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2008/08/02(土)
スプートニクのウルトラソウル
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村上春樹ってすごいね。
読んでるとその世界観に自分をあてはめてあたかも自分がすごいことをしてきたかのような気になる。 そしてぼくはひどく混乱する。
みたいな感じで文調を村上春樹調にする力を持ってるし。
でも小説によってなんか共通してるのがあってわかると嬉しくなる。中央線沿線で一人暮らしで、大学生で、誰かひとり本気の人がいて、それでもどうにもならない何かがあって。 肉親の複雑な状況があって。 チノパンツはいてて。 でもそのたびに俺チノパンツがどんなパンツかわかんなくて。
スピッツとか椎名林檎とか、稲葉のソロの歌詞を考えたり分析したのを見たりしてやばいと思ってもやっぱ村上春樹にはかなわん。ちっぽけになる。それはまぁ曲っていう限られた時間だからしかたないだろうけど
ひとりで旅先で読むにはまじ最適。なんか雰囲気いい洋楽かけながらね。笑
村上春樹に会って話聞いてみたいわー、と思うけどそれはもっとそれを望んでる人がいそうだからその人に譲るわ。
いやー、でもいろいろ考えさせられる。自分が何を目的に何を目指してるのかとか。自分の力のなさとか。
明日東京にとんぼ返りで7時起きだけどどーせ起きれないからちょっと読み返してみよう笑
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