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2005/10/14(金)
こう言った絵の展示会に行くのは、今更ながら初めてです。
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今日はファイナルファンタジー等でお馴染みのイラストレーター、天野喜孝氏の絵を見に、秋葉原にあるアートスクエアと言う所に向かいます。
秋葉で絵が展示されてる店と言えば、駅電気街口のスグ近くにあるのと、UFJ銀行の隣にある「入口に女性勧誘が常に居る店」と言う2店だと思いましたが、違いました。
ソフマップ本店とUFJ銀行の中間辺りにあり、1Fが飲食店で、4階で展示会をやってました。
まず入ったら、名前、年齢(詳しく書く必要は無く、何代か?と言う程度)、好きな画家名を書きます。この展示会に関する情報届が欲しいと言う方は、連絡先も書く必要があります。
そして、天野氏が描いたFF]Tのポスターを貰った後、中に入ります。
天野氏のオリジナル絵の他、ガッチャマンやFFの絵も、ちゃんとありました。ちなみにFFのキャラは、あくまでスクウェア・エニックスの物なので、天野氏でも勝手に描く事はできないらしいです。
FFT〜W&Y(Xは無し)のパッケージ表紙絵の他、]と]−Uの絵もありました。天野氏が描くティーダやユウナは見た事無かったので、非常に良かったです。
ちなみにアメリカでは、天野氏が本格的にFF]のイラストレーターを勤めているらしいです。
そう言えば天野氏って、’97年でスデにアメリカのニューヨークに引っ越したらしいですね。FFZから天野氏のイラストがほとんど見られなくなったのは、この為か…。一応予約特典で付いて来たガイドブックで、天野氏のエアリスとクラウドが見れましたが…。
ところで天野氏は、カラーでもあまり色を多く使わないらしいです。メインで使っている色は黒らしいのですが「天野喜孝と言う人は、黒色を最も上手く使いこなせる画家」と言う事でも有名らしいです。
また、天野氏は何度も重ね塗りを行っていて、光に当てながら天野氏の絵を見ると、かなりの立体感があり、非常に綺麗に見えます。ただし、普通のポスターや雑誌イラストとかでは無理らしいです。
それと、天野氏は版画を行う時、木の板を彫刻刀で削って絵を描いて行くと言うのではなく、「ステンレス製の板を彫って絵を描く」と言う、凄い事もやっています。FFYのパッケージ表紙イラスト(左側に魔導アーマーに乗ったティナが居て、周りに建物が並んでいる)も、ステンレスを彫って描いたらしいです。普通、一般の彫刻刀でステンレスを彫って行くのは、不可能なのですが…。
あと、FFと言うは「魔法と機械が組み合わさった(いわゆる魔導)世界観」ですが、こう言った世界観になったのも、天野氏が魔導が好きだったらしいからです。
しかし天野氏の本格的な絵は、どれも高過ぎます…。ここで売っている絵の価格は平均50万円ですが、他の所での平均価格は150万円らしいです。
天野氏のイラストポスターやポストカード、2000円位の天野氏イラスト集等を買おうと思っていたのですが、そう言うのは、全く売ってませんでした…。
こう言った本格的な絵の展示会に行くのは、多分これが最初で最後でしょう…。
一応天野氏のファンとして行ってみましたが、私みたいな凡人には、とてもこう言った絵は買えません…。それに無料で入れると言っても、色々楽しい話を聞かせて貰って、そのまま帰ると言うのも、店の方々に悪い感じだし…。
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