日々是魂知己
〜自分勝手の極み〜
我、思う。故に知己あり。
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2006/07/31(月) この夏のマストレシピ☆
ネバネバパスタ

材料(一人前)

パスタ(1.6mm)  100g+α
納豆          2パックか1パック
キムチ         20gぐらい
シーチキン       適宜
とろろこんぶ      適量
ネギ          少量
白ごま         好きなだけ
めんつゆ        適当
オクラ    3本
オクラはこの夏の最注目のアイテムです。


作り方
ご自由に。
※上記の材料ならどうやって作ってもそんなに味は変わりません。

盛り付け
最後にキムチを乗せると、ちょっとそれっぽくに見えます。
  

冷製にしても結構イケます。
めっちゃネバネバします。
匂いも難ありなので、お出かけ前は食べないほうが無難です。

2006/07/30(日) 明けまして
おめでとうございます。

短い夏を謳歌しましょう!

2006/07/29(土) 投影される世界
一輪の花が風に揺れた。

【ありのまま】とはそういうこと。

それがどうこうって言うことじゃなく、それ自体。
その事実だけ。

そして投影された。
僕の心に。

それを美しいと思うも、愛しいと思うも、儚いと思うも僕の自由。
僕自身に与えられた素敵な権利だ。

その時【ありのまま】はありのままではなくなるけれど。

それは新しく生まれた【花と僕のありのまま】。

それでいい。
それがいい。

2006/07/28(金) なんだよ邦題!
さて本日もイントロダクションは敬愛するジェフさんの話から。

久々に何かCDを買おうかとレコファンに繰り出しました。
ぶらぶらと店内をうろつき、目にしたこの言葉!
「ギター殺人者の凱旋」

あ〜(あちゃ〜)、そういやこんな邦題つけられてたな。

改めて見るとやはり理解不能です。
彼は別に殺人はしてないし、凱旋もしてないし、いや、そもそも【ギター殺人】という言葉の意味も解らんし。

ちなみに、この「ギター殺人者の凱旋」、ホントは「BLOW BY BLOW」という結構オシャレなタイトルで、【murder】や【triumph】はおろか【guitar】という単語すら出てこないのですが・・・。


今でこそグローバリゼーションが進み(?)、邦題なんていう無粋なモノはなくなりつつあるものの、この時代は結構凄い(エグい)のがゴロゴロあったようです。
イマジネーションが激しく氾濫していたようです。
お茶目に攻めまくる時代だったようです。
それは、ある意味ではアーティスティックな時代。
まさに古き良き日々です。


変な邦題を解説してるサイトがありましたので
詳しくはコチラ↓
http://hideki223.hp.infoseek.co.jp/hodai.html
やはりザッパさんは本人自身もヤバいけど邦題命名者も相当ヤバいね。

2006/07/27(木) 日本放送協会
日本(N)
放送(H)
協会(K)

そう、NHK。
数々の名作番組を世に送り出すNHK。
昨年末には、こんこんちきもお世話になったNHK。
不祥事にもめげないNHK。
なぜアルファベット表記にするときにローマ字書きにしたのかNHK。
なぜJapan Broadcasting Association 略してJBAじゃないのかNHK。

ここ最近では、和の心を視聴者に教えてくれる犬「しばわんこ」やピタゴラスイッチ内のショートコーナー「10本アニメ」などの【のほほん且つ情熱的】なプログラムで俺を魅了して止まないのです。

そして先日、あらたに【ぜんまいざむらい】なるアニメに遭遇。
一目でコイツはヤバそうだな、と直感的に感じました。

まだ見たことない人は早急に要チェックです。
http://www.zenmaizamurai.com/


ユニークなストーリーを彩る個性溢れるキャラクターたち。
中でも群を抜いてヤバい匂いがプンプンするのはこの方。
ずきんちゃんという名前らしいです。
・・・・・ヒロインが巨大なアフロヘアーってアンタ・・・。

2006/07/26(水) で〜た〜で〜た〜で〜た〜ぞ〜♪(情熱温泉)
久々に出ました!
晴れマーク。
自分、天気予報をもっぱらyahooさんに頼っています。
意外とIT派。?

洗濯ものが外に干せる喜び!
布団も干せちゃう幸福!

「部屋干しはもう嫌や〜」ってみんな思ってたはず。
今日は昼間、晴れるらしいよ!
明日からまた天気崩れるらしいので干し忘れるなかれ。


・・・そういえば、お天気マニアだった親友の林くん(現在、仏道修行中)はケーブルテレビのお天気チャンネルを見ながら、この天気図はあーだこーだ言ってたなぁ。
彼ほどのマニアになると、お天気マークなど見ず天気図で自ら予想するのだそうだ。

※ちなみにこの日記の天気マークは気分的なものだから実際の天気とは全く関係ありません。


話は変わって、Jeffさん。
大好きなギタリストの一人なんですが、最近しばらくぶりに聴き返しています。
なんか凄いね。
60歳を超えたパッション。
何やってんだ、この人。
今なお、全開の魂じゃないですか。
こりゃ富士スピードウェイ行っとくべきだったかな。今更に。
Vaiさんも出てたし。

近年のJeffさんときたら、やりたい放題で。
いったい何処へ行こうというんですか。
いったい何処まで行ってしまうんですか。

岡本の太郎さんといい、Jeffさんといい、年を重ねるということがまさに【成長】であることを証明してくれている。
在り難きは先人たちの生き様です。

にしてもすげぇ。

2006/07/25(火) 無敵とは
以前、ほり村に「無敵」と言う言葉が出てきて妙に気になったんで、無敵について俺なりの解釈を述べておきたい。

本来は・・・
む‐てき【無敵】
[名・形動]非常に強くて敵対するものがないこと。対抗できるものがないこと。また、そのさま。「天下―」

なんだけど、それってただ単に最強ってことやん?
無敵なら敵がいないほうが無敵やろ。

本当の意味での平和があるとすれば、それこそみんな無敵やわ。

>>そーたんへ
イヤミかどうかはその辺の違いじゃないかな。



ところで最強と言えば・・・(ちょっとネタが古いが)
http://www.poeyama.com/gonorego/files/file01.html

2006/07/24(月) なんで
なんで毎年の誕生日を祝う人は多いのに、生誕10000日を祝う人は少ないんだ?

10000÷365=27・・・145+α

27年に1度の記念日なのに知らずに過ぎちゃった人、多いんじゃないの?

27歳以下の人はみんな【自分10000日目】を計算してみよう!

知り合いに近い人いたらサプライズで祝ってみるのも面白いかも。

2006/07/18(火)
他の人がどうかは知らないけど、僕の場合は肉体的より精神的に疲れていることの方が多いようです。

で、そんな時に一番効果的なのが「笑顔」。
まぁ、ありきたりな答えですけど。

イイ笑顔ができる人はそれだけで素晴らしい。

時には名前も知らない人の笑顔に癒されることもあります。

世の中に笑顔が溢れていたら病気とか減りそうですね。

僕がこの9年間、1度も医者にかかったことがないのはイイ笑顔に恵まれているからかもしれません。

みんなに感謝。

2006/07/17(月) 戻る?進む?
人は、その人生の中で何度となく同じ点を通る。

その時、或いは「またここに戻ってきた。」と感じるかもしれない。

しかし、それは決して【戻った】のではない。

それは、【進んだ】先にまた同じ(ような)点があったということに過ぎない。

この違いに気が付かない人の多くは苦悩し、また自らを嘆くこともするだろう。

そして、その行為はさらに人を推し進めることになるのだ。





補足:
人は決して戻ることなどできはしない。
戻ったと嘆くことは、戻ることを切望した人々への冒涜とも言える。
それは無知が故の驕(おごり)であるのかもしれない。

2006/07/16(日) 暑くて目が醒めた朝に思ったこと
「飛んで火に入る」と言われるほどに光が好きな昆虫類。

山奥の街灯などないような場所で。

月がきれいな夜。

人間がそうであるように虫たちもまた星空に縫い付けられた黄色いボタンに目を奪われることだろう。




人間ならば「綺麗だな。」で済むシチュエイションだけど、羽を持つ昆虫たちは恐らく我慢できずに月に向かって飛び立っちゃうんじゃないかな、って思う。
ほかに明かりがなかったら、たぶん行っちゃうよね?
もし俺がノコギリクワガタだったら絶対行く。

そうなったとき、その結末は・・・?

力の続く限り飛びつづけ命を落とす?
イカロスの話を思い出すなぁ、切なくもロマンティック。

途中でなんか様子がおかしいことに気がついて引き返す?
「あれ、なんかおかしくね?やーめたー。」
ある意味、今どき。

飛びつづけている間に夜が明けて月を見失う?
でもこの場合は次の日も繰り返すことになりそう。
そもそも虫ってそんなに長時間飛び続けられるもんかなー。

しばらく飛んで連続飛行限界で落ちて、痛いけどまた普通の生活に戻る?
これは夢も希望も面白みもない。
この場合も翌日も繰り返すことになりそうね。
シビアなリアリズムか。

パッと思いつく可能性はこれぐらいだけど、ホントのところどうなんですかね、千石センセー?

2006/07/15(土) うむむ。
昨日は長く付き合ってた人の誕生日だったわけですが今や連絡すら取れずで、おめでとうの一言も伝えられませんでした。
女性に多いみたいだけど、過去をさっぱり切り捨てられる人ってある意味凄いと思います。

今の自分が何でできているかって言うと、それはズバリ「経験」だと思うんです。
生まれたときは性格や個性、まして人格なんてあまりないでしょう?
経験を積んで、その経験の中から得たもので構成されているのが今の自分なんだなと思います。

ほりた村の村長の言葉で言うと「毛玉」がまさにそれです。
しかし、イッペちゃんが
「ココロ、コロコロ転がって大きな雪ダルマになった。ココロ、コロコロ転がって動けなくなってしまった。」
と、かつて幻の曲「ココロコロコロ」で歌ったように、あまり取捨選択をせずに何でもかんでも吸収していると、許容量をオーバーしてしまう危険性もあります。
多くの女性はある種の防衛本能で過去を切り捨てているのかもしれませんね。

まぁ、切り捨てられてもしょうがなーい。
ってことですかね。

2006/07/14(金) やっぱり蝉が好き!
夏ですね〜

雑木林の中を歩いて【みぃぃぃ、みぃぃぃい】と聞こえ始めたら誰がなんと言おうともうすっかり夏です。
コイツは先発隊のニィニィゼミ。
蝉界のリコーダー的存在。
庶民派っていうか、みんなの蝉っていうか、地味。
でも極めれば味がありまくる。
まぁ原点にして到達点のようなヤツです。
びーとるず。


今、まさにそうですけどさっきまで晴れてたのに突然、雷が鳴って豪雨なんてのは夏ならではですね。
この降り方はきっとすぐ止むだろうな。


そのうち蝉の鳴き声も変わって【ギリギリギリギリ】とパンキッシュノイズ系のアブラゼミが真夏到来を知らせてくれる。
コイツは品がないので蝉の中ではあまり好きじゃないですが…。
けど、ギラギラした夏の太陽とコイツの声は凄くマッチします。
ノイズ系のくせに意外とセッションもいけちゃうのか。やるな。

そして【みぃぃんみんみんみんみ゛ぃぃぃぃ】で超夏。
このミンミンゼミはわりとポップなイメージです。
万人ウケするし、あらゆる夏のシチュエーションにBGMとして溶け込みますね。
安っぽいドラマとかの製作陣は「とりあえずバックにミンミンゼミの鳴き声を流しときゃあ夏だろ。」とでも考えているかのようにジョーサトばりに多用されます。
まぁなんにせよ、間違いなく夏の代名詞です。

でも、俺にとってそれは東京に出てきてからのことで、愛媛ではミンミンゼミよりクマゼミのほうが主流なので【ジャージャージャージャー】が超夏の象徴。
コイツの重厚なグルーヴ感はメタリカを彷彿とさせる。
個人的には夏の王者はコイツで決まりです。
クマゼミはたった一発のシャウトで空気を変えてしまうジェームズ・ヘットフィールド並のカリスマ性あり。

んで山とか行くと【カナカナカナカナ…】と涼しげな鳴き声。
この澄みきった声はさしずめエンヤof蝉と言ったところか。
コイツの声を聞くと、どんなに暑くても癒される。
木々の間を抜けてせせらぎに辿り着いたとき、よどみない清流とヒグラシの声があればそこは立派な避暑地です。
鳴き声ばかりであまり姿を見せないミステリアスなヤツなので鳥の鳴き声だと思ってた人も多いのでは?
実は容姿も極めて端麗でこの美声とあいまって僕の中では美人系というカテゴリーに属しています。

そして、満を持して登場するのがツクツクボーシ。
壮ちゃんがファンク・ソウル系と称するこの蝉はハネてこそないものの、とてもユニークなフレーズを連発する。
まず小さめな音で【つくつくつくつく…】と様子を伺う。
もしこれがシャッフルビートで【つっくつっく】だったらかなりヤバイところだったよ、フゥー。
で程よくイントロを引っ張ったかと思うと、突然誰もが知ってるサビ【ぼーしつくつくぼーしつくつく】!
実はここからが凄い!!
ヤツら、この後のアウトロで個々がアレンジを加えてくるんです!
しかもオイシイところに休符を入れてくる。
例えば【つくつくウィーヨーつっつくウィーヨー】とか【つくつくウィーヨー っつくウィーヨー】とか。
お前はロバート・マーキュリオかっつーの!
しまいにゃ、テンポ無視でタメまで入れてくるヤツもいる始末。
んで、ちゃんと最後は【ヴィィィィー!!】と、「・・・出し切った・・・。」と言わんばかりのロングシャウトで締める。
構成まで考えてやがるよ、コイツ。単細胞のアブラゼミとはワケが違う。
ホント、2週間で命を終えるには惜しい天才肌ですよ。

そしてツクツクボーシが鳴く頃には、僕も夏が好きだと【シクシク】泣くワケです。
鶴坊さんの名曲「ころもがえ」を聴きながら…。


始まりと同時に終わりを意識してしまうのは僕の悪い癖ですが、それもまた大切なこと。






あ、雨止んでる。
では行ってきま〜す。

2006/07/13(木) はは
実家の母よりメールが来た。


暑いね
元気?
猫背になってない?


と。


は?猫背?
なぜ突然そんなことを??

それにしても900kmも離れた土地で俺の姿勢のことを心配してくれてるとは!!

母、恐るべし!!

すぐに返信したのにその後、音沙汰なし。

2006/07/08(土) イズム
最近、自分の周りで【町田イズム】という言葉が定着しつつある。
まぁ、一言でいってしまえば「ダサさ」です。

しかし興味深いのは、いわゆる「無しなダサさ」を「有り(かも)なダサさ」にしてしまうのが町田イズムの妙技なのです。

都心部の街と比べると一目瞭然ですが、町田の市街地を歩いていると数多くの町田イズムと出くわします。

人も然り、景観も然り、店舗も然り、音楽も然り。

1つ例を挙げときましょう。
町田になぜだか109ってのが在りますよね?
その109の最上階にさらになぜだか公民館が在りますよね?
ほら、町田イズム。


絶妙のセンスを誇る【町田イズム】。
皆さんも探してみてください。

2006/07/07(金) 町田そして厚木。
この日、町田が厚木になった。
確かに町田なのに、なんか厚木だった。
そこにこんこんちき(こんこぁまちき)が起用された。
誰かが図ったワケでもないだろうに・・・因果なことだ。


土地というのは人なのだなぁと思った。

極端なことを言えば、ある日、町田にブラジル人が押し寄せてきて突然サンバカーニバルを開催したとしよう。
右も左もブラジル人だ。
ブラジリアン、ブラジリアン、町田人、ブラジリアン、町田人、ブラジリアン、ブラジリアンぐらいの感じ。

そこはもはや町田というよりむしろリオデジャネイロではないか。
(んなこたねーか。ゴメンなさい言い過ぎた。)

とにかくだ。
俺が言いたいのは土地ってのはあくまで器で、そこに何が入るかがかなり重要になってくるってことですよ。

古伊万里でインスタントラーメン食べてもなぁって感じじゃないスか。まぁそういうギャップも嫌いじゃないけど。

国破れて山河ありとは言っても国が在ったからこその言葉なわけで。(なんでサンガーはサンダガになっちゃったんだろう。同じ疑問を抱いてる人、呑みましょう(ほり村より抜粋))

話は戻って・・・
町田。
そう、町田にどういう人がいるかってことが町田がどういう町かってことになるんですよ。

じゃあ、どういう人がいるんだ?

ってことで、
俺の人間観察は続くのです。

2006/07/06(木) 不器用ゆえの・・・
ワイドショーみたいのを見てて切なくなった。

アメリカに振り向いてもらいたいだけなのに。

ミサイル発射。

びしょ濡れになった愛犬を乾かしてやろうと電子レンジに入れて殺してしまったという話を思い出した。

2006/07/05(水) スープの冷めない距離
皮肉なことにミサイルの届く距離ってのを図解で見ながら、日本と朝鮮の「近さ」を実感した。

遠くて近いものもあれば、遠くて近いものもある。

2006/07/04(火) 何でだろう?
かなり前のなんでもない一言が妙に心に残ってたりする。

「重いカルチャーをオモチャーという。」

たしか、初期のファミコンのCMだったと思って、今調べてみたら1985年頃に放送されてたらしい。
当時6歳の俺の心に意味不明の響きが強烈に刻み込まれたらしい。

2006/07/03(月) 好きなもの
ここ数年、「好きなものは何か?」と訊かれたら迷わず人間と答えている。

人間という生き物はとても興味深いもので、同じ人でもその時々で属性が変わっていくという他ではあまり見られない性質を持っている。

注意深く観察していると日本語で言い表せられるほとんど全ての要素が一人の人間の中に在ることが解る。
本人も認識できてないモノを人の中に見つけることが人間観察の醍醐味なのだ。

随時変化していく複雑なバランスを解明できたら面白いだろうなぁ。
いや、解明できないからこそなのか。

何事もそうであるが『知れば知るほど面白い。』
人間はその最たるものである。
僕のヒトへの興味はまだまだ深まるばかりだ。

2006/07/02(日) で、出たぁぁあ!(泣)
出ました。
ヤツはアンプの下にいました。
家で遭遇しなかったのが唯一の救いでした。

叩き潰すとさらに醜悪なものを見るハメになるので、洗剤をかけました。
ヤツは一瞬すばやく動いてすぐに苦しみ悶え始めました。
その姿は吐き気をもよおすほどにおぞましく、背筋に氷を押し付けられたような感覚をおぼえました。

しかし、腹を見せて脚をバタバタさせるその姿から僕は目を逸らすことは出来ませんでした。

ヤツを殺すという事実から逃げることは【命】に対しての侮辱である気がしたからです。
見届けることが自分のエゴで他者を殺すことに対する最低限の責任だと思ったのです。

それは或いは一種の猟奇的な感覚なのかも知れません。
この世で最も忌み嫌う生物をなぶり殺しながら、罪悪感と不快感と誠実な気持ち、そしてほんの少しの快感が混在していました。

その動きが止まるまで力なく僕は立ち尽くし、その後死骸をゴミ箱に投棄しました。



帰り道、僕は誰からも愛されることのないその生物のことを考えていました。

誰にも必要とされなくても生きていくことは、およそ人間には真似できないこと。(きっと自然のサイクルには必要なのだろうけれど。)

それでも必死で生にしがみつく様はとても醜く美しい。

異星人の目には人間とゴキブリとどちらが醜く写ることだろうか。

と。

2006/07/01(土) 点在する要素の結合により生じる線を僕は人生と呼ぶのである。
解りやすく言えば、今この瞬間ですらも無数の可能性の中に僕は生きている。

その中から何を選択し何を放棄するかによって軌道は少しずつ変わっていく。

より多くの可能性を見出せば道に迷うこともあるだろう。

でも自分の意思で進んでいく感覚は次の一歩を踏み出すための喜びとなり、探求し続けるエネルギーとなる。

必然性と意外性を織り交ぜて僕は僕だけの軌道を描くのだ。

そこに残る線はきっと芸術と呼ぶに相応しい美しさを示すだろう。

その時、きっと僕は悲しみや孤独すらもスプーンに一杯の砂糖と一緒に溶かしてコーヒーをゆっくりと飲み干すのだ。


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