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2005/05/02(月)
谷間出勤
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世はゴールデンウィークの中、取り立てての作業もない日だけど出勤でした。 とはいえ、仕事場の掃除及びワックスがけなんかだけで業務終了。 普段より少し早く帰宅でした。 六日も休んでいいとのことなので連休ですよヒャッホー。
仕事も立て込んでいなかったので昼はゆっくり近所のイタリアンで食べました。 ヒラメのカルパッチョ、春キャベツとカラスミのパスタ、デザートに自家製ヨーグルト。 どれも美味しかったけど特にデザートのシロップというか、リキュールがとても美味しかった。 いい気分で午後を迎えました。
この日は本を一冊読み終えました。 横溝正史氏「犬神家の一族」 これでこの作者さんの本は二冊目ですが、なんだろう、今の人のほうが、トリックの複雑さは面白いのかな? とはいえ、そこに出てくる登場人物の激情やなんかは非常によく表現されていて、 なかなか感じる物がありました。
とはいえ、美しいとか、怒りだとか、悲しみだとか、ダイレクトに言語表現にしているところもあり、 もうちょっとこう、美しいという言葉を使わずに美しさを表現するような事があっても良かったかなと思いました。
ところで、尼崎の電車の事故以来各地で置石が続出しているというニュースを見ました。 一体、それをやった人間は、どうやって自分の心に言い訳をつけているのでしょうか。 僕は自分の中に暴力性みたいなものを感じないわけではありません。 とはいえ、それれと対になる性質も勿論持っています。 それは取り立てて特別な物では無いと思っています。 これまでの人生、何も変わった事は、まぁ、無かったと思います。 そういうふうにステロタイプとして変わった事の無かった人生と言う言葉の中に 多くの人の人生が当てはまるとは思ってはいませんが、 とにかく、理解できません。 どうなったら、それをしようと思うか、出来るだけ考えてみましたが 理解できませんでした。
他人が出来る限りは僕にも出来ると言う事を考えた時、僕は怖くなります。
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