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2006/11/12(日)
A HOLE IN THE WORLD
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君は確かな輪だ。
君は水辺の風だ。
君は冬の日の光だ。
君は11:34だ。
君は断続的な騒音だ。
君は羊でくるくるだ。
君はキャベツのUNIDENTIFIED FLYING OBJECTだ。
君はラストコールの死者だ。
それは“Light Without Heat”か?
君は3週目の死者だ。
君は澄んだファインダーだ。
君は涙を模したH2Oだ。
君は悲しき道化師だ。
君は大人びたニヒリストだ。
君は黒く塗られた四角の片隅で凄む蛇だ。
着飾るのも、虚勢を張るのもまた君自身だ。
君は若き37歳だ。
君は何ものにも代えがたき歯車だ。
君は先駆者の胸のゴールだ。(交錯する世界との境界線より)
君は自意識過剰な博愛主義者だ。
君はディジュリドゥに入ったクラックだ。
君は汚れなき探求心だ。
君は自然界に存在する直線だ。
君は鏡だ。向き合うものを抽出する鏡だ。
君は未だ自分を知らぬ、夢の欠片だ。
君は無秩序に弾きたおされるジャズだ。そして、それは秩序だ。
君は惨めな模倣者だ。
君は消えゆく煙だ。
君は水辺の風景だ。
君は君だ。
君は美しい事実だ。それは、美醜剥き出しの事実でもあり、唯だ有ること。形容しがたいもの。それそのものだ。
君は第三の要素だ。
君は君だ。
君は存在だ。
君は【必ずしも存在する必要のない確かな存在だ】。
僕は君だ。
穴は【哀しき微笑みの氾濫】だ。
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