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2005/11/29(火)
人生
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「私がこの学校を辞めたら、なんか人生終わっちゃう気がするんだよね。」 今日の1リットルの涙の主人公の言葉。 アオイもあの頃を思い出した。もう頑張れないって自分で十分分かってるのに 大学辞める決意ができなかった。毎日毎日暗い部屋の中でベットにもぐってて 不安で仕方なかった。どんどん講義は進んでいって。時々教室に行っても 勉強についていけない。友達はみんなアオイのためにプリントを取って 置いてくれたり。親切にいろいろしてくれた。 でも自分がもう限界だって感じてた。でも、ここで大学を辞めたらきっと 看護の仕事はもう目指せない。友達もいなくなって。ひとりになって。 きっとさらに寂しくなるって。怖くて。
だけどある日、一気に自分の現状を突きつけられて、「もうダメだ。」 って一気にわれに返った。抜けがらみたいになって。携帯の電源も切れて たから、学校の公衆電話から実家に電話して。「辞める。」って伝えて。 家に帰って携帯で家にかけなおして、泣きながらいろいろ話した。 その日の最終新幹線で親が来てくれた。アオイは泣き疲れてて、いつ来たの 分からないけど。次の朝に実家に帰った。友達にバイバイも言わずに。
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