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2006/04/23(日)
とろける時間
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条件: 時計が視界にないこと ガラムとコーヒーがあること 素顔の音楽が流れていること 心と身体が程よく疲れていること 気温が23〜26℃であること グッとくる人間が(精神的にでも可)近くにいること。
これらの条件が満たされたとき、偶発的に時間がとろけることがある。 『時』が『時刻』ではなくなると言えば分かり易いか。 刻むのではなくて流れるものなんだよなぁ
それはまさに至福のとき
目を開いていることと目を閉じていることが同じことのように感じられる。
※『ぼんやりと丸い輪郭の中で』音が流れ始めると体は煙と一緒なってにあたりに拡散して、音と一緒ゆらゆら漂う。
そして唯一、コーヒーの苦味だけが自分の体が物体としてそこにあることを証明してくれる。 (不思議なことに、僕はなぜだかいつもその証明を特に右手の薬指の先で感じる。)
そしてまた、次の呼吸でたった今、証明されたばかりのものが疑問に思える。
こういう時間ってみんな経験してるんだろうか。
狙ってやれないとは言えど、ノンドラッグでここまで行っちゃえる自分がちょっとヤバいと思う。
※ぼんやりと丸い輪郭の中で話をしよう 敬愛する「鶴坊」さん(ハイリミッツのVo)の言葉。
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