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2008/01/16(水)
映画
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前にも書いたけどテレビが地デジになってから録画が楽になったので いろいろちょっとでも気になるものは録画して見れるときに見るよう にしてます。
今日見たのは「深紅」
なんかすごくこう・・・心臓をグッと掴まれたみたいに苦しくなりました。
家族を全員殺された女の子と、その犯人の娘の話です。 被害者遺族として女の子は何年もフラッシュバックや自分の中にある 「憎しみ」「悲しみ」「自分だけ生き残ったことの罪の意識」 「憎しみを持ち続ける自分への嫌悪」 に苦しみ続けていて、犯人の娘へ自分の素性を隠して近づく。 一方、(死刑判決のでた)犯罪者の娘は 「父親が犯した罪」「孤独」「死刑になる父親への愛」 「罪は自分も背負っていく」 という思いで苦しみ続ける。
両方の気持ちや感情の描き方がリアルで。どちらにも共感ができるし 過去のその事件と今を上手に混ぜてストーリーを展開していくのがま た悲しみや悲劇を増大させた。
憎しみとか罪とか償いがテーマなのかなとアオイは思った。
映画って注目されたり話題にならなくても、全国ロードショーされなく てもすごくいい作品があるなって毎回思う。つまりそれだけいい作品を 見逃している可能性があるんだよね。
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