年齢不詳猫、ちゃんの腎不全日記
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2005/12/27(火) 2回目の審判の日
妙蓮寺に行ってお線香あげてきた。
今日も青い空。
ちゃんはとってもいいこだったので、成仏させてあげてくださいってお願いしてきた。
イチゴ味が本当は欲しかったんだけど、売ってなかったのでブルーベリー味のハイチューを一粒お供えし、ダーとボクで遺骨の前でハイチューを食べ、フーッと息をかけてきた。
ちゃんはベリー系の匂いがすると「おいしいものの匂い!」とクンクンして欲しがったから。
今度はイチゴ味を持っていこう

2005/12/22(木) ご挨拶
今日も青い空。
赤尾先生のところにご挨拶に行ってきた。
買い置きしたリーナル8缶を、ちゃんと同じような子たちのために寄付させてもらった。
今までお世話になった御礼を言ったあと、お願いをしてきた。
言うのにちょっと躊躇したが、ちゃんが生まれ変わって帰ってくるって信じている事を話し、子猫で「ちゃん?」っていう子がいたら連れて帰るので連絡をくださいとお願いしてきたのだ。
先生は快く承諾してくださった。
本当に先生にはお世話になった。
ちゃんに対していとおしく接してくださっていた。
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このちゃんの腎不全日記を読んでちゃんを応援してくださっていた皆さんにも感謝しています。
本当に本当にありがとうございました。
ちゃんを直接知っている方たち、ちゃんに会ったことはなくても、遠くから思ってくださっていた方たち、沢山の愛情を受けちゃんは幸せだったと思います。
ボクらもとても支えられました。
この日記を書き始めたのは、ボクらの知り合いがちゃんの症状をボクらに聞く時、気を使わせちゃうだろうな・・だから日記を読めば症状がわかるようにしておけば、聞きづらい思いさせないで済むかな・・・という思いでした。
でも、結果的には、色々な方面からの沢山のちゃんへの愛情をうけることができ、書き続けてよかったと思っています。
皆さんからの温かい思いに包まれて、今頃ちゃんは安心してゆっくり眠っているでしょう。

ちゃんが帰ってきたら、ここで報告します。
それまで、ここは閉鎖せずにおくことにします。

ちゃんを応援してくださって、ありがとう。
いとおしく思ってくださって、ありがとう。
ちゃんは世界一幸せものです。
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2005/12/20(火) 初七日
ちゃんの骨が納骨されている松久山妙蓮寺に塔婆供養に行ってきた。
二俣川からバスで10分くらいのところ。
家からそんなに遠くなかった。
塔婆を受け取り、ちゃんの納骨されているA513の場所に行くと、11匹の名前の中にちゃんの名前があった。
同じ日か前後1日に亡くなった子たちと思われる。
何をお供えしようか迷ったがリーナルを置いてきた。
お線香をあげ、塔婆を建ててきた。
仏教では冥土に行くと7日ごとに7回、生前の罪状が裁かれ、7回目の審判が済むと、成仏できるとのこと。
だから、今日が第1回目。
帰り道ボクは「ちゃんは沢山の人を幸せにしてくれたし、罪なんて微々たるものだろうから、きっと、1回目の審判で、もう神様に えらかったね 1回目で合格だね♪あとの6回分のハンコも押しとくよ〜ポンポンポン♪なんて言われてるね」ダーにこんなことを話しながら帰ってきた。
仏教では・・・なのに神様とか出てきちゃってるのがボクの発想のいい加減なとこで、なんだかなぁな感じだけど(笑)

ちゃんが亡くなってからずっと青い空。
帰ってきてからダーと、ちゃんが亡くなった場所に敷いてあったシートを片付け、ちゃんのおトイレと餌と水入れを洗い、日向に置いて消毒した。
ちゃんが帰ってきた時のために、大切にしまっておくのだ。
いつ帰って来てもいいよ

2005/12/19(月) 納骨
明日、初七日を迎える。
塔婆供養を明日お願いするため、供養の申込みの電話をした。
納骨はもう済んでいるとのこと。
涙の発作を抑えることが少しずつできるようになってきたのだが
納骨という言葉を聞き、胸がえぐられるように悲しみが溢れてしまい電話を切った後しばし嗚咽してしまった。

明日、ダーと一緒に塔婆供養してくる。
初七日法要で遺族は通常の生活に戻るという習慣だという。
通常の生活ってなんだろう。
ちゃんがいなかった時の生活忘れてしまったよ

2005/12/16(金) 火葬
昨日、お昼頃に葬儀センターの人がちゃんを連れていきました。
ダンボールにカチカチになったちゃんをダーと一緒にいれ、
車まで見送りに行きました。
昨日か今日火葬するとのことでした。
ちゃんの肉体はもうありません。
でも魂はきっといつか帰ってくると信じています。
溺愛したぶん、悲しみは激しく、日にちがたつにつれ深くなっています。
悲しみが身体の中におさまりきらず、叫びとなって出てきます。
初七日の12月20日、妙蓮寺に供養しに行ってきます。
9年間もの間、殆どが闘病だったちゃん。
きっと疲れていると思います。
早く会いたいけれど、今はゆっくり休ませてあげたい。
今、やっとちゃんは苦しみから解放されているんだと思います。
ボクらの愛情をいっぱいお土産にしてゆっくり眠っているんだと思います。
だから、またちゃんが会いにきてくれたとき、抱きしめてあげらるよう、胸の痛みに手をあて、ちゃんの温もりを感じながら生きていようと思います。

2005/12/15(木) 197日目の夜
昨日の18:40に、ちゃんは逝きました。
ボクとダーに看取られて逝きました。
数分間大きくひきつけをおこし、そのまま動かなくなりました。
今日、9時によこはま動物葬儀センターに電話をし、妙蓮寺で火葬してもらいます。
まだ詳しくはわかりません。

昨夜はちゃんの遺体の横で眠りました。
ちゃんはイチゴが大好きだったので、口元にイチゴを置いてあげました
このこは寂しがりやだから、ボクがいない時には逝かないだろうと思っていました。
12時頃、病院から帰って来てからボクとダーに甘え、
ダーが夜勤に出かける前に逝き、二人で看取ることができました。
最後まで、本当に親孝行ないいこでした。
ありがとうをいっぱい言いました。
ボクらの子になってくれてありがとう
いっぱい幸せをくれてありがとう
いっぱい愛してくれてありがとう
ボクに愛するという事を教えてくれました。
溺愛させてくれました。
みんなからちゃんは愛されました。
どんな人にも懐っこく甘え、人が大好きでした。
出会った時から懐いて甘えてくれていました。
一緒にいるときは常に傍にいてくれました。
ものすごく甘えん坊なのに、お留守番はいいこにできました。
ボクらが帰ってくるとドアまで嬉しそうにお迎えにきてくれました。
お客さんがきてもお迎えにいきました。
とにかく人が大好きでした。
ひっかいたり噛み付いたり全くしないこでした。
ボクらの言葉を理解してくれていました。
困らせるようなことを全くしないこでした。
ご飯もわがままを言わず、病院食も一生懸命食べてくれました。
一生懸命、生きてくれました。
9年間幸せでした。ちゃんのお母ちゃんになれて世界一幸せでした。
こんなに親孝行でかわいくて頭が良くて優しいこに出会え、
9年間一緒に暮らし、温もりを感じ、愛し合えたこと、
ボクは本当に幸せでした。
ちゃん、お母ちゃんは幸せだったぶん、寂しくて悲しくて痛くていっぱい泣いちゃうけど、心配しないでいいからね
ありがとう。ありがとう。愛してる。ちゃん、愛してる

2005/12/14(水) 197日目
病院にちゃんを迎えにいった。
症状は良くないと先生はおっしゃった。
血液の検査結果の説明をうけた後、点滴中のちゃんに会った。
ケージの奥でうずくまり、小刻みに震え、ボクらを見て小さく鳴いていた。
これ以上点滴をうけ心臓に負担をかけ、無理をさせたくない。
ボクとダーは連れて帰る事を決め、お家に帰ってきた。
いつもなら病院から帰ってくると真っ先に腎カリを食べに行くが、今日は座っているダーの膝にヨロヨロとのぼり身を預けた。
時折ビクッと痙攣する。意識も朦朧としている感じ。
夜勤明けのダーが眠るため、ちゃんを抱きかかえ枕の横に置いた ちゃんの布団の上にトイレシートを引き、そこにちゃんを抱きかかえて寝かせる。
ダーが布団に入るまでの間、ボクは添い寝をするようにちゃんの顔を見つめていると、一生懸命上半身を起こし、ボクに近づき、ボクのおでこに自分のおでこをくっつけてきた。
涙が止まらなかった。
ダーが横になるとダーにくっつき、安心した様子で眠った。
呼吸も少し安定してきた。
連れて帰ってきて良かった
きっと、こうやって甘えていたいんだと思う。

もう、何も食べ物を受け付けなくなっている。
いつ逝ってしまってもおかしくない。
できるだけ傍にいてあげようと思う。

2005/12/12(月) 195日目
昨夜から今朝にかけて、2回吐き、リーナルは全く受け付けない
強制的に3回リーナルを与えるが、水さえも拒絶。舌なめずりを繰返す。トイレに何回も行く。

朝一番で病院に行った。行きのタクシーの中で覚悟を決める。
体重1.96kg。とうとう2キロをきってしまった。
先生が「どのようにお考えですか」と聞く。
「2,3日、以前入院した時のようにゆっくり点滴を打ってもらい、改善がみられないようなら連れて帰ります」と答えた。
ちゃんをあずけ、別れる際に、しっかりしなくてはと思うのだが涙がとめどなく溢れ、嗚咽してしまった。逃げるように病院を出て歩きだしたが足元が崩れていくような感覚に襲われる。しっかりしなくては。

ちゃんは今頃なにをしているだろう。
点滴をうけながら、先生や看護婦さんが部屋にはいるたびに懐っこく「あんあん♪」と話しかけているかな
水曜日、ちゃんを連れて帰ってくる。
少しでも持ち直して機嫌よく帰ってきてくれるのを今は祈るだけだ。
もう、ちゃんに頑張れとは言わない。ちゃんが選ぶ道をボクはしっかり受けとめようと思う。

2005/12/11(日) 194日目
昨日今日と、食べる意欲はあるのだけれど、舐める力が弱くリーナルを少ししか舐めることができない。よだれをツーッと垂らしている事も多くなった。
これでは衰弱してしまうので、ちゃんは連れていかなかったけれど、ボクだけで病院に行き、消炎剤を買ってきた。
即効性のある痛み止めと、口の中の雑菌が増えるのを抑える薬。
痛み止めはステロイドなので、常用はしたくない為、1錠だけ。
免疫力が弱まるので本当は使いたくないのだけど、ボクも先日ステロイド入りの点滴をし、即効性は体験済み。
小さな粒をつぶして粉状にし、蜂蜜と混ぜて口の横につけ舐めさせた。雑菌が増えるのを抑える薬は朝晩2回針なし注射器でビュッと飲ませるもの。
どちらも根本的な治療ではないのだけれど、体力的にも歯を抜いたりするわけにもいかない。
なんとかこれで、調子よくなるといいな・・・

痛み止めは下痢する可能性があると言われていたが、飲ませてから1時間もたたないうちに水下痢をした。
痛み止めのせいでの下痢なのかな・・・

2005/12/09(金) 192日目
病院に行ってきた。体重2.08kg。キープ^^
口の痛みを和らげる消炎剤は、注射してもすごく効くわけじゃないらしい。内服する液体の消炎剤は朝晩あげなくてはならない。
ストレスだろうな・・・と考えると躊躇。
もうちょっと様子をみることにする。今日は点滴をいれたのでいつものごとくリーナルより腎カリを好んで食べる。
といっても、少量だけど。ちょっと腎カリをふやかしてみよう。食べられるといいな・・・

12月絵日記の続き


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