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2005/08/08(月)
100円のマックチキン
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ROCK HOUND開店23日目。
商品の変更、価格設定、営業スタイルの改善…
色んな準備期間を経て、ROCK HOUND久々の開店です!!
渋谷ハチ公前に、
いつものシートをサァーッと広げる。
久々だからか、ちょいと緊張する俺とNOBU。
でもこの緊張感が好きなんだな、うん。
いつも以上に気合いを入れていざ開店っ!!
がっ!!直後警察の魔の手が襲いかかる!!
一旦閉店し、頃合いを見計らって再度開店!!
しかぁし、今宵は厳しい厳しい!!
『早く帰れ!!』
と再び警官登場!!
さすがにこれ以上やると逮捕もんなので、仕方なく閉店。
騒がしい渋谷の街で途方に暮れる俺とNOBU。
…なんかこのまま帰れない
今日は記念すべきROCKHOUND再STARTの日なんだ。
『なぁ、下北沢でやってみねぇ？』
悩んでたって、うだうだ言ってたって何にも始まらない。
とにかく行動するんだ。
俺のその一言から急遽下北沢へ向かう事にした二人。
下北の街に降り立つ二人。
もち渋谷以外で開店するのは初めて。
下北のルールや掟なんてものは全く持って無知。
正直ビビってる。
でもこのビビってるって感じ、最高に痺れるぜ。
『まぁとりあえず開店してみるべ!!』
持ち前のいきあたりばったり精神で、
駅の南口前とゆう下北ゴールデンスポットで開店!!
お客さんが来ない、全く持って来ない。
未知の領域で不安に駆られる二人。
グーッ。
…お腹が鳴る。
極貧状態でご飯を我慢してた俺。
そんな俺にNOBUが100円のマックチキンを買ってきてくれた。
『暖かいうちに食っちまえよ』
どんな厚いビフテキより、
どんな特上のトロ寿司より、
今はこのマックチキンがうまく感じる。
夢を追ってる貧乏BOYにしか食えない極上のマックチキン。
何くよくよしてんだ、
俺は宇宙一の青春BOYだぜ。
極上マックチキンで復活した二人。
しばらくして、４人のノリノリなお客さんが来店。
そのお客さん達のおかげで初スポットでの緊張も不安も、
もぉ跡形もなく宇宙の彼方にすっとんでった。
その後はもぉ楽しいのなんのって!!
駆けつけてくれたNOBUのバンドメンバーの健太さんがギターを弾き、
NOBUが下北の街にその熱い歌をぶちまける!!
NOBU路上LIVEも今日ははちゃめちゃ!!
渋谷の街より断然フリーダムって事が判明した下北!!
俺もLIVEに加わり、国家を熱唱したり、即興で作った『ピーマン』や『セクシーやくざ』なんて歌も歌っちゃって♪
うだるよぉな熱帯夜の東京は下北沢。
ROCK HOUNDは最高の再STARTを切った。
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