|
2006/07/01(土)
点在する要素の結合により生じる線を僕は人生と呼ぶのである。
|
|
|
解りやすく言えば、今この瞬間ですらも無数の可能性の中に僕は生きている。
その中から何を選択し何を放棄するかによって軌道は少しずつ変わっていく。
より多くの可能性を見出せば道に迷うこともあるだろう。
でも自分の意思で進んでいく感覚は次の一歩を踏み出すための喜びとなり、探求し続けるエネルギーとなる。
必然性と意外性を織り交ぜて僕は僕だけの軌道を描くのだ。
そこに残る線はきっと芸術と呼ぶに相応しい美しさを示すだろう。
その時、きっと僕は悲しみや孤独すらもスプーンに一杯の砂糖と一緒に溶かしてコーヒーをゆっくりと飲み干すのだ。
|
|
|