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2006/11/09(木)
研修2日目 調理場debut
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授業のサッカーで決定機でパスをまわしてくれないやっすーに試合中2回程素でキレてしまったこの日は、帰ってから即バイトだった。
行って、まだレシピを全然覚えてなかったからメモ帳に懸命に写していると、突然目の前に現れた平凡なオッサン・・・仮にKと名づけよう。Kは私にこう言い放った。
「精神的に向上心のないやつバカだ」
俺は言った
「バカですみませんまさお」
せんまさおは言った
「謝られる時にいつも現れる俺の身にもなってみろ」
そしてKは、自殺・・・しない。俺に身体で覚えろと言って、俺を調理場に連れていった。
いろいろ説明を聞いたあと、早くの俺のデビュー作となる注文が来る。 「ソーセージ3種盛り合わせ」 あっさっき覚えたやつだ!と思った瞬間俺はテンパりだした。 Kは 「焦るのはやけどのもとだ」 といいつつも 「早くしろ」 と言う。しかもニヤニヤしながら。 Kの策略にはまった私は見事に焦り始める。メモ帳を見ながらやってたら手が滑ってゴミ箱の中に吹っ飛ぶし、ボイリングするソーセージが沸騰させたお湯につかってないし。デビュー作は10分もかかったソーセージだった。
その後軌道に乗った私は中華鍋を使ったチャーハンの作り方・おでんの作り方を覚える。
しかしもう一つ災難が訪れた。
そう、キャベツの千切りである。
いろいろな料理に使うキャベツの千切りがなくなったのである。
いや、キャベツの千切り自体はもう作ってあって、それを冷蔵庫からとってくるだけだったのだが、冷蔵庫の前で不図立ち止まった。
「キャベツの千切りって、どれ?」
キャベツのレタスの区別がつかなかった。
俺は二分の一の確立に賭け、こっちだと思うほうを持っていった。
見せると、Kは私に言い放った。
「それレタスだよ」
もうちょっと野菜に関する予備知識をもっていけばよかったと、反省している。
その後、ビニール袋の一発でほどける結び方がわからず苦戦するなどのハプニングはあったものの、無事研修2日目を終えることができた。
終わるときに聞いたのだが、Kはカワタという池袋店の料理長だったらしい・・・
・・・あっおざーっす!汗
ストーブの中身をだいたい覚えて、カワタさんと仲良くなっただけの一日でした。ちゃんちゃん。
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