日々是魂知己
〜自分勝手の極み〜
我、思う。故に知己あり。
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2006年11月
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2006/11/01(水) はい
ってことで、いよいよ秋も深まり喪失感がどんどん旨みを増してゆきます。

秋をよりいっそう愉しむために。

【無垢だったあの頃】を振り返って自分が置き忘れてきた大切なものに思いを巡らせ、心にスキマ風を吹かせてみるってのはどうでしょう。

極上です。



Lことと憂しNOWことが表裏一体ならば、失ったモノを惜しむことは凄く意味のある行為です。

そこまでして初めて【失う】という一連の現象が完結するわけです。

それはイノセンスの崩壊の原理とまったく同じこと。


早春から晩夏にかけてのご機嫌な太陽に浮き足立って、いつのまにか失われていったモノに気が付かないまま冬を迎えるのはあまりにも無粋です。


失ったことを悔いて流す涙とともにパンを食べよう。なにやら人生の味がするらしいよ。まだ27歳の俺には解かりませぬが・・・




とにかくだ!

秋は収穫の季節。

失ったモノから、ちゃんとそれ相応の人生を収穫しないと・・・



失ったモノたちに失礼だッ!!





                           ・・・かもしれません。


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