夢想庵
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2005/05/06(金) 今日は二本
映画三昧と決めたからいいのだけれども。

今日観た映画。

「スターウォーズ・エピソード2」ジョージ・ルーカス監督
いやー、王道ですね。メチャ楽しかった。
映像がスゴヒというのはそれはそれとしても、それに負けないくらいに
話が壮大でしっかりしとると思います。
細かい批判批評はあるのかもしれないけど、安心して見られるタイトルですねえ。

でもなんていうんだろう、「うおー今から映画観るぞー」っていう期待感の膨らみは
EP4/5/6と言うのか、ルークスカイウォーカー編のほうがあるような気がします。
何が違うのかなぁ。

ともかく、その後の話に繋がっていく台詞や演出なんかが多くて、
「歴史」を見ているという感じがしました。
マトリックスとかもいいんだろうけど、ムービーオブムービーって言ったらやっぱスターウォーズなのかなー。

それを見た後、少しゲームをやって暇な時間を過ごした後
雨降りの中、ビデオを返却に行って次の5タイトルを借りてきました。

ラインナップは
「ロスト イン トランスレーション」
「ニューヨーク セレナーデ」
「永遠のマリア・カラス」
「ロック・ストック・トゥー・スモーキングバレルズ」
「21g」
なんだかラブロマというやつが多め?
ジャンルにこだわり無いとこういう事になっちゃうんですねえ。

僕はこだわりだとか「これが好き」ということをハッキリするのが苦手なのですが
それに対してある人が、こだわりというか、何かを好きと言ってしまうと
それに付随して責任みたいなものが生まれると思います、ということを言っておられました。
確かに、そうだと思います。
そういうモノから逃げてるのかもしれませんね〜。
人に対してでも、そういうの表明しちゃうと発生する「責任」みたいなのってありますし、
おらぁしらねえよと、飄々を気取る(や、気取っているわけでは御座いませんが)のも
それはそれで孤独という責任を負わなければならないのかな。
責任、て言葉のせいでわかり難くなっちゃってるな。
まぁ、置いといて。


帰ってからの一本
「ロストイントランスレーション」ソフィア・コッポラ監督

コマーシャルの仕事で東京を訪れていた映画俳優の主人公が、東京での孤独な時間を過ごす。
時を同じくしてカメラマンの夫の仕事について来た妻も、夫が仕事に行っている間に東京の孤独を噛み締めていた。
そんな二人がであって云々、というかんじですわ。
でも、最後までいっちゃわないし、なんというかほんのりとしたせつなさだけを描いた感じです。

この監督の前作は「ヴァージンスーサイズ」ですが、もうタイトルから暗そうです。
とはいえ、映像が女性ならではというのか、ふわーとした柔らかい光だったので
ちょっと気にはなっていますがまだ見ていません。

先に二作目となるこの映画を観たのは、他の映画の頭に入ってる作品紹介のときに
はっぴぃえんどの「風を集めて」という曲が挿入されていたからなのですが、
実際には途中のカラオケルームのシーンで他の部屋からヘタクソな唄で流れてくるだけでした。
どーなってんの。

光のトーンもカメラの絞りを絞りまくり〜な暗さでした。
この監督さんには日本はこんな暗く見えてるのかな。

「ゲームセンター」や「カラオケ」や、コマーシャル写真の撮影の現場のシーンがあるのですが、
外国の人から見たらそう見えるのかもしれないけど
日本人として見てて本当に居心地の悪い気がしました。
カラオケの後の空虚な疲れというか虚脱感なんていう
皆解ってるけど口に出さない事をわざわざ表現してくれちゃって、
東京ちゅうか日本の空虚さも表現してくれちゃってて、
思わず「ごめんなさい!」と言いたくなりました。
英語の発音の下手さとか再三描かれてたし。勘弁してくださいょ。

女流監督ということもあって、ロマンスにしても描き方が男とは全然違うと思います。
「ここで男がこうだったらもっとロマンチックなのにな〜」というような、
ある意味少女的なモノの見かたなような気がします。
そういえば前作もそんな雰囲気でした。
アクションが好きとかそういう漢どもには見れたもんじゃないとは思います。
僕は、外国人とその国の人つまりここでは日本人、男性と女性、
というような考え方のギャップみたいなものが感じられて面白かったですが。
そういう相対的な価値観の違いの色々なタイプのサンプルみたいなものってすごい好きなんですよね。
だから、解りきった事でも違う光の当て方をしたものとかは改めて面白いと思います。
そういう意味で、面白い映画でした。
盛り上がり無かったけど。


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