夢想庵
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2005/03/16(水) 春が来た
春が来たな、そう感じた日でした。
駅から仕事場への道行きもほのかに暖かさを感じながら気分良くふらりふらり。
まだまだ「暖かい」という訳じゃないけど、昨日までの寒さが和らいだ事が春感じさせるのでしょう。

仕事の用事で、ちょっと車に乗って出かけたところ、
なんでもないけど印象に残る風景を見ました。
一人で車に乗り、用事も済んで帰り道、
高校の制服を着た女の子と、その姉か母か後姿では解らないけど少し大人っぽい洋服を着た、
雰囲気からその家族ではあるだろうという二人が歩いていました。
その二人は車と同じ方向へ歩いていて、一旦追い越したのだけど
信号で止まって、追い越されてまた後姿を見て、そしてまた追い越しました。
印象的だと言ったのは、その二人の足取り。
春の気配のせいか、なぜかとても軽い足取りのように見えたのです。
とりたてて会話が続いてる風な気配でもなく、かといって無言でもない感じで、
歩く速度は速くも無く遅くも無く、柔らかい足取りで二人はふわりふわりと歩いていました。

ただそれだけの風景です。
でも本当に、軽やかな足取りでした。

追い越すときにでもちらっと横目で顔も見ることは出来たのでしょうが、
別にそういう興味は湧かず、何よりも、その二人が後姿である事が重要なのだと思い
そのまま仕事場へと戻りました。

大学の頃に一度、アメリカへ旅行したのですが、
そのとき地下鉄の改札を出た所で、三人の男性がそれぞれ、
アコースティックギター、洗濯板でのパーカッション、ノコギリでのメロディーでライブをやっているのを見ました。
なかなか良い演奏で、冷えた地下鉄の構内でほわっとした温もりがそこにはありました。
その時は同行の友人と一緒だったのですが、
僕たちは立ち止まらず少し歩調を緩めはしたけれどもそのまま通り過ぎました。
僕たちは、立ち止まって聞き入ってしまうと、その感動が薄れてしまうと感じたのです。
あくまでも通り過ぎるなかでの情景として感ずるものがあったからです。
例えば電車の旅で山間に一瞬見えた海のように。


こういうなんでもないことを日記に記していると
僕は高校時代の女友達の言葉を思い出すことがあります。
その友人が言うには、自分はスナップ写真や記念撮影というものが好きではなく
そのフレームの中に納まってしまいたくないと言うのでした。
写真を撮ってしまうと、後でその写真を見ていくうちに、
その日の、その時期の記憶がその写真に関わる記憶だけになってしまいそうだから、と言うのです。
彼女は、
覚えておける事、忘れてしまう事を写真という「モノ」に左右されたく無かったのかもしれません。

僕が見た今日のその情景をここに記す事で、僕の記憶もそれにまつわるものなり、
他に感じた事はどんどん薄れて、ともすれば明日にでも忘れているのでしょう。
それは良し悪しではもちろん無く、
ただ、そういう事もあるのだな、と、そう思うのです。


今日はお昼に「かごの屋」と言う和食店に行きました。
この店は大阪ガスの系列の「キンレイ」という会社がやっているチェーン系の店です。
仕事場からは歩くには少し遠く、行く時は車で行きます。
このかごの屋のお昼の定食、昼膳と言うのですが、
主菜二種、副菜一つ、小鉢一つ、汁物一杯、ご飯に香の物とけっこうな分量で787円とかなりお得。
しかもご飯は大盛りオッケー。
今日は天ぷら盛り合わせとお吸い物にタケノコが入っていてとてもおいしかったです。
大阪北部や神戸方面に多いようですので、お昼時に見かけたらゼヒ行きましょ〜。

僕は普段日記をつけるのは12時前後なのですが、
今日は久方ぶりのヤキニクなのでご飯前につけました。
なぜならヤキニクにはビーーーーーーーーールが合うから!イエー!
では、いただきます!


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