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2005/04/11(月)
帰ってきた日常
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さて普通にお仕事の日々が帰ってきました。 昨日まではその一連が頭から離れなかったけど、とりあえず終わったので、 ちょっと落ち着いて物事に向かえるかなと、向かわないとなと思っております。 ずっと続けているネットゲームからも少しづつでも時間を作れるように 離れた方がいいのかもとも考える今日この頃です。
今日、お仕事で昼休み時、へろへろと歩いていると喫茶店のオネーサンが 店先にたまったサクラの花びらをほうきで掃きながらふっと一息ついた様がなんとも言えず風流な感じでした。
今、田辺聖子さんの「ひねくれ一茶」という本を読んでいます。 久々に読む伝記ものなのですが、グッときた句があったので軽く紹介を。
海は大きすぎて自分ごときでは詠めねぇや、などと思っていた一茶が、 まだ赤子の時に死んでしまった母の事を憧れの女性の姿に重ねつつ思い浮かべた その暖かさ、大きさを想った時にふと思いついた句だそうです。
亡き母や 海見るたびに 見るたびに
なんで17文字にこんなにも感情を込められるものなのでしょうか。
ちなみに今ぱっと思い出せる中で、過去にグッと来た句は、良寛和尚の辞世の句
裏を見せ 表を見せて 散るもみじ
です。 日本人でよかった。
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