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2005/06/02(木)
イワシのチカラ?
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昨日の続きみたいな物ですが。
近年、イワシが採れなくなってきているそうです。 少し年配の方は、あんな安物の魚が・・・と値段の高騰ぶりを嘆いています。
僕が子供の頃、家族で海に出かけ、僕はゴムボートで海の上をプカプカ漂っていました。 海用のゴーグルを着けて体を乗り出し、顔だけを海水につけて海の中を覗きつつ、 手に持った小さな網で見えた生き物を捕って遊んでいました。 そしてその時、小さな透明がかった小魚を捕まえました。 すぐに浜に戻って、父に見せようと持って行きました。 その短い時間の間にその魚は死んでしまいました。 それを父に見せたところ、父は、 「それはイワシの稚魚だ。イワシは生命力が非常に弱くて、稚魚なら触れただけでも死ぬらしい。 だから魚に弱いと書いて鰯と言うんだ」と教えてくれました。
その生命力が極めて低い魚が捕れなくなってきているのです。
鰯・・・絶滅しちゃうのでしょうか。
蛇足ですが、藤子F不二雄氏の短編に、 ある老年の占い師がある予知をしたことから自室に引きこもるようになった話があります。 その老人のオハナシの最後の一言。 その孫に向かって 「もうオマエに予言してやる未来が無いのだよ・・・」 と言うのです。 老人曰く、「滅亡が確実に迫っているのに誰も騒ごうとしない」
僕自身を含めて、その無関心さはなんなのでしょうか。 その無関心さは何なのでしょうかと言える、その無関心さは何なのでしょうかね。
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