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2006/02/02(木)
還りの道
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くるくると廻っている水面の光は、空にぽっかりと浮かんだ夕日をうけ黄金色に瞬き、私の目を眩ませる
彼の心は計り知れない程大きい。だから遠く離れているようでも近くに感じる事が出来るのです。私を見て下さい。色も変われば温度も変わります。偶然では無く必然なのです。全てはこの宇宙で起こっている出来事で、何一つ特別な事ではありません。あなた方が生まれた事だって… 無駄な生など、無駄な死など無かったはずなのに…
そう囁く様に波打って岸辺の屑を浚い、暗い水底へと沈めていった 涙が空に還る時、宇宙と水面の間に虹が生まれた
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