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2005/03/22(火)
忘れ物に気を付けろ☆の巻
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いよいよ暖かくなってきて、着実に忍び寄ってきてますね、春ってヤツが。なんとなく気分もふわふわとして頭の中にうっすらと霞がかかっている今日この頃。 そんな春気分にやられて、ついにやってしまいました。 財布。 紛失。
財布を無くしたことが無いのが俺のウリだったのに・・・。 たんぽぽの綿毛が風に舞い散るように、それは儚く崩れ去った。
煙草の自販機の前に立っておもむろにポケットに手を伸ばしたんです。 ・・・。 ・・・・・? ・・・・・・・・!!? そんなハズは・・・。 ☆走馬灯のように駆け巡る回想シーン☆ 〜家〜 CDを止めて財布とケータイをそれぞれポケットに。 〜駅の切符売り場〜 ポケットから財布を出し120円切符を購入、再びポケットへ。 〜駅のホーム〜 電車を待つ間に財布の中の要らないもの(レシートやら期限切れのカードやらなんやらかんやら)を選別。電車が来たのでそれらを上着のポケットへ。そして財布は・・・財布は? !! あのベンチの上か!! すぐさま降車駅で駅員に事の顛末を話す。 制服の男は事務的な動きで乗車駅に電話をかける。 「・・・そうですか。」と受話器を片手に男は必要以上に残念そうな表情を浮かべる。 俺は思う。どーせあんたにとっちゃ日常茶飯事なんだから、残念だなんて微塵も思っちゃいないだろ!と。
そー言えば回想シーン〜家〜で財布を手に取ったとき、「こんな穴のあいた財布を使ってたら金運が逃げていきそうだな。」とちょっと思ったなー。 まいったなぁ。 金運どころか、財布自体に逃げられちゃったよ。 ま〜ぁ、仕方ない。 俺だってもらっちゃうさ。 駅のホームのベンチの上に財布がぽつんとあったら、そりゃもらっちゃうさ。 知ってるよ。落とした俺が悪いのさ。 でもこのやるせない気持ちをせめて春のせいにさせてくれ。 春の陽気が悪いんだ!!
そして皮肉にも上着のポケットには要らないカード類だけが残った。
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