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2006/12/12(火)
標準の構築
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決して不変的なものではないが標準は必ず存在する。 僕らは知らず知らずのうちに標準を元に存在する。 喪失や獲得も標準在ってのものだ。
だが、もしも標準を捨てることができるなら 僕らは絶対的な意味を見つけるだろう。 もしも標準を捨て去ることができたなら もはや僕らは自由の奴隷ではいられないだろう。
それほどに点であることは難しい。 なぜなら僕らの標準は線であることなのだから。
それを知っていても、なおも僕らはこう考える。
点に成れたならどんなに楽だろう。 点で在れたならどんなに哀しいだろう。 と。
手の届かないところへ あくがれありく。
手が届かないから あくがれありく。
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