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2007/04/12(木)
博士の愛した数式
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昨日に引き続き連続の書き込み、木曜担当信也です。
最近いろいろな映画を見るのにはまっています。
ジブリはほぼコンプしました。
さて、タイトルは2006年に放映された映画です。
内容は、交通事故の影響で80分しか記憶がもたなくなってしまった数学の博士のお話。
事故以前の記憶は忘れることはないけれども、事故後の記憶は次々に忘れていく。
不思議なお話ですね。
いったいどんな日常が流れていくのでしょうか?
朝起きた時にはもちろん全てのことを忘れているわけなので一度リセットされます。
事故後に出会った人に関しては常に初めて会う人なのです。
だからといって事故前から知っている人は何もないわけではなく、事故前のその人で時が止まってしまっているのです。
つまり、10年、20年経ったとしても事故前のその人なのです。
会ってみるとなぜか老けている。
その瞬間自分にゾっとすることでしょう。
自分が80分しか記憶がもたないのだと気づく瞬間がたまにあるのですが、その時の博士の悲しい感情がじんわりと胸をしめつけました。
まったりとして、気持ちがよく、不気味でもある。
そんな映画でした。
数学の話がちょこちょこ出てくるのですが、意外と数学って面白いのかもって思える内容です。
次は「天国の本屋」あたりを見ようと考えております。
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