|
2005/06/16(木)
オハナ〜
|
|
|
昨日と同じ仕事の続きなのですが、フラワーアレンジメント教室なるものを覗いてまいりました。
ただ花を花瓶に生けるだけではなく、ロケーションなんかも考慮に入れて 一工夫二工夫するのが趣旨のようです。 少しばかり時間とオカネに余裕のありそうなマダムも居たりして、 ウーンとか思っていましたが、これはこれでなかなか。 花束にリボンをつけるセンスの発展なだけなのですが、ゴテゴテしすぎてやな感じのもありましたが、 こういうところでもキラリとひかる飾り付けをされる方も居て、なかなか勉強になりました。
ところで、漫画家なんかでも妙に迫力のある花を描く人が居たりします。 写真にしても、花の写真を面白く撮れる人というのが、ある種の特別なセンスの持ち主として居るような気がします。 花のグロテスクなまでの生命感をリアリティもって表現できる人としては、 知っている中では漫画家では松本大洋氏、写真家ならアラーキー氏が筆頭だと思います。
僕は、ラクガキも写真もたしなむ程度に触れますが、彼らに見えるような花を見たことはありません。
ゴッホの絵のタッチは独特ですが、彼にはああいう風に景色が見えていたのだろう、という評を読んだ事があります。 空や花や人を描く時に、じっとそのものを見つめる目にあのタッチの元になるリアリティが写っていたと言うのです。
それが僕には「理解」できないように、松本氏や荒木氏の目に映る花を「理解」することはできません。
ただ、その感性の差、嫉妬のようなものを込めて「差」と言いますが、 その「差に」愕然とするのです。ナム。
|
|
|