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2007/06/16(土)
手
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やっぱり基本、手ですね。人間は。
足はだいたいいつも「立つ」という仕事をしているので、あまり自由ではない。
自由を与えられて何かを「する」のは手です。
(自由を与えられて何も出来ないとき、人は本当の無力を知る。)
楽器を弾くのは、殆ど全て手による行為。 絵を描くのも手。
人と人とのコミュニケーション。 理想を言えば脳to脳がベストでしょう。
でも現実にはいろいろ問題があるので、頑張ってもフェイスtoフェイスが限度か。
楽器で自分の感覚を人に伝えるのはハッキリ言って神業です。
脳to手to楽器to空気to耳to脳
まどろっこしいな。
その中で自分が一次的にコントロールできるのは、脳から楽器までの流れのみ。
良い楽器を持っても手がダメだとミュージシャンとしては話にならない。
良いツールと良い手を持ってても、脳がダメ(脳がダメって何だ?)だと表現者としてはキツイ。
定義がよく分からんけど脳がダメだと表現以前に人間としてダメね、きっと。笑
では今日のまとめ:
発信する脳から受信する脳までの流れの中にある様々な要素の一つ一つがコミュニケイションそのものを大きく左右する。 素晴らしい音楽が成り立つのは、偶然と必然がそろって初めて起こる“奇跡”と言っても過言じゃあない。
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