夢想庵
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2005/05/21(土) うろうろ
今日は二十一日。
という事で、また四天王寺の市に行って来ました。
目指すはドライフルーツです。

午前中をゆっくりして、昼前から梅田へ。
お昼ご飯をビルの上の方の中華料理屋で食べました。
スープ、ご飯、サラダと三品程の海鮮定食840円。
上のほうといっても12階程度で、周りに高いビルが多い事から眺めがとてもいいと言う事は無いにしても、
店内の作りもしっとりと落ち着いていて、イイカンジのお店でした。
そのビル自体が寂れている事から、場所は駅から近くて便利なのに、知らない人は多そうです。
梅田駅前第一ビル12F「老房」、三ノ宮にも同名の店があります。
店としては三ノ宮の方がナイスです。

その後、電車に乗り四天王寺へ行きました。
やはり気温も上がってきた事から、お店も少しずつ傾向を変えています。
古物の店は変わりませんが、甘酒を売っていたお店がところてんとわらびもちの店になっていました。
コナモンの店も数を減らし、冷やしパインの店になってたりします。

目指すドライフルーツ屋も三件に増えていました。
前に買ったお店を探して、そこでマンゴーとストロベリーを購入。
マンゴー300gと苺200gのつもりだったのですが、おっちゃんの口車に乗せられマンゴー1kgと苺300gに増えちゃいました。
まぁ、日持ちするって言うし・・・と無理やり自分を納得させてます。
今日は同行の人が居たのですが、やはり自分とは違う視点で店や物を見るので、その違いが面白かったです。

僕は割りと物をじっくり見るということはせずに、その場の雰囲気だけを味わいます。
食べ物関係は少し見ますが、アクセサリーなんかはサッパリです。
これまで、シルバーのお店とかでも立ち止まったりはしなかったのですが、
今日はちょっとジックリ見てみたりして、それはそれで面白いものです。

一通り見て回った後に日本橋に行き、ぶらぶら歩いた後、道具屋筋へ行きました。
目指すものは無かったのですが、なんとなく好きな商店街なので、歩いただけでも楽しかったです。


同行の方が、堀江に行ったことが無いということで、すこしブラブラとしました。
堀江は洗練されたファッションのお店や、感じのいいカフェギャラリーや、インテリアショップ、
その合間に昔ながらの食堂が点在する、大阪でもハイセンスとされる若者が集う街だそうです。
普段僕はこういうところには来ないのですが、来たら来たで、雰囲気は楽しめます。
ただこういうところのお店の服とかって高いから、
自分の中で服の順位がそんなに高くない僕には手が出にくいのですよね。
カコイイのう、と思うのは沢山あるのですが。

ギャラリーも多い事からか、街に居る人たちも、その隣町のアメリカ村と言われる雑多な場所に比べて、
歩く姿に志向性と言うか目的があるような雰囲気があります。

居る街と訪ねる街との違いというか。

その後、件のアメリカ村を少しかすって北へ向かい、南船場エリアへ行きました。
ここは、堀江エリアよりも少しだけ年齢層が高い感じで、同じく、ファッション関係の店が多い所です。
ちょっと休憩したかったので、お仕事で一回行ったパティシエさんのお店にケーキを食べに行きました。
これもまた普段は行かない類の店ですが、同行者が居ると行動に幅が出来ていいのかも知れません。

僕はバナナなんとか(上からバナナのムース・薄くバナナ、バニラムースの順で重ねているモノ)を食べました。
考えてみればコレにコーヒーつけて1000円というのはエライ事です。
ただ、ベラボーに美味しかったのと、
けっこう歩いた後の甘いものとマッタリした時間というのは、それだけの価値は十分にあった気がします。
また行きたいお店です。

そこから電車に乗り梅田へ出て、CDショップを覗いて久々にCDを購入。

細野晴臣「ナーガ」
僕が、そのセンスを絶対的に信用している氏のアンビエントミュージックです。
民族音楽のテイストも織り交ぜた、静かな、そして、深みのある音楽です。

ジャック・ジョンソン「In Between Dreams」
ラジオで流れていてイイなぁと思ったので試しに購入。
アコースティックギターと氏の爽やかな澄んだ歌声を主軸にした、
とても温かみのある、ソウルフルなサーフミュージックです。
ジャケットデザインからそうなのですが、夕方頃、人も少なくなったビーチを彷彿とさせる音でした。

ゆらゆら帝国「Sweet Spot」
いつのまに出ていたのか知らなかったこのバンドのCD。
視聴してみて即断で買いでした。
学生の頃は結構聞いていたのですが、今は音楽自体が少し疎遠になっている事もあり、
久々だったのですが、ロックバンド、ではあるものの、そのジャンル確定不能なほどのセンスは健在でした。



例えば、ハードロックが好き、メタルが好きと、ジャンルで固定してしまうのは解りやすくていいのですが、
もしそれにこだわってしまうと、クラッシックのコーナーにあるエリックサティには出会わないかもしれません。
僕は人とも物とも縁が大事、だから求めるより出会うのがいい、と思っています。
こだわりを持つのはいいと思いますが、他人に表明してしまうと、それは何か妙な限定にしか繋がらなくなる気もします。
ジャンル分けは、ソノモノの一つの表現であってソノモノではなく、
突き詰めて言えばソノモノとは関係が無い、とも言えると思います。
勿論、好みの傾向はあるのかもしれませんが、それが自意識による自分の好みの断定で無いとは言い切れませんしね。


ところで、ボノボというバンドが良いです。
日本のバンドで、去年の夏の「あの言葉あの光」という曲が夏の終わりのイメージでとても良かったのですが、
最近シングルで出た「Thank you for the music」というのもサイコーです。
来月には両方の曲が入ったアルバムが出そうな気配。
フィッシュマンズ等のような、漂うような水の中に居るような、そんな音が好きならば、お勧めかもしれません。
HPもありますので興味があればどうぞ。

2005/05/20(金) やろーのいばしょ
仕事で街中のある商業ビルに行きました。
そこで少し手の空いた時間に、なんとなくエレベーターの各階の店舗案内を見ていました。
そのビルは十階位までが店舗用のフロアになっているのですが、上部の飲食関係以外は、
殆どがファッション関係のお店で、九割以上がレディスの店でした。
メンズのお店は、あったとしてもレディス&メンズという店でのみ、メンズ専門店はありませんでした。
つまり、そのビルは殆どが女性の使うお金でビジネスとして成り立っているということなのです。
(オトコがお金を払うにしても女性が「遣う」として)

考えてみれば、街中を歩いていてもファッション関係と言えば女性向けが多いと思います。
飲食の関係にしても、割と女性向けに造られた店舗が多い気がします。
ランチの時間に美味しそうなコジャレた店に行くと八割が女性です。
その他の娯楽施設や、本・映画・音楽等の店は、男女の別はほとんどありません。

そこで思ったのですが、男は一体何処へ行くのでしょう。
日本橋の電気街なんかは男は多いですが、それもジャンルが偏っています。

今、雑誌なんかを見ても女性誌というものが多いように見られます。
それは、当たり前の事として、市場としてそれだけ成立するからなのでしょう。

では男が買う雑誌は?

僕が一番に思いついたのは、映画や音楽やそういった「ホビー」のものなのかなと。
ビジネス誌にしても、仕事で「やらなくていはいけない」の枠を越えている限りは、ある意味の趣味となるように思えます。
そういう、趣味という他人に対して表現するよりも自己の中に蓄積する、
言うなれば、埋没していく類のものが、今の男の行き場なのかとも思いました。

だから、ファッション等の様に、例え趣味的ではあっても、そこに第三者の視線が必要なものは
そもそもが(店だとかその知識だとか)表に出る傾向にあるのかなと思いました。
中古レコード屋さんなんか、雑居ビルの一室でひっそりやってるお店なんかが多いですしね。

そこに居るのは大部分が男の客です。
ファッションみたいに側を飾る能力・センスに関して男が女性に適うわけは無いと思います。
つまり、女性は外に、男は内に居るという事なのでしょうか。

等と、インドア派な僕は言ってみるのでした。


今日は映画を観ました。
「シービスケット」
競走馬の話です。
面白かったのですが、なんというか、競技というものがあまりメリハリつけて描かれていなかったような気がします。
レースの展開もよくわからなかったです。
登場人物も顔を覚える前に消えたりして良く解りませんでした。
それぞれの感情の表現もちょっと伝わりづらかったです。
ただ、主人公の馬のオーナーになる、ある富豪の再婚相手の顔がとても印象的な美しさを持っているなと思いました。
昔の「銀幕の美女」に通じる、画面に映える美しさというか。
出てくる意味が取り立ててないのに、目が引かれる不思議な顔立ちでした。

2005/05/19(木) 思い返せば
昨日のあのおっちゃんは、今やなんとも珍しい事に、僕を啓蒙しようとしてたんだなと、今になって気づきました。
珍しい体験です。
でもないのかな。

キムチと一緒に醤油と、あと面白そうな本を二冊と微妙そうな本を一冊貰いました。
今、夢野久作氏の「ドグラマグラ」を読んでいたのですが、ちょっと中だるみした事もあり、
その貰った本へと浮気中です。
「本」であることを意識した、とても面白い作りで、
これまで割と素直な作りの本ばかりを読んできた僕には、新鮮で楽しめます。
前書きに澁澤龍彦氏が文章を寄せている辺り、時代性が伺えますが、それはそれとしても楽しんでいます。
ハテサテどういった締めがあるのか今からドキドキです。
読み終わった後の僕の状態も含めて。


今日仕事の関係で、四月に出来たばかりの世界のビール中心のキッチンバーに行ってきました。
そこでイギリスのビールを味見させてもらったのですが、これが非常に美味しかった。
昼間から、しかも仕事中に飲むと言う背徳感も相まってのことなのかとも思いますが、
一口目を口に含む瞬間に、夜には感じない酩酊感があり、少し不思議な感覚でした。
イギリスのBassのペールエールというものらしく、とてもフルーティーで飲みやすく、
喉越しも爽やか、コクとはまた違った存在感のある良いビールでした。
けっこう有名なモノらしいので探せばすぐ見つかるかもしれません。
プライベートの時間にでも行ってみたいと思いました。

なんてったって、もうすぐ恐るべき夏ですからね。

2005/05/18(水) おっちゃんの話しは長い〜
この日は仕事も明日以降の準備に終止してて、終わりの時間も早めでした。

こないだの日曜日、飲みに連れていってくれた方が、キムチあげるから取りにおいでと言っていたので、
仕事が終わってからそこへ向かいました。

その方は、仕事場からもそんなに離れ禎ない所で、焼き物中心の器屋さんを営んでおられます。
もともと大阪の方ではないのですが、大阪の事にかなり詳しい方で、
そのキムチも大阪も南の方の韓国食材店でわざわざ買いに行ったものだそうです。

それを受け取って帰ろうと思っていたのですが、まぁあがりなさいとのことで、店の奥へお邪魔しました。
そこからずっとお話をしていたのですが、気が付くと二時間経っていました。

かなり博識な人で、若い頃にも色々な国を放浪して、学生闘争の最後の辺りの世代で、
語る事も嫌いではなく、何より人間が好きだとの事で、色んな事を言われました。
その人はお酒を飲みながらだったので話がとび過ぎて時々何言ってるのか解らなくなった事もありましたが、
世代間の温度差も含めて、まぁまぁためになったとおもいます。

ただ、その世代の特徴なのか、言葉で人がどうにかなると信じている感じはありました。
もちろん、言霊という言葉もあるくらいですし、影響は大きいのですが、
とはいえ、色々な深い話を聞かされても、受け取る側との共通の言葉が少なければ
なかなか通じる事もありません。
あとで考えてみれば、話のテーマみたいなものは一貫してはいるのですが、
どうにも知識というか、そういうものに頼っている感じがしました。
知識を深め、一つの事柄をより深く認識するのもいいのですが、絶対的な評価尺度があり得ない限り、
それが真理かどうかなどは信じる信じないの問題にしかならないような気がします。
だから、その方の話の中でも、知識による裏付けが多々見えました。
でも、例えどんな知識がある人でも、死ぬ時の満足感にその知識の多少が関わっているようには思えません。

その方の姿勢も思想も、その時のぼくに対して言われた話にも、
受け取るべきものは沢山有ると思います。
全てを受け取ろうとも、受け取れるとも思っていませんが、感じた反論(言ってない、このへんヘタレ)も含めて、
面白い時間だったんだろうなと思います。
眠かったけど。

2005/05/17(火) 日記さぼりがち〜
後で後でと思っているとどうにもその日の印象って忘れます。

最近少し腰が痛いです。
仕事で重いものを持つのもあるけれど、何よりメンテナンスがなってないのが原因なのでしょう。
パソコンで作業する時も座椅子で座っているのですが、クッションを腰に当てて入るものの、
どうにも具合がよくありません。
前々から思っていましたが、ちょっとPCのほうから離れようかとも考えています。
何よりも、ネットゲーム。
何故だか楽しいこの時間、どうしても長時間に及んでしまいます。
そこでできた人間関係も大切ですが、でもちょっと長期的に見ると悪い影響もチラホラ見えます。
まぁ、そこまで大袈裟ではないにしても、この腰の痛みは嫌な予感がします。
なので、しばらくお休みしましょうかね。

って、どんだけ我慢できるかな〜。
コレ書いてるのは木曜日。
今週いっぱいやってあとお休みの方向で考えようと思います。

2005/05/16(月) くらくら
朝方ちょっと昨日のお酒が残ってて電車でも少しクラクラしました。
残るほど飲むようじゃまだまだだな〜と反省。

トコロデ、最近、芋焼酎がしみじみとウマイと思うようになっちゃいました。
これは大変。
両親共にお酒は飲みますがせいぜいの所、晩酌にビールを二人で二三本程度。
いまや家で、一番の酒飲みは僕と言う事になってしまいました。
元々強い事もあいまって、時々、酒量がえらいことに。
とはいえ、人と飲みに行くと言う事は少ないので、一人で飲む時はたかが知れてますが。


クラクラのせいもあってか機材を機材庫から出し入れしている時に階段で足を滑らせてしまいました。
たいした事は無かったのですが、人前だった事もありカナリ恥かしい。
気をつけねば。


金曜日の仕事の出来が今日になって解ったのですが、なんとかなってて一安心。
僕の仕事は結果が出るまで少し時間があって、やりなおし〜というのも殆ど利かないので、その間はいつでもドキドキです。
ただこういう緊張感というのはいいもので、自分だけでは出しにくい集中力が養える気がします。
一生今の仕事なつもりもないけれど、なにはどうあれ、
そういう体験的な事が自分の中に蓄積されるのはいい事だと思います。

2005/05/15(日) のっぱらいです
昼間はゲームやってました。
暇人万歳。

ドリームキャストのデスピリアをクリア。
途中は面白かったけど、解釈によっては夢オチと同じジャンとつっこめそうな終わり方でした。
敵とかウニョウニョ動いて楽しかったけど、今思えば逆にチャチな感じが無きにしも非ず。
とはいえ、このタイプ、アドベンチャーというのかな、
こういうゲームはちゃんとやったのは初めてだったので新鮮な気持ちでやれました。

その後、少しPSOBBに。
短い時間しか出来なかったけど、会いたい人に会えたし楽しかった。
もちょっとやっていたかったけど、夕方から仕事で知り合った方のお誘いで飲みに行きました。

誘ってくれたのは、僕の親と同世代位の夫婦の方ですが、話もとても面白く、
料理もよかったし、店の雰囲気も良かったし、とても楽しかったです。
かなり砕けた感じの二人で、こっちの年齢を踏まえたうえでの、けして硬くは無く、
とはいえ参考になるなぁという面白い話が沢山出ました。

遠慮するなと言われて遠慮なくお酒と料理を頂いてお礼を言って帰宅。
いい一日だったと思いました。

2005/05/14(土) 映画でふー
一日家に居ると天気の記憶があまり無いです。

この日見た映画。

「X-メン2」
見ている最中はとても楽しいのだけど、
思い出して何か感想を書こうと思ったら何も出てこないのってなんでなのしょうか。
続きがあるぜ〜〜っていう作りに結構ウンザリしてるからかなぁ。
次回へのヒキもいいけど、すっきり終わって欲しいですねえ。

アダマンチウム(えらい硬いらしい)の爪を持つウルヴァリンさんの感情的なところが一番描かれていて
ファンにはたまらんのだろうな。
とはいえ、アニメとかコミックのほうがかっこいいと思うのはなぜなのかな〜。
いい映画だとは思うんですけどねえ。

とはいえ、スピーカーが目まぐるしく音をあちこちから投げつけてくれるのは楽しいもんです。
もっといい音になるようにセッティングしなきゃなぁと思いました。
ってコレ映画の感想じゃないな。
まぁいい。


「The Rock」
知り合いが絶賛していたのでもう一回見てみようと借りてきたモノ。
たしかにいい映画でした。
二時間の時間の長さも感じずに終わった感じです。
これぞアメリカ映画!みたいな気持ちよく娯楽として見られるものでした。

アメリカ軍部のやり方への不満を爆発させた海兵の将校がクーデターを起こし、
部下達と共にTheRockと言われる監獄島に強烈な毒ガスをしこんだロケットとともに立てこもる。
ロケットの照準はサンフランシスコ。
100万人の人質をとり、要求するのは百億ドル。
それを阻止するべく、FBIの化学兵器の専門家と何十年と幽閉され続けてきた元英国諜報員が島へと向かう。

固有名詞忘れまくってるのでこんな感じですわ。

端々にカッコいい画があり、近年の日本の漫画等でもマネをしているシーンがけっこう目に付きました。
それだけ影響力のある作品だったんですなー。

絶賛していた方が「漢ならとにかくTheRockを見ろ!」と言っていたのが頷ける熱い映画でした。


「12人の優しい日本人」
陪審員制度を扱ったコメディタッチの映画です。
脚本が三谷幸喜氏。
シーンが殆ど変わらずに、やはり演劇ぽさが強い一本。
まったくもって会話等のコミュニケートだけで話が進み、しかも間延びを感じず、
終わった後のスタッフロールもずっと眺めてしまう作品でした。
脚本ばかりに目をやって監督さんに触れないのは失礼なのかもしれないけれど、
割と最近の三谷氏の作品「笑いの大学」もシーンの転換が少ないにもかかわらず
時間の長さを感じさせない面白い映画でした。

もちろんのこと、映画として、オハナシとして面白く見せるために多少のデフォルメはしているものの、
あーこういうキャラクターの人いるなぁとか、う、僕もこういうところあるかもとか
そういう日常的な特徴を持った人々ばかりが登場して、その上で会話がテンポ良く進み、
過不足無く、最後には本当にスッキリと軽い感動を残して終わってくれました。
こういうオハナシ考えられる人、尊敬です。

アメリカの映画で13人の陪審員とかいう似たような題名の作品があって
それが似たような内容ではあるらしいのだけど
たとえ、基本の設定や話の筋を真似していてもコレはコレで一つの独立した作品だと思います。
本家はシリアスらしいし。
コミカルなほうがかえってシリアスな事もありますしねえ。

最近の中では僕的にかなりのヒットの一作でした。


映画観終わってゲームをしたりすると、一日中目を使っていたためかクラクラしました。
こういう日はゲームやっちゃいけませんねえ。

2005/05/13(金) 十三日の金曜日でした。
今日のお仕事はけっこう大変でした。

初めに手伝いとしての仕事場へいってセッティング等をした後に、自分の仕事の場所へ。
それもけっこう大変で、集中力も体力もカナリ使いました。
そして初めの場所に戻って手伝いをした後に事務所へ戻って月曜日の準備。
ひさびさにヘロヘロになりました。

僕の仕事は、上にも書いたように、技術職ではありながら肉体労働の性格も強く、
ハードではあるとおもいます。
一人で動かさないといけない機材なんかも多くて腰にも来ます。

等と書いてはいるものの、過ぎてしまえばいつものごとく、まだもっとやりようはあったなと反省もあったりします。
「しんどい」というのが自分の甘えなのか本当にしんどいのか、自分ではなかなか判断がつきにくいです。
そういうぶきっちょな人が多いから仕事中に倒れるとか言う事も起こるのかもしれないけど、
実際、まだいけるんじゃないか?とか思うのでしょう。

自分の身にふりかかるまでは解らないですしねえ。

僕はどうやらカナリ、タフな体を持ってはいるようです。
だからというわけでも無いけど、けっこう体のメンテナンスは怠っています。
これがいつかは不調の原因になってしまうのだろうなとは思います。

自己管理できる人ってすごいですねえ。



ところで、DVDを返却に行きまた借りてきました。
ラインナップは
「ザ・ロック」
「X-メン2」
「S.W.A.T」
「12人の優しい日本人」
「シービスケット」
さー、見切れますでしょうか〜。

2005/05/12(木) 本の人
知っている中では日本で最大級のビブリオマニア・荒俣宏氏の本を読み終えました。

短編小説集で、ストイックな意味での「本」としての魅力は無いモノなのでしょう。
文庫だし。

僕が知識に興味ないとうそぶくのは、ある意味の戒めで、
それは割と程度の低い知識人からその知識の放出に伴い自意識の悪臭がする事があるので
それを嫌っての事なのです。

つまり、何か表現したい事がある上でその知識が必要であり、それを得て消化し
そしてあくまでも一種の「体験」としてその人の中に蓄積されたような物であれば
それは本当に、尊敬に値する宝だと思います。
例えば、あるサイトの管理人の方が、あるオハナシの中で、
「違う星の人」という事を表現したいが為にフランス語を勉強したという話をされていました。
そういうものが、本当の知識なのだと僕は思うのです。


京極夏彦氏が京極堂シリーズのある話の中で、
主人公・京極堂に「本当の知識人というのは、あの人の様な人の事を言うのだ」
と、語らせるある学者がいるのですが、
恐らくそれは荒俣宏氏をモデルにしたイメージの人物なのだと思います。

それほどに氏の知識量には底が見えず、自意識の悪臭も感じず、その知識を織り交ぜた
楽しいフィクションとしての嘘もあり、小説としてとても良い物でした。

南方熊楠とシャーロック・ホームズの探偵対決なんかどうやったら思いつくのかと感心します。

5月絵日記の続き


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