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2006/12/02(土)
ヒロインと私。
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「恋におちて」を自分で勝手に盛り上がってる。このストーリーは男女間の愛情も、そうだが、篠ひろ子の演じるヒロインの心境もおもしろい。 と、言うか自分に照らしあわせてしまう。良い子を演じてるつもりはないのに、たまたま成績が良いとか、先生受けが良いとか、そういう理由で、勝手に優等生扱いされて、フラストレーションがたまり、もがき苦しんでいた自分をヒロインの中に見いだしてしまう、私がいるのだ。 ヒロインは、そんな自分を壊してみたくて、わざと花壇を破壊するのだが、私もわざと、クラブの備品を破壊した事がある。 怒られはしたけど、罪を怒られるよりも「お前らしくない行動。」と言われるのが、一番辛かった。「らしくない」ってどういう事なんだよって、ずっと思ってた。私は、先生や親の思う様な良い子じゃないって、言いたかった。 人一倍、不安だったから、追いて行かれるのが怖かったから、マジメにしてただけ。 人一倍、不器用で、要領が悪かったから、頑張ってただけ。 「評価」を求めてた訳じゃなく、自分のポジションを確保したかっただけ。 不良だった子や、成績の悪い子と普通に付き合ったのは、そんな事が、お付き合いの基準じゃなかったから。「お前には、合わない連中」って言われた時は、ホントに傷ついたよ。 何か、そんな事を思い出した夜でした。
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