弾丸・ピラミッドくん

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	2008/10/31(金) ピラミッドくんです！

アスワンの町へと戻ってまいりました。
　まずは飲み物を売っているスーク(庶民的なお店)でのどを潤すことに
しました(^_^)
　スーク街では、金物から野菜お魚香辛料までなんでも揃っています。
庶民の味方！！って感じでしょうか。
　ふーっ。
　ひと心地ついたところで、おやつタイ～ム！！。
　お菓子もいってみたいと思います。
　ちなみに、エジプトで売っているお菓子の類はどれも激甘！！
歯が溶けちゃうんじゃないかって心配になるようなシロモノであります。
　でもって、シャーイ(お茶)にも、飽和状態なんじゃないかってぐらい
にお砂糖を投入したもの飲むのですが、必ずと言っていいほど口直しの
お水が付いてくるところが何をか言わんやです(^_^;)
　旅の最初の頃は、「こんなもんよく食べたり飲んだりするなぁ～」な
どと呆れ顔だったのに、今ではこれがないともの足りなくなってしまっ
たのは暑さのせいなのか・・・ただ単に順応性がよいのか・・・(^^ゞ
　が、きっと暑のせいなんでしょう。暑さを乗り切るためのエジプト人の
生活の知恵なのでありましょう。・・・ということにしといてください。

	2008/10/30(木) アスワン（エジプト）って最高！

ピラミッドくんです。
　お写真はアスワンハイダムとアスワンダムに挟まれたナイル川という
か湖というかにあるイシス神殿です。
　古代エジプトではフィエラという島は聖なる島とされていたのだそう
で、古代エジプト末期王朝の時代からローマ支配時代ぐらいまでにわた
って、神殿などの建造が行われていたんだそうです。
　で、こちらはアスワンダムの影響で水没する運命にあったのをお隣の
アギルキア島に移築したのだとか・・・。
　こちらもなんだか大変そうなお話ではあります。とても移築されたと
は思えない自然な佇まいで水面に映えておりました。
　ちなみに、島にわたるボートは交渉しだいで毎回値段が違うそうです。

	2008/10/29(水) オーラ！　ピラミッドくんだよ。

　こんにちは！！ピラミッドくんです今日も今日とて暑いです。
・・・なんか、エジプトへやって来て以来、海の中以外はずーっと暑か
ったような気が・・・(^^ゞ
　そろそろ、さわやかな思いも味わいたいなぁ～とか思いつつ。
　ま、それはそれとして(^^ゞアスワンへとやってまいりました。

　　お写真の方は、アスワンの町から10ｋｍちょっとのところに鎮座ま
します現代人の英知と汗の結晶アスワンハイダムであります。
　・・・ってこの写真じゃよく判らんでしょうが(^^ゞ
　水平線の所に櫛のように見えるのが本体です。全体が入るように引い
たらこんなになってしまいました・・・というぐらい雄大です。
　幅は3600ｍ、高さは111ｍということです。が、ピラミッドやらアブ
シンベルやらを見慣れた目には、これが「普通」に見えてしまうとこ
ろが「人間順応するのが早いなぁ」とか変なところに感心してしまいま
した・・・(^^ゞ
　が、このダム、当然洪水の抑止や発電にと世のため人のために役立っ
ているということなのですが、これによるダム湖(延長500ｋｍとか！！)
のおかげで、雲が発生したり、時には今まで降ったことも無い雨が降る
ようになったりと環境を変えてしまうような代物ということで、スケー
ルの大きさが解ろうというものです。
　でもって、洪水が無くなって増大した下流の農業生産も、逆に今では
塩害が発生したりしているそうで、巨大ダムの環境への影響というもの
について普段は普段は能天気な私もつらつら考えてしまうのでした。

	2008/10/28(火) ご無沙汰（笑）してます。

　こんばんは！！ピラミッドくんでーす。
　・・・って、今そちらは何時なんでしょう。

　夜の神殿がライトアップされているということで、見てきましたが、
なかなか荘厳な雰囲気でした
　なんだか不気味なぐらい・・・しかし、昔の人が旅していて闇夜にこ
れがでてきたら相当びびったろうなぁ～。というか、現代でもびびりま
すね。ははは。
　現在のアブシンベルは岩山のなかにコンクリートの巨大ドームを建造
してその中に再現されていますが、この山に登るべからずの看板が６カ
国語だかで書かれているものがあったのですが、日本語というか漢字の
部分は非常に怪しげな文字で「登山禁止」とありました。
　が、逆にそのたどたどしさとに、辺境の地でも観光客さんに気遣う意
外な観光立国なんだぁとか妙な感慨にふけってしまいました。

　明日はアスワンに行ってみたいと思います。
　ではでは、おやすみなさい。

	2008/10/27(月) でっかい！！！！

　皆さん　こんにちは

　本日はナセル湖のほとりアブ・シンベルへとやって来ました。
　エジプトに来て以来、大きいものは見慣れてきたような気がしてまし
たが、甘かったです(苦笑)

　上の写真がアブ・シンベル大神殿、写真がアブ・シンベル小神殿とい
うことです。
　が、ピラミッドくんにとってはどっちも「でっかい！！」

小神殿でさえこのド迫力です(人の大きさと比べてみてください)このア
ブ・シンベルの神殿はアスワンハイダムの建設によって水没の運命にあ
るのを、ユネスコによって移築して現在の位置に鎮座ましましたという
ことですが、1000個以上のブロックに分けて移築したのだとか、現在の
技術でも移築するのに難行苦行するものを、大昔(3300年ほど前とか)に
おっ建ててしまうというところが、なんとももはやすんごいお話です。

　注文主はラムセス２世さんという王様さんのようですが、おっきい方
が自分の分、ちっちゃい方が王妃様の分ということらしいです。
　今どきこれだけの甲斐性がある人はアラブの王様ぐらいかなぁとか、
庶民の余計なお世話を思わず考えてしまいました。
　ちなみに、ラムセス２世さん、ここだけじゃなく、ルクソールやカル
ナックでもご尊顔といか巨大ご尊像にお目にかかりました。結構出た
がり屋の王様だったのでしょうか？(笑)

	2008/10/26(日) お昼ねしたよ。

こんばんわ　ピラミッドくんでーす。

　午後は例によって例のごとくお昼寝を敢行した後に＜え゛？ぐーすか
寝て何が敢行だって？ははは、まぁまぁ押さえて押さえて(^^ゞ。まじ
めな話、ホントお昼寝しないとやってられないんですよ。
　なんたって、博物館すらお休みになっちゃうんですから！！
　とにもかくにも王家の谷やら貴族の墓やらを訪れてきました。

　貴族さんのお墓は、王家の谷に比べれば規模は小さいですが、壁画が
残っているものもあり興味深かったです。
　薄暗いところですが、番人さんにバクシーシを差し上げると「なんと
か」してくれます(笑)ライトを付けてくれたり、鏡を利用して外光を導
いてくれたりと、それぞれ個性が現れていて面白かったです。

　王家の谷の方は例によって例のごとくスケールがでかいのですが、
400ｍ四方に60以上のお墓があるとか・・・
　大体写真のような感じで壁画やらレリーフがあります。(すんません
あんまりあっちこっち沢山見て廻ったのでどこがどの写真だか解らんよ
うになってしまいました(^_^;))
　お墓の中にはミイラが玄室においでになるものもあって、呪いがかか
らんか？とか心配してしまうのでありました。
　小心者のピラミッドくんには・・・
　ちょっとビクビクもんでした。
　散々歩き回ってヘトヘトなので、辛めのコシャリとモロヘイヤのスー
プでも食べるとしますか。
　ちなみにコシャリとはエジプトの名物お料理で、お米とスパゲティの
チャンポンにソースをかけて頂くみたいな、エジプト版牛どんみたいな
ファーストフードっぽいお料理なのですが、酸っぱいソースと辛いソー
スを適度に配分して好みの味にして立てます。疲れたときはカラカラに
して食べると元気がでる・・・様な気がします(笑)

	2008/10/25(土) ルクソールって最高！

　ピラミッドくんです。既にへばり気味です(^^ゞ

　ハトシェプスト葬祭殿へとやって来ました。ハトシェプストさんは幼
いトトメス３世の摂政としてエジプト初の女王様だったというお方だそ
うです。
　午前中というのに既に燦然と輝いて、登る気が失せる(^_^;)坂道を、
エッチラオッチラ登ると、柱廊に出て、船でオベリスクを運ぶ様子やら、
女王様のお姿やらの壁画が描かれています。
　内部にはさらにこれでもかという感じでさらに坂道がありまして、さ
らに上のテラスに女王様の遠征の様子やら、交易の様子が描かれていま
す。が、奥の方にある、ハトシェプストさんが女王になるまでの様子や
らが描かれたレリーフがあったとのことですが、「女王」を意味する部
分はトトメス３世さんが削ってしまったとか・・・
　トトメス３世さんにとっては「目の上のたんこぶ」という所だったの
でしょうか？
　それにしても、トトメス３世さん理解があるというかなんというか、
葬祭殿自体を壊さないところが大人というか、あるいはあんまり巨大で
壊すに壊せなかったのか・・・(苦笑)
　な～ん～て、無い脳味噌で考えてしまいました。

	2008/10/24(金) おはよ～～～～～～！

　おはようございます！！ピラミッドくんでーす。

　昨日のアッチアッチのバテバテ道中に懲りて本日は早起きしました。
午前中の涼しいうちに外回りをこなそうって目論見です。

　本日は見どころたっぷりの西岸を巡ってみたいと思います。

　写真は西岸を巡る際には避けては通れない(笑)メムノンの巨像です。
アメンホテプ３世さんとかいう王様のもので、元々はこの後ろに葬祭殿
があったのですが、後の王様さんたちが石材として使っちゃった・・・と
かいう、なんだか、地球環境に優しいリサイクル風味なお話ながらも、も
のの哀れを感じて涙してしまうような歴史を刻んでいるのだそうです。
　それは、さておき「巨像」というだけあって、すんごいド迫力です。

	2008/10/23(木) ブラボー！　ルクソール！（エジプト）

　なんだかんだで日も多少傾いたところで(^_^;)
　捲土重来ルクソール博物館へとたどり着いたの図です。
　建物の形が結構ゲージュツ的しています。
　皆さんお待ちかねのようです。やっぱり博物館は「涼み」に来るとこ
ろじゃないってことですね・・・(^_^;)
　ピラミッドくんも真面目に見てまいりました。
　中の配光とも凝っていて、なかなか、見ごたえはありました。
カメラの電池が無くなってしまったのが残念でした(^_^;)ははは。

　明日は西岸を巡ってみたいと思います。
　おやすみなさーい。

	2008/10/22(水) やけくそ（笑）

ふー。アツアツで日中にうろつくのは得策ではないとの結論に達した
ので(苦笑)ルクソール博物館へと向かったのであります「日ざしを避け
てゆっくり屋内で見学だぁ～っ」我ながら賢いなぁ～(^^ゞ
　・・・とか思っていたら・・・
　ガーン！！
　大ショーック！！
　なんと！！博物館屋さんも、お休みタイ～ム！！
　「夕方また開きますから、あとで来てね」というつれないお達し(;_;)
　やけくそで（お腹も空いたので）お食事タイムとなりました。
　やっぱ食べなきゃ元気でないもんね(^^ゞ
　　・・・ということで、大体こんなものを食しております。はい。
　さて、食事もして元気も盛り返してきたような気がするので、そろそ
ろ街をブラブラしつつ博物館へと向かいたいと思います。

10月絵日記の続き