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2007/08/10(金)
【戻力】についての考察
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おそらく万物に対してはたらいていると思われる。
物理的には作用に対して反作用があるように、どうもそのような力が形而上学的にも存在するだ。
それは時間差を伴って訪れる。 その時間差と戻力の大きさは比例に近い関係にあるようだ。 それは、この力もまた時間軸とは別のベクトルで存在することを示す。
その力の発生点は0だと思われる。 よって、戻力はニヒリズムの枠の中で常に存在し続けている。
その力によって全てにリズムが生まれる。
振幅の大きさは、【解放】へ向かう力の大きさによって決まる。その意味では解放と戻力とは対義と言える。
諸行無常などは、戻力によってもたらされる結果の最たるものと言える。
突き詰めたところにシンプルな形が顕れた物は解放力と戻力のバランスが同時刻に保たれている状態と言える。 球体という形状がまさにそれだ。 球体に更なる戻力がはたらく時、戻力が時間軸にも影響を及ぼす可能性はあるかもしれない。
それらを総括すると、我々の成すべきことは解放へ向かい、存在し続けることであると思うのである。
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