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2006/08/24(木)
不可能を可能にする男!!
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久しぶりに大学時代の友人達と呑んだ。
Zは結婚一年を過ぎ、今やマイホーム暮らしだ。 俗に言う【ほくほく】というやつだ。 Z夫妻に言わせれば【薄氷の上の生活】だとか。笑 まぁ現状をどう捉えるかは人それぞれとして。 俺は無意味に【薄氷+ほくほく=危険な香り】とか連想したがアホだと思われるのが関の山なので口には出さなかった。
俺が持参した愛媛の地酒「梅錦」(淡麗辛口)を呑み交わしながら味についての批評。 R「そんなに言うほど呑みやすくもないし、後味もちょっと・・・。」 やはりRは梅錦以上の淡麗辛口だ。 W杯日本惨敗の敗因を尋ねたとき、返ってきた超ロング返信メールの痛烈な考察も記憶に新しい。 そんなシビアな彼が俺は大好きだ。
Hは社会人という立場にいながらも精神世界の住人で「都会の風に疲れた」が口癖になりつつある。 Hは18歳にして【0と1の迷宮】に迷い込んだ猛者であるが、彼女の漠然とした世界が確立されるにはもう少し時間がかかりそうだ。 誰の言葉だったか「苦しいときは登り坂」という言葉を彼女には贈りたい。
前置きが長くなったが、そんなメンツの中で今回のテーマになっている【不可能を可能にする男!!】というのは、ほくほく男Zのことだ。
酒が進むにつれ話題は社会の話から結婚ネタへ。
・・・いつの時代も酒の席では恋愛話が定番だ。
Zが当時会社の同期だった奥さんIに付き合いの申し出をしたとき、彼女の返事は
「ごめん、無理!」だったという。
痛い。 一刀両断というのは時には優しさでもあるが、どうやらこの無垢な刃物は相当研ぎ澄ましてあったようだ。
丁重にお断りするということを知らないのか。笑
とにかく【無理】の2文字はフラれ方として超一級だ。 理が無いのだから、通常ならもはや不可能といっても過言ではないだろう。
「諦めたらそこで試合終了ですよ。」 Zは熱狂的な井上雄彦ファンに違いない。
その後の展開を詳しくは知らないが、結局諦めることをしなかった(知らなかった?)Zは後に勝者にのみ与えられる称号【ほくほく】を手に入れたというわけだ。
不可能を可能にした男Z。 伝説というものは案外、身近で作られていくのかも知れない。 と思えた。 なんかよくわからんけど、ありがとうZ!!
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