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2006/06/27(火)
アマゴのつかみ取りを始めます
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テロップにも流してありますが、7月1日よりお客様のご要望の多かったつかみ取りを15日開始を繰り下げて実施することにしました。
アマゴは、あめの魚(天竜地方)雨子と言ったりします。 当地では、アメと言っておりました、ヤマメ(山女)と同じ鮭科に属し、はるか昔の氷河期に陸封されましたが、一部に鮭と同じに海に下る性質を持ったものがいます。 赤い斑点が特徴で、ヤマメには斑点はありません。
ヤマメの降海型をアメマスといって関東より北で見られます。 アマゴは諏訪マス・長良マスが降海型の代表格ですが、天竜シラメと呼ばれている銀白色の降海途中のものもわずかですかいたそうです。 アマゴの分布はヤマメより狭く、西は紀伊半島、北は諏訪湖で、東は伊豆半島に囲まれた比較的狭い範囲に生息しているようで す。
当施設の杉川にもいます、昔風の呼び方で尺三寸(40cm)のアメをフライで釣ったことがありますが、もっと大型もいるらしいです。
この季節に雨で川が増水した時に、堰堤下や枝沢などの避難地?を狙うと思いがけないほど大型が釣れたりします。 以前は、このアマゴの白焼きは、産後の肥立ちによいと云われ妊婦にとっては貴重な蛋白源にもなっていたそうです。
鮎よりも淡白で上品な味はみなさんの舌を満足させてくれると思います。
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