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2007/11/11(日)
夢
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久しぶりに…本当に久しぶりにあの人が夢にでてきた。
高1の時に死んだ好きだった人。
こんなの誰も信じないかもしれないけど、あの人はちゃんと別れを言いに 来てくれた。いつだったか忘れたけど、アオイが毎日毎日泣いて過ごして た時に、突然夢にでてきた。本屋さんみたいなところにいて、言わなきゃ! と思った。ちゃんと好きだって伝えないと…と思った。声を掛けようとし たらあの人が「もう行かなきゃ。」と言って扉を開けた。あっち側は眩し い光に満ちてて、天国だったっていまでも信じてる。 きっと泣いてばかりいたアオイの想いがあの人に届いたんだって思ってる。
それ以来夢に一度も出て来なかった。どうしていまなんだろう。
夢の中ではやっぱり必死で手を伸ばして彼に触れようと…振り向いて欲し くて必死に話し掛けるけれど手は届かない。
目が覚めると彼は死んだという現実に引き戻されてつらくなった。そうだ 死んだんだ…って思い知らされる叩きのめされる。
好きな人との死別はその人を一生忘れられなくさせる。例えば生きていて くれれば別々の道を歩ける。でも死んでしまえば…歩き続けるのは自分だ け自分だけ年を重ねていくのに彼は高校生のまま。二人の距離は離れる一 方。会えない分だけ、もう二度と再会の可能性がない分だけどんどん美化 されていく。望まないのに綺麗なまま心に残って行く。
いまでも後悔してる。どうして想いを伝えておかなかったか…。 もしも時間を戻したりタイムスリップできるんだったら絶対彼を助けに行 く。事故に遭う前の彼に会いに行く。なにをしても助けたい。
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