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2006/11/05(日)
そして僕らは歩き続ける
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歩く。
歩く。
歩く。
歩かないと見えないモノもある。
歩く。
歩く。
歩かないと考えないこともある。
そしてまた歩く。
歩いてこそ出会う人もいる。
歩いてこそ―。
この足が僕らを何処に連れて行くのか。
そんなことは着いてから考えればいい。
たわわに実る柿たちがたった一度の出会いを無言で向かえ、別れ、名残を惜しむことはしない。
その出会いの意味を、その別れの意味を僕らが識るのはずっとずっと後か。もっとずっと後か。
そんなことは後で考えればいい。
珈琲を飲んで、煙草4本吸って、灰皿が一杯になる前に、僕らはまた歩き始める。
歩いてこそ解ることがある。
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