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2006/11/13(月)
SOMETHING DOES EXIST AROUND THE HOLE
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ここには何もない。
こ こ に
る 何 在 か が
憂か知 穴 が誰てま れくっと れこ こいう のかる れて存 だえ に在。 ン在 ばい 穴教 何お が 囲るま 色オか がえ 無レか まのは 鬱誰 在何 い何 れだ者 メかな れるな カ!れ程のるその だ
へたくそなアスキーアートみたいになってしまった。 寛大な心でコンセプトは察して。
カメレオンという生き物がいる。彼らはまわりの色に合わせて自分の色を変えてしまう という恐るべき能力を持っている。そして彼らは悩む。俺は本当は何色なのだ?と。 そんな黄昏気分に夕日がまぶしくて キレイで試しに真っ赤になってみた。でもなんか違うなー。と。そんで青色になって みた。結構気持ちイイ。しばらくコレかな。と思っていた。ある晴れた日、 青空を見上げて透き通る青に涙した。自分は青じゃなかった。 そして黄色になった。緑がかった黄色。森の中では目立 たないから便利だ。けど自分の色はやっぱりもっと、こう、 サクッとくる感じじゃないか?紫とか。いやいや、黒 だ!やっぱり男は黒だ。さんさんと降り注ぐ朝日の 下で真っ黒なカメレオンは我ここにありと誇らしげな 気分になった。でも昼になって真夏の日差しが彼の肌を ジリジリと焦がした。こんなん暑くてやってられっか。やっぱり白 だよ。爽やかに生きたいもんねぇ。真っ白になって草の間とか土の上と か歩いてたら泥にまみれて汚くなった。もう嫌だと思った。川で体を洗っていた ら、いつのまにか彼は透明になった。透明で太陽の下でも影もない。誰も自分に気が 付かない。やりたい放題だ。よし、もっと透明になろう。呼吸も止めて動かなければ音もしない。考えることも止めて、心臓も止めて、誰にも気づかれなくしてみよう。そしたらカメレオンの形の何もないものだけが残った。 そこはカメレオンだけがいないもとの森だった。
むぅぅ・・・カタチがイビツだ・・・ これ環境が変わると意味わかんねーんだろーなー。
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