日々是魂知己
〜自分勝手の極み〜
我、思う。故に知己あり。
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2005/06/30(木) 輪郭
ハイリミッツの歌の中に「ぼんやりと丸い輪郭の中で」という歌詞が出てくる。


最近まで、ものごとの輪郭はハッキリしているべきだと思ってた。
ハッキリしない輪郭なんか切れない包丁と同じだ、と。


でも、そうじゃなかった。

2005/06/29(水) 進化
最近なにかとクイズ番組を見るのだが、「正しい日本語クイズ」というものは全く無意味だと思う。
例えば、
爆笑は
○大勢が笑うこと ×激しく笑うこと
と言われてもまるで説得力がない。
俺は誰が何と言おうとも、一人でも爆笑できる!(←淋しいヤツみたいやな)

もともとはそうだったかもしれないが、言葉は激しく進化するもの。
大多数が間違った使い方をしていれば、それが正しい言葉になる。
言葉ってのは意思を伝えるために生まれたもんだ。
だったら、より多くの人と解かり合えるのに、それが間違ってるというのは本末転倒じゃない?
辞書を見ても「〜が転じて〜の意味で使うようになった」とかってよくあるじゃないですか。
すでに意味が転じて進化しているのに、それを間違いだ主張する人たちを見てると微妙に悲しい気分になる。

言葉に限らず世の中は変化するもの。
流れてなんぼの人生や!

2005/06/27(月) 天国への階段
リビングでゴロゴロしていた。
目が開いているのが不思議なぐらい脳ミソは仕事をサボっていた。

カサ・・・。
不意に視野の端に黒いモノが映った。

条件反射で俺のカラダは飛び起きた。
微弱電流がカラダを駆け巡った
全身が冷たい感覚に襲われて、頭のてっぺんからつま先の毛細血管までが収縮し脳に血が集まっていくあの独特の感覚だ。
が、肝心の脳ミソは突然叩き起こされて何が起きたのかすら分かっていない。

見返すと、黒いモノは消えていた。
気のせいか・・・?


いや!確かにヤツはいる!!
25年培ってきた俺のカンがそう言っている。
俺の動きを警戒して身を隠しているだけだ!
今も物影から俺の動向を探っているハズ。
少しでもスキを見せれば死角から飛びかかって来る!


本格的に目覚めた脳ミソは一気にアドレナリンを分泌した。
急激に感覚が研ぎ澄まされていく。
まさに※「蚊のまつげの落ちる音まで聞こえる」ほどだ。
風の音に紛れてかすかに聞こえる。

カサ・・・カサ・・・

そこか!!
物影に向けてジェットを噴射。
ヤツは燻し出されて、すばやくテレビの後ろへ逃げ込む。
一瞬見せた姿は、紛れもなく現存する全ての生物の中で俺が最も忌み嫌うモノだった。
ドス黒く光る背中に無条件に吐き気を催し、ヤツ等の殲滅せんことを心より願う。


――だが不思議なことに、ヤツと対峙したとき、俺の中には50%の嫌悪と49%の恐怖と1%の(適当な言葉が見つからないが)何か友を懐かしむような「よう、また会ったな」みたいな気持ちがあった。
昔、友人が唱えた「アンチ巨人は、隠れ巨人ファン理論」を感覚として理解した。
同時に、「ものごとが白か黒かだけではないこと」を悟った。
また一つ目指すところに近づいたようだ。――


だがしかし、今そんなものは所詮1%の感情。
俺は再びテレビの左右から挟み撃ちジェット噴射。
たまらずソファの方へ逃げようとするヤツの動きは鈍く、俺は勝利を確信した。

結局ヤツは近代化学兵器の前に反撃する間もなく屈した。
今シーズンの第1戦目は完勝といったところか。
できることなら今シーズンはこの1戦だけで終わりたいのだが・・・。


※第258段 大蔵卿ばかり耳とき人はなし

大蔵卿ばかり、耳とき人はなし。まことに、蚊のまつげの落つるをも聞きつけ給ひつべうこそありしか。

せっかくなので続きもどうぞ。↓

職の御曹司の西面(にしおもて)に住みし頃、大殿の新中将、宿直(とのゐ)にて、ものなど言ひしに、そばにある人の、「この中将に扇の絵の事言へ」とさゝめけば、「いま、かの君の立ち給ひなんにを」と、いとみそかに言ひ入るゝを、その人だにえ聞きつけで、「なにとか、なにとか」と、耳をかたぶくるに、遠く居て、「にくし。さのたまはゞ、今日は立たじ」とのたまひしこそ、いかで聞きつけ給ふらんと、あさましかりしか。

2005/06/21(火) 時代は関西や!
なんやよう知らんけど、ここ数日にわかに関西ブームが来てます。
関西人や言うて、ひとまとめにしてしまうのも失礼やとは思うけど、やっぱ彼らおもろいわ。
ノリが違うで。
なんて言うか剥き出しな感じがすんねんなー。笑いに関して。

見習うべきことが多いわ〜。
あれがホンマの情熱的のほほん系ちゃうか、イッペ?

2005/06/17(金) 悪夢
恐ろしい夢を見た。

夢って自分の潜在意識下にあるものがコラージュとなって不意に出てくるものだとすると、それはまさに形のない芸術かも知れないが、今朝見たものはそれが自分の中にあるものだと思うと自己嫌悪を感じずにはいられない内容だった。
かなりエグいので内容には触れられません。

基本的には夢は好きなんです。
どんなにシュールな内容であっても、妙にリアルな感じがするじゃないですか。ありえない状況にどっぷり浸れる唯一の手段なんじゃないですかね。

かのスティーヴ・ヴァイは寝るときに聴く音楽で意図的に夢をコントロールしていたらしいです。そしてみた夢をギターで表現したらしいです。
一体何を聴けば小さなみどり色の宇宙人が出て来るんだろう?
彼のデビュー作にその曲が収録されています。

2005/06/16(木) 日本語って・・・。
テレビ見てたら、早朝を表す日本語のクイズをやってた。
「暁」「東雲」「曙」「朝(あした)」夜の明け具合によって朝がこの4つに分けられるのだそうだ。
凄いな日本語。
全く奥の深い言語だ。

今日の写真は朝っぱらからベースのケースを被ってベースを弾くミステリアス壮一郎⇒
全く奥の深い生き物だ。

2005/06/11(土) 紫陽花
雨が嫌いです。
直リンクを禁止しているサーバーも嫌いです。

少しで梅雨を楽しんでやろうと思い立って、個人的にやってる掲示板の背景画像を粋な紫陽花(あじさい)に替えようとしたら、俺が使ってるサーバーが直リンクを制限してやがって阻止されました。
これはもうふんだりけったりです。

ふんだりけったりという響きはキュートな感じでわりと好きです。

俺にとっての紫陽花は「父が好きな花」というイメージが強い。
以前に父に「なんで紫陽花が好きなん?」と訊いたら・・・

「いや、べつに好きじゃないよ」と言われた。

あの時はまさにふんだりけったりだったなぁ。

それでも俺にとっての紫陽花は「父の好きな花」。
そして「最高に雨の似合う花」。

2005/06/08(水) ついに聴いてしまった!
巷で噂の伝説的ロックバンド「ブラワーエンジン」!!
すげーイイ!
ライブを観たい!
実は俺、ライブを観るのってあまり好きじゃない。
いや、正確に言うと観たいと思うバンドってあんまりいない。
でも「ブラワーエンジン」は曲を聴いたら、すげー観たくなった。

しかし今となっては叶わぬ夢。

サンマさんのチャイナの音
諸行無常の響きあり。
ちーん。

2005/06/05(日) ふ、と思った。
笹が嫌いなパンダっているのかなー・・・と。
笹アレルギーだったり。

別にパンダが好きなワケでもないのにそんなこと考えてた。

2005/06/04(土) ウメアメ
明後日、死ぬとしたら明日は何をするかな。
と考えた。

反射的に「とりあえず海に行く」と思った。

行って何をするとかじゃなくて。
どこの海とかでもなくて。

俺にとって「海」が一つの大きく、かつ抽象的な存在であることに気付いた。
それは思い出の複合体を越えた、ある種の妄想の域まで含んだ存在だった。

はや6月、不得手なあの時期さえ乗り切ればもう夏は目の前だ。

2005/06/02(木) 1分間の透明
灰皿は吸殻で一杯だ

緑色の光が2つ

12枚

無頼

もう帰らなきゃ。

秒針の刻む音と常に在る心地良いノイズ

かすかに痛む脚

視野の外の花はオレンジかミドリか

無機質な瞳は一見すると可愛いのに

雨の匂いは好きなのに


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