ある意味重機動メカの始祖といえるかもしれません。
そんな感じ。
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