|
2008/12/13(土)
迷子の迷子の子猫ちゃん
|
|
|
とりあえず『猟奇誘拐』や『変質者』が原因の場合は、他にも被害に ニアミスしている猫がいる筈でしょう……という自治会長猫さんの意 見で、少し捜索範囲を広げて聞き込み調査をしてみました。 同行を申し出たら「絶対に縄張り争いに発展するような行為は慎む こと」という条件で許可して貰いました。 集まった証言は、以下の通り。 「うーん、人間から餌を貰ったけれど、毎日定時にくれる人だから……」 「ランドセルを背負った子供がパンのかけらをくれました。残して帰る と母親に叱られるとかで、特定メニューの場合には常にくれます」 「知らない男だけれど、キャットフードくれたよ。姿が見えなくなって から食ったけれど、まだ生きているから毒じゃなかったらしいな」 最後の情報は「食べ物で誘惑して拉致する手口」ではないかと思った のですが、自治会長猫さんは否定しました。 「誘拐・拉致が目的の場合は、我々の自制心が吹き飛ぶような御馳走 を用意します。このケースは、飼っていた猫が何らかの理由で居なくなっ たので余ったフードを振る舞ったと考えるべきでしょう」 うーん、奥が深い……。
|
|
|