日々是魂知己
〜自分勝手の極み〜
我、思う。故に知己あり。
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2007/01/31(水) ごっこ
確かに!
光陰は旋回運動とともに609m/sで発射されるライフル弾の如しだ

しかしながら!
月末になると「嗚呼!もう○月も終わりかぁ・・・早いなぁ。」と口裏を合わせたかのように嘆くフリをする人があまりに多すぎるように思う。

20年とか30年とか生きてたらいい加減早いのには慣れてるだろ!?

そんな社交辞令は要らないんじゃなかろうか。



とは言いつつも、そんな嘆きゴッコをしてる人たちを見て密かに演技力審査をしてしまう俺。

2007/01/30(火) 隙間風のお話
バロックの窓越しに見ていると

吹き抜けていく風が見える


木々の合間

ビルの合間

人々の合間を


その風が自分の合間も通り抜けているのだと思うと
そりゃあ冬は寒いもんだよ


テレビでは暖冬だなどと言っているが、悪い冗談だろう?

今年の冬は一段と冷える。

2007/01/29(月) くんせい
季節的なものなのでせうか

もっと他の大きな意図によるものなのでせうか

とにかく重い吸引力に掴まっています

藻掻こうにも、足掻こうにも、どうにもこうにもいかない

ただただ若いオシャベリが苛立ちと羨望に焦げ

無益な遊戯だけが空をすうすう泳いでいるようです

だからといってどうこうするわけでもないんですが

ただただタバコの煙が何を燻すのか、と

すうすう融けゆく宙を眺めながら考えてしまうのです。

2007/01/28(日) 不思議みたいなもんだねぇ。
本当に不思議なのは、決して色鮮やかではない【珈琲】という飲み物が僕の世界を色とりどりに満たしてくれるという事実。

2007/01/27(土) はたして土曜日は掃除をする日なのか!?
ダレカガ ホシクズヲアツメテ ボクヲツクッタ

ダレカガ ホシクズヲアツメテ ソウジキヲツクッタ

ダレカガ ホシクズヲアツメテ ゴミクズヲツクッタ

ボクガ ソウジキデ ゴミクズヲアツメテ ステタ

ダレカガ ホシクズヲアツメテ メガメタボライザーヲツクッタ

ボクガ ホシクズノナカデ メガメタボッタ イヤ マダデスケド

ホシクズガ ホシクズヲアツメテ ホシクズヲツクッタリ

ホシクズガ ホシヲナガメテ キレイ ダ トイッタリ

ホシクズガ スンダ ナミダ ヲ ナガシタリ

ヘソ ガ チャ ヲ ワカシタ リ


カタカナは嫌いだ

カタカナは好きだ

どっちだ

またか

まただ

おーけー にひる に わらおうか

その前にちゃんと掃除をしようか

社会悪と戦う気分で。

2007/01/26(金) 壊滅的ダミッジ
・・・雨が降っていた

しとしと、と

しとしと、と降っているのにしては水たまりができていたので、「もうしばらく降り続いているのに違いない。」と思った

しとしと、と心とても穏やかに

静かに、せせらぐように、今朝、部屋の窓際に干してきた布団に想いを巡らせた

イミッジの中で、布団はしとしと、と雨を吸い込んで、3倍ぐらいの重さになってステンレス製の物干し竿に見事な【「く」の字固め】をかけていた

それはきっと、きっとおそらく、ほぼ間違いなくSBTであろう

3km程離れた地で僕にできるたった一つのことは

「頑張れ!踏ん張れ!物干し竿よ!」

と、しとしと、と願うことだけだった




※SBT:sad but true の略

2007/01/25(木) 月と鼈
「鼈」ってスッポンて読むそうなんですけど、まず読めません。そして書けません。
そういう漢字はけっこう多い。
知っている人だけひっそりと知っている。
それではコミュニケーションのツールとしてはちょっと弱い。
そして使われないならあまり必要ではないんじゃないのか?
とさえ思える。
そういう漢字ってある種、芸術の域ですよねぇ。
音楽も絵画も、まぁ宗教も絶対的な必要はないけど有る。
日々、無意味に物事の意味について考えることが似非ニヒリストの特徴であるので去年あたりから漢字について何度となく考察しております。

漢字(象形文字)は極めて簡素な絵画と言えるもの。
「亀」なんてのは字の形ももの凄くカメっぽいし、(ツチノコにも見えるが・・・(ツチノコなんて見たことないが・・・))この字がカメの絵だと考えると「亀」を書く人によって形が違って当たり前。
記号化度で考えると絵文字と近いものがあるね。

難解な漢字には遊び心が伺えるので、なんか好き。
使わないけど。
使えないけど。

暁に死す!!
http://www.akatsukinishisu.net/kanji/mottomo.html

2007/01/24(水) 次の世界はズバリ【恍】と見た!!
宙を舞う方程式は答えと【=】で結ばれている

知性あるところに虚無あり

併せて考える

【無我】こそ虚無と戦う術だということができる。

【知らぬが仏】とはよく言ったもんだ。


しかし似非とは言え、平和主義者を語る俺は虚無とすら戦わずして封じる策を考案中だ。

かといって真正のニヒリストになる気も更々なく(俺には【人間】を除く全ての肩書きが似非であるぐらいがちょうど良い)、それでもなお、逝き急ぐ俺は虚無とお友達になろうかな、とまで考えてしまう。

簡単に言うと、虚無を楽しむということ。

中原さんは虚無そのものに【成る】道を選んだが、俺は敢えて【和して同ぜず】のスタンスで挑もう。

それが煙の哲学。

2007/01/23(火) ついに対面するときが来た・・・か?
意識して接近しなくても、【その時が来れば出会う】だろうと思って放置しているモノやコトがいくつもある。
ニーチェさんもその一人。
彼の噂は各方面から聞いているが実際に彼の残した書物に触れたことはない。
最近日々、魂知己していて自分がニヒリストである自覚を持つと共に「どうやら近づいているようだな、その時が。」と思い始めた。
彼の【ニヒリズムの超克】という視点に極めて近いところに、今の自分の興味が注がれている。

は!?ニヒリズムを!超克するだと!!?
そ、そんなことが可能なのですかぃ!?

と言った具合に彼の通過した道が無性に気になり始めた。

そして悩む。
読むか〜?
もうちょっともったいぶるか〜?
とりあえずでいいから自分なりの答えを出してから読んでみるか〜?
でも、たぶん知りたくないものまで知ってしまうのだろうな〜。

まぁとりあえず、入手しよう。

2007/01/22(月) 【楽】の境地
それは果たして時間だけの問題なのか。

否。

そこに至るまでに通らねばならぬ道がある。

しかし先を急ぐ者に立ち塞がるのは、やはり時間という壁。

雨粒の落下速度が一定なように、物事には適した速さがあるのだろう。

わざわざ法律など作らなくても、必要なルールは十分すぎるほどあるもんだ。

2007/01/21(日) 悲しみの花が咲いた日
風に乗って

新たな地に根をはって

また花を咲かせてくれ

それがたった一つの願いだよ

それがたった一つの救いだよ

2007/01/20(土) 雪の日の小話
今年も初雪が降った。
冬が嫌いな僕が、何故だかどうにも雪を嫌いになれない不思議なもどかしさを感じながら川沿いに自転車を走らせていると、川原の木に野鳥が4羽。
普段は集団でいる姿を見ない鳥だったが、空から降ってくる白いふわふわに驚いたのだろうか、寄り添ってキョロキョロとあたりを見回していた。
思わずこぼれ出る【ニヤリな笑い】。
丸い目しかできない彼らが目を丸くしている姿は、カメラを持っていたならば逃さずにはいられない光景だった。


とにかく僕にとって、雪には寒さを正当化するだけの説得力があるのだ。

2007/01/19(金) この筆が折れることは無い
カーターさんの言うとおり、音楽は絵を描くことと同じだ。
全ての表現されうる芸術は作品を媒介にイマジネーションによって再構築される。
無論、再構築するのは鑑賞者自身である。
放たれた芸術は、その後再び表現者の手に戻ることは無い。
それらは鑑賞者の中に1つの形として残るのみである。
(多くの場合それはヴィジョンに近い形を採る。)

そして私は危惧する。
暴走した科学技術や哲学なき文明は、蝉の羽をもぎ取る子供のように容易に、残酷に、人からイマジネーションを奪い去る。
イマジネーションの欠落した人間は、知らず知らずのうちに再構築という行為が困難になっていく。
恐らくは彼らが自身の中に美しい絵を描くことはないだろう。
それは神の次に死ぬのは芸術なのかもしれない、ということ。
神のいない世界に生まれた私には、もはや「神の不在」を憂うことはないが芸術の死を恐れることはできる。
数百年後に訪れるかもしれない【「芸術の不在」を憂うことのない時代】を止めることはできる。



想像してみて欲しい。
イマジネーションを失った人たちが街に溢れるときを。
死んだ魚の目で最短距離を事務的に動く人々を。
直線や不自然に滑らか曲線が支配する無機質な世界を。


ロボットが人間に近づくのではない。
人間がロボットに近づいている。
そう思えてならない。



(しかし、最近のロボット工学の研究では、外部刺激に対して90%しか反応しないロボットが実験的に作られているという。
それはつまり人間の証、すなわち【ダメさ】をロボットに与えるということだ。
確かにドラえもんはかなりダメなロボットだが、本当の未来にもドラえもんのようなダメなヤツがいてくれるなら、ひとまずは安心だ。)

2007/01/17(水) そう!
宙を舞う方程式は答えと【=】で結ばれている。
のだ!

2007/01/16(火) 代謝
言葉も代謝する。

使われなくなっていく言葉もあれば、生まれてくる言葉もある。

アメリカでは昨年話題を呼んだPLUTO(冥王星)が「評価を下げる」という意味の動詞として使われるようになっているとか。

名詞を無理やり動詞にするのは日本でも常套手段だ。
古くは「メモ」→「メモる」など。

ではその要領でさっそく1つ。
【メタボる】
:生活習慣病に繋がる行為を行うこと。
例えばジャンクフードをむさぼるとか、暴飲暴食するとか、家でゴロゴロするとか。

たまにはマックでも行ってメガメタボろ〜ぜ〜!
レッツ☆

追加:
メタボリック症候群に繋がる高カロリーで低栄養な物どもを【メタボライザー】と名付けよう!
レッツ、メガメタボライザー☆

2007/01/15(月) 新説!キョムウイルス!!
人類を滅ぼすのが「ウイルス」か「虚無」か、という問題について考えていたところ、ふと浮かんだ新説。

【虚無という名のウイルス】!!
症状:気合が入らなくなる、何もかもが無意味に感じる
致死率:高くは無いようだ
感染力:低いが誘発することが稀にある
ワクチン:無し
発生源:知性のあるところ



〜微生物学の確立以前、ウイルスはその名前が【virus】が示すとおり全く実体の無い云わば精神的な存在として扱われていたことだろう。
それはまさしく、現在に至るまで【虚無】が置かれているポジションと同じであり、今後、虚無の物理的な実体が暴かれる可能性は否定できないのである。〜



【虚無】と【ウイルス】。
極めて性質の似た存在。

しかし、調べてみるとウイルスとは全く不可解な存在だ。
生物とも非生物ともつかない中間のものとは。
カーズ!?笑

下の図はウイルスのモデルだが、どことなく曼荼羅を連想させる構造であることに驚かされる。
その姿には哲学めいた何かが画されているようにすら思えるのである。

2007/01/14(日)
もはや町田のバンドシーンの中心にいると言っても過言ではないだろう。
自らを【鯖虎】と名乗る人物がいる。
一体彼女は何者なのか?
少し好奇心の扉を叩いてみれば幾つもの【?】が顔を覗かせる。
そもそも「鯖虎」というハンドルネーム。
これは一体なんだ?
鯖・・・虎・・・この組み合わせ!
かなりのセンスの持ち主だ。
そして年齢不詳のいでたち。
加えて(笑)楽器に関する知識の豊富さ。
プレイヤーではないはずなのに「○○のドラムは使い勝手が悪い。」とか何故知っているんだ!?
さらには一日の内に遠隔地のライブハウスに現れるまでのバンド愛!
一体どこからそのエナジーは湧き出てくるのか?
形而上学的存在?
??

???!?


はてなてなーーーー



彼女こそ【町田のはてなてなー】と呼ぶに相応しい!!(←趣旨が違う。)

鯖姐さ〜ん早く小田急相模原の万金餃子を食いにいきませう〜。

2007/01/13(土) 今年も殺られた!
去年の初め頃、ノロウィルスと思われる敵に急襲され、上から下から出るものは全部出し切った意識混濁状態で健康の有り難さを痛烈に思い知った自分であったが、やはり【慣れる】ということは人間の最大の弱点でもある。ちょうど一年後の今日、健康ボケした体を襲った謎の病原体!(病院に行ってないから正体不明なだけで実際は有りがちな何かだと思うが。)しかし!脳ミソぐわんぐわんな非常事態の最中、俺は1つの教訓を得たのであった!!



激しく腹を下しているとは言えど!!
食べたものが原型のまま出てくるということは!!




「食べ物は、よく噛んで頂きましょう。」


という天のお声に他ならない。

2007/01/12(金) 虚空に潜む大きさの無い何か
抗うほどに破壊力を増す。

先に人類を滅するものは【virus】か【虚無】か。

2007/01/11(木) reasonable
タクミブルボンの言う【壊していくプロセス】というものは、俺にはどうも消化しきれないスタンスで、ここ3ヶ月ほど悶々とそのプロセスについて考えていたのだが、少しマイルドに【引き算】という言葉に置き替える事でようやくある概念体系として落ち着いた。

子供
漫画の線
光の遮断
像の獲得と無限の消失

キーワードがピタリとハマったことによって、にわかに全貌が見えてきた。

知りたかったことが知ってしまったことによって知りたくなかったことになることはよくあること。

別に悲しくはない。(というのは強がりに過ぎないが)

それでも喰らい続けるよ、俺は。

2007/01/10(水) 空の色と海の色の関係についてのメルヘン
T

限りなく透明に近いブルーの空と僕との間に

分け隔てるものはなにもない

なのに僕が空になれないのは紛れもなく

最も大きな悲しみの1つだ

吹き抜ける風がタンポポの綿毛を運んでゆくころ

空は今日より少しだけブルーに染まる

それは今日と変わりない色

変わりないブルー


僕はまだその色を好きにはなれそうもない





U

空を越えてゆくイメージで

泳ぐような手つきで

大空に円を描こう

少し歪んだ円が暖かい風に溶けたら

見上げた顔をそっと記憶して

あのブルーのところに持ってゆこう

その記憶に今日と変わりないブルーもきっと蒼ざめて

ゆっくりと海色に変わるだろう

それを見た顔をそっと記憶して

今度は何処へもってゆこう





V

遠く遠く遠く遠く

遥かに遥かに遥かに遠く

遥かに静かに

遠く深く

波の音も届くことはないところで

僕が眠りにつく

「嗚呼、貴方がたも其処に居られたか。」とひとりごつ

暗く暗く暗く暗く

深く遠く深く遥かに

暗く温かく

蝉の声も届くことはないところで

「やあ、貴方がたに見せたいものがある。」とひとりごち、

僕は遊流やかに記憶の隅からそれを取り出すとしようか。

2007/01/09(火) なんで?って思うことが大事なのだよ。
唐突に!

且つ激しく!

それでいて不思議なくらい自然に!



食べたくなるものランキング。
※自分調べ


1.苺大福

2.たこ焼き

3.餃子

2007/01/08(月) PLAN B
寒いとき人の体がこわばるのはごく初歩的な防御反応だ。
硬くなって外部からの刺激に抵抗しようとする。
おちょくられた子供がムキになって自己を守ろうとする反応と同じです。

まぁそれもいいけど、それをやってると凄く疲れる。
なので・・・
逆に寒さを受け入れてみる。
というのはどうか?
と考えた。
俗に言う中華な感じだ。
(タチの悪い開き直りの如く)
全身の力を抜き、思いっきり開く。
そして寒さに融け込む。
感覚的には【ていうか、むしろ俺こそが寒さだ!】みたいな感じ。
そしたらなんと!
これが結構イケるんです。
寒いのは寒いんだけど、辛くはない寒さ。
おいおい、βエンドルフィン出ちゃったよ、コレ。っていう寒さ。

これがPLAN B。
ちょいと上等テクですが・・・。

ほんと一度やってみて。
できたら、いろんな場面で応用してみて欲しい。

2007/01/07(日) どすこい一週間!
何はなくとも愛でたい年の初め。
甥っ子、姪っ子とたはむれ、粋Zと将棋を指し、旧友と年に一度の言葉を交わし。
老いも若きも内に同じ設計図を持つ者同士が集まる実家。
少年時代を分かち合った過ぎ去りし友が住む街。
たわわなるミカンは郷の香り。
爺さんは米、父は還。
何はなくとも皆、愛でたい。

2007/01/06(土) 9998
実際の運は悪くはないと思うのだけど、とかく「おみくじ運」が良くない。

おみくじの冒頭に書いてある短歌を読むと凹むよ。
粋な言葉で「あんた、良くないよ。」と言われるとそりゃゲンナリするさぁ。
そういうのは思い込みが大事なんだから、もうちょっと気を遣って頂きたいッ!!

ゆあ〜ん。

2007/01/05(金) 風がなけりゃ
風がなけりゃ凧は揚がらない。

バランスが取れてなきゃ凧は揚がらない。

糸に引っ張られてなけりゃ凧は揚がらない。

そして何より、凧揚げしなきゃ凧は揚がらない。

2007/01/04(木) 何も無い
さて、一年ぶりに話した友人Yがコーヒーを片手にこう言った。
「去年一年で、自分には何も無いってことを思い知ったよ。」

ほんまかいな。
俺に言わせりゃ「何も無い」ことほど難しい事は無い。
それが本当なら、彼は新興宗教の教祖に成れる器だ。
少なくとも俺は彼の味を知っている。

2007/01/03(水) マリアージュラッシュ!!
相当キテます。

1つまた1つと姓が統一されてゆきます。

別々の姓が同じ姓になって、2つの同じ姓が3つ4つになってゆきます。

らいふ いず びゅーちふる

2007/01/02(火) とはいえ
ぐーたらするのが正月の礼節でもある。
食って寝て呑んで寝て。
垂れ流しTVは無理やりなテンションぐらいが丁度良い。
新年会は言葉少ないぐらいが丁度良い。

2007/01/01(月) 0時過ぎの電車に揺られて
ドアが開いて、駅のホームで電話片手に声を弾ませるダウンジャケットの男。
「明けましておめでと〜ぅ!」

「あ、もう0時を回ったか・・・。」
そんな風に始まる西暦2007年。

駅のそばでダンボールにくるまるホームレスの中年男に何か「施し」をしようかと思う偽善心を嫌悪し、見て見ぬ自分の通り過ぎる無力さに失望し、ポケットの中の自虐的な詩に共感し、目を閉じれば、まだ新年が始まらぬ自分が其処に在る。

年は勝手に明ける。
しかし年を開けるのはちっぽけなこの手だ。


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