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2005/05/24(火)
もう先月の話ですが
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フォークシンガーの高田渡さんが四月十六日に死去されました。
50を越えても相変わらず四畳半みたいな安アパートに住み、昼間から酔っ払って口げんか。 舞台に上がればフラフラで、上がるも降りるも人の手を借りなければならないほどの泥酔状態もよくあること。
ただ、歌と酒があれば満足と言う。
まさに、無頼漢というに相応しい人だったと思います。
この、現代のディオゲネスと言ってもいい、高田渡さんのセンス。 羨ましい限りです。
理解なんかされなくてもいい、理解なんかしなくてもいい、ただそれがあれば。
そんな境地には到底たどり着けない僕は、氏の死を惜しみます。
合掌。
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