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2004/03/19(金)
スーパーカセットビジョン
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今日はKOFで紅丸等の声を担当しているモンスター前塚氏の誕生日ですね。おめでとうございます。
本日とは関係無いですが、ここでちょっと昔話でもしましょうか?
皆さんは「スーパーカセットビジョン(以下Sカセットビジョン)」と言うゲームハードをご存知でしょうか?実は私が小学1年の頃、最初に手に入れたゲーム機はファミコンではなく、このスーパーカセットビジョンなのです。
何でも、このゲーム機はエポック社がファミコンに対抗する為に、従来のカセットビジョンを発展させたゲーム機らしいです。
しかし、ハッキリ言って性能的にはファミコンより下でしたね。一部ファミコンより良い部分もありましたが、総合的には…。
まず、Sカセットビジョンはファミコンと比べると、グラフィック(画面の美しさ)が若干落ちます。また、動きもカクカクしていて滑らかじゃないゲームばかりです(滑らかな動きがあるゲームと言えば、アストロウォーズ位か?)。それにステージ数も少なく(2、3ステージしかないゲームが多い)、慣れると物足りなさを感じますね…。
また、エポック社以外にこのハードのソフト開発に参入しているメーカーも特に無いです(強いて言えば、ナムコ位)。なので、このハードのソフトは30本程度しか出なかったですね…。アーケード等から移植されたゲームも、マッピー位でした。
そして、Sカセットビジョンがファミコンより優れている所は、まずスプライト枚数が多く、ちらつきが少ない事。そして、ビデオ端子やS端子より優れている画像&音声出力ケーブルのRGBが使用可能な事。しかし、RGB端子付きテレビは高価だと思うので、金持ちな方じゃないと縁が無いか…。
一応、ファミコンより安価でソフトが購入出来ると言う利点もありますが…。
また、ファミコンやスーファミの場合は、カセットを差さずに電源を入れると何も起こりませんが、Sカセットビジョンは違います。「ビデオゲームテストディスプレイ」とか言って、風船がドンドン出る画面が表示されます。これは中々面白いです。しかし、プレステやドリキャス等と違い、これだけですけどね…。
このハードのコントローラーも、今となってはすっかり個性的ですね。上部の左右にオレンジのボタンが1つづつ(計2つ)あり、下部の中央に小さいレバーがあると言う…。まるで、ラジコンのコントローラーみたいです。これって、かなりやり難いのかな?当時は他のコントローラーに触った事無いので、よく分かりませんでしたが…。ちなみに、スタートボタン等はコントローラーではなく、本体にありました。
また、ポーズをかける音は、どのゲームでも同じ。ソフト開発メーカーが1社みたいなモノだから、仕方無いのかもしれませんが…。
そんで、私がプレイしたゲームはアストロウォーズやエレベーターファイト、パンチボーイ、ネビュラ、ルパン三世とかです。
私が小1の頃、ファミコンも当然出ていた訳ですが、最初は何故Sカセットビジョンの方を選んだのかと言うと、その頃は良くファミコンの事を知らなかったからです。そして、小1後半の頃にファミコンの事が分かってきて、ファミコンの方が良いと思い、小2の頃に、スーパーカセットビジョンからファミコンに切り替えました。あのままスーパーカセットビジョンを取っておく事もできましたが、後に壊れてしまいました…。
私が最後にプレイしたSカセットビジョンのソフトは、熱血カンフーロードやポップ&チップス、ドラえもんとかです。
小2の頃にはドラゴンボールやスカイキッド等も出てたらしいですが、私は未プレイです。そして、小3の頃にはSカセットビジョンは完全に消えてしまいましたね…。現在エポック社は、他ゲーム機のソフト開発等に参入しているらしいですね。
Sカセットビジョンのハードについて簡単な話をしましたが、今度機会があったらソフトの話をしてみようと思います。
実際の画像なんか載せて見ると良さそうですが、著作権を侵害する訳にはいかなくて。スイマセン…。
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